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29-15. 乙女シール ~善行をすると半日言うことを聞かせられるシールを作るスキルで恋を成就します~ →女性版ギアスシール

 ★三行

 小野紗枝(おのさえ)は独身OLのまま事故死して、イケメン天使に異世界で恋したいことを懇願したところ「乙女シール」スキルを貰えた

 貴族階級で没落寸前のアンリ家の末柄に生まれたテナとして転生し、18歳のころに大けがによって小野の前世とスキルを思い出すのだった

 心からの善行をして1日3枚得て、書いて貼れば半日操れる乙女シールを使って没落一家を救いに恋をするのだった


 ★一言

 →女性版ギアスシール


 ★五頁プロットと感想

 小野が気づいた時、貴族の令嬢テナ18歳であった。


 そしてスキルを思い出して、善行するたびに透明の乙女シールが貰えて使い方も前世から覚えていた。


 まずは育て親のノールとアミレに試してみる。「テナの生い立ちと秘密を全て話して」、と。


 テナの出生から、実は養子であって血縁関係がない事、そして同い年の青年がいたが戦争で行って帰ってこない幼馴染がいたことを知って愕然とする。


 その後、血縁関係はなくても育ててくれた一家のため、戦争で出ていった青年ダイレを

探すために婚活を始めた。


 善行シールは最大半日聞くが、効力が強く発揮すると剥がれて消失してしまう。

 なので、強力な洗脳の場合は短時間、無意識に長期間使うためには「緩い条件」である必要がある事を知る。


 小野は一家を救うため、そして自分の幸せのために善行してシールを集め、色々な男子を手籠めにしていくのだった。



 結末は、シールによる強制であらゆるものを独占、敵対する女子すらも自死で排除できるようになったために病むこととなる。


 本当の愛には、こういう強制は不要だと、最終的にはシールなしで自力で恋の成就を目指してはいあがろうとする。



 最終的に幼馴染の青年ダイレとノーシールフィニッシュ=婚約が決まり、イケメン天使がフワッと現れる。



 「転生乙女1万人試して、君だけが自力で成就させた、おめでとう」

 「他はシールの魔力に取りつかれて、最終的には不幸に終わっているんだよ」


 と告げられて、夫婦はそのイケメン天使を見送るのだった。

 


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