30-15. 体バラバラ無双 ~クソ女神のせいで体が7つに分かれてべつ転生したから、手探りで合体しに行く~ →体探し異世界版
★三行
江鯛岐は、飲み会で泥酔し、そのまま赤信号でトラックに轢かれて異世界転生し、女神から「死なないスキル」を貰う
喜んでいたら、転送中の女神が上司の神から呼ばれて急遽不在になり、顔、左腕、右腕、体、左足、右足、下半身+突起物の7が別々に転生した。
分離しても体は謎ワームホールで繋がっているので、一部が冷たかったり暑かったり、食われてたりで苦労しながら7つを集めるのだった。
★一言
→体探し異世界版
★五頁プロット
手だけ、腹だけ、顔だけが単独で出ていて生きていたら、異世界でどうなる? という考察転生。
まあそういう設定はあると思う。デュラハンとか首探してるし。
このプロットで面白くするところは、「顔以外の視界や聴覚は、スキルレベルアップで情報を得らえるようになる点だ。
例えば左腕。基本的には曲げて伸ばして、指でニギニギするしかできない。
そしてどこにいるかも、何されているかも触覚頼りにやるしかない。
だが転生後に「死なないスキル」により、食われても蘇生してまた同じところでリスポーンする。
死んだり偶然モンスターを倒すたびにレベルが上がり、「視覚取得」や「聴覚取得」を部位ごとに設定できるようになった。
まず左腕に視覚スキルを付与する。すると、左腕の肘の左右辺りに「ウサギ」のように左右に目らしき球体がニュット出て見えるようになる。
すると、左肘の真正面には左手が。芋虫にょっきのように、曲げては伸ばしてを繰り返し、酔いながらも刃物を拾って地を這う虫を狩るようになる。
こうして、他の部位も同時進行で進んでいく。
左足は浅い海に落ちて、下半身は何故か異世界寺院に拾われて神と崇められる存在に。
右手は極寒の雪山で、凍死寸前、上半身は亜熱帯のサバンナに放置等、凄いことになっている。
この1体で、ワールドツアーをしている状態なので、ある部位は熱く、
ある部位は冷たいという感じで、視覚聴覚を各部位に付与しつつ、その部位が「拾った主や友達人間」と指コミュニケーションを取って、「7つの体の連結」を目指す。