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29-19. イマジナリーフレンド無双 ~性格分離スキルで自我を増やしたら脳内喧嘩になって1つだけ残った俺は無双する~ →脳内バトルロワイヤル

 ★三行

 足立義男(あだちよしお)は、弱気で受け身で歓迎会で一気飲み強要されて中毒で死亡した。

 女神から「性格分離」スキルを貰って転生し、さっそく「泣き虫の俺」を分離させたら気持ちが軽くなって別人格が脳内に現れた

 怒りっぽい俺、慢心の俺などを分離させて弱点のない自我を得たと思ったら、怒りっぽい俺が暴走して弱気な俺を砕いて取り込んでしまった


 ★一言

  →脳内バトルロワイヤル


 ★五頁プロットと感想

 この物語は、異世界転生した足立が猫耳奴隷メイドに拾われてベッドで目覚めるまでの物語である。


 異世界転生してチートスキルを得るまでがテンプレなのだが、このスキルで「弱い自我」を分離させると、脳内で別人格となって、異世界に転生したからだを力関係で支配して各自我がコントロールするようになる。


 最初に分離した「怒りっぽい俺」が、多重人格で分離してしまった混乱で泣き出してしまい、怒りっぽい俺がブチ切れて脳内で殴ってしまう。


 それまでは、生みの親である足立魂が「優先権」を持っていたため、他の分離した弱い俺は従うしかなかった。


 しかし、7等分 (俺、怒りっぽい俺、泣き虫の俺、慢心の俺、怠惰の俺、強欲の俺、絶望する俺)した中で、怒りっぽい俺が泣き虫の俺を殴ってオーラを吸収した時に力関係が変わってししまった。



怒りっぽい俺「そうか、これが吸収か……俺が個々で一番強いなら、俺が操作しても良いよなあ! お前ら!!」


足立「!? ま、まて俺のチートスキルでお前たちが分離したんだ! 俺が管理する!」


怒りっぽい俺「なら今殺し合いしようや。御託は要らねぇ、ほら来いよ! ああん?」



足立 oO (やばいよやばいよ。あっちは泣き虫俺を取り込んで倍のオーラが見える。今の俺じゃ描てねぇ )


慢心の俺「俺勝てっかなー、このバトルロワイヤル」

怠惰の俺「はぁ、もうどうでもいいよ。オコ君が決めてよ」

強欲の俺「あっその権利俺がほしいー!」

絶望する俺「だめだー、もうだめだー」 (ぼのぼの的な)


足立「まて! 他の4人も協力しよう! オコ俺が暴走するなら、1対6になればアイツも手が出せない!」



慢心の俺「えーやだ。俺で十分だ」

怠惰の俺「まかせる。俺は寝る」

強欲の俺「なら俺に全権利よこせ!」

絶望する俺「おしまいだぁー」 (ぼのぼの的な)


足立「おまえら……いい加減にしろよ! はっ!?」



そう、足立が起こっているこいつらは、全部自分から分離した物でありその見下した対象は「自分自身」だった!


足立「そうか……俺自身だったか。なら……」



この辺りから、分離した残り5つの分離自我とは違う、本人知略で美味く協力と欺きを使って1対1

になる。


絶望→足立に飲まれる


強欲→怒る俺と意気投合で吸収される


怠惰→無関心だったが、面白そうな方に賭けて足立について吸収される


慢心→裏切ってオコを騙そうとするも失敗、怒った俺を避けるように足立について吸収される


最後にオコと足立でガチの脳内殴り合いをして、オコ2つから「強欲」を追い出して吸収して決着。


オコを全て取り込んで、最初の分離前に戻って良かった。じゃあ俺の操作をするかと自分のアイを見た瞬間、既に「謎の天井」が見えていた。



その直前までは、転生後の森の中だった。そこから脳内喧嘩して、倒れたと思ったら家の天井。


どういうこと!? と足立他、吸収された魂が驚いていると、なぜだか足立は操作できない。



「あ、おきたにゃん! 異世界の方、ゆっくりしていくかにゃー!?」


と猫耳メイド奴隷エルフ巨乳というテンプレに救出されて介護されるシーン。


「え、あ……。じゃあお言葉に与えて……」


「何で泣いてるニャー?」


「いや、ちょっと色々喧嘩があってね。僕は僕らしく生きることにしたんだ」


「そっかにゃ。じゃあぬぐにゃ。ケガしてるから直してあげるにゃん。あとごはんも」


「ありがとう。猫耳メイドさん」




脳内足立「ちょまてよ! 俺じゃねーよ!! 誰だよ俺を操作している奴は!!」


脳内オコ俺「あ? 元の奴じゃないのか? なら……」


脳内強欲俺「ってか一つ、いなくねぇ?」


脳内慢心俺「いや、全員揃ってるだろ。大丈夫、大丈夫」


脳内絶望俺「これ、最悪のパターンでは?」


脳内怠惰俺「どうでもいいわこんな物語。さっさとおわらせてー」


6魂「ああ!!」



泣き虫俺「じゃあ、そういうことで僕がこの体を守るね。君たちだと崩壊しそうだから」


足立俺「おーい! キャラ崩壊しているぞー! 泣き虫じゃなかったんかーい!」


泣き虫俺「ふぅー、すっとしよ。混乱しそうになると、泣きわめいて頭を冷静にすることにしているんだ」


足立俺「マジかよ……じゃあ俺たちどうなるの?」


泣き虫俺「さあ?」






END. なんと、一番最初に離脱した泣き虫が操縦席を握れる仕様だったというオチ。

飛行機の助手席のように、一度入ってロックしてしまえば、乗客室にいる6魂はなにもできない。


泣き虫足立は、泣き虫ながらもスッキリして謝を冷静にする知略を使って、魔王戦を攻略していくのだった。


一応、困った時は泣き虫俺が脳内6魂に相談する場合もあるが、常に操縦席は渡さない。

残り6魂は道中で無双ハーレムする泣き虫に対して、上手い事引き釣り出して6等分(泣き虫だけ除く)でローテすることで内部では話はついていた。

操作している泣き虫俺にはその話し合いや意思は伝わっていない。


2部目では、泣き虫俺が魔王を倒して凱旋中に、上手く騙して6人が泣き虫を引っ張り出す知略話にしよう。






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