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28-25. 雨森重人は晴れ男 ~ずっと雨の異世界でヤれると1日ハレルヤ神スキル~ →晴男と救世主ハーレム

挿絵(By みてみん)

 ★三行

 雨森重人(あまもりしげと)は社内旅行のキャンプで大雨の濁流にのまれて溺死し、「はればれ」を女神から貰い異世界転生する

 200万年雨と豪雨が続く異世界で、洞窟と焚き木で地中で暮らしていたが、雨回避スキルで1日晴天にして神として崇められた

 重人の晴れスキルの回復条件は「性交渉(1年間隔)」であり、村長は彼の提案を受け入れ365名の巫女を探す旅に出る


 ★一言

 →晴男と救世主ハーレム


 ★五頁プロットと感想


 カーニアン多雨事象、三畳紀、パンゲア大陸の動画

 https://youtu.be/IDhFvYl8xVY


 200万年も雨の異世界だったらどうなのだろうか?

 そりゃ作物も育たないし、濁流で土砂崩れも起きるし、体温低いとキツイ変温動物は絶滅するだろうなぁと思いつつ、そんな異世界で「晴男」が居たららそりゃ重宝されるよねって妄想から作った。


 まあ男が憧れるハーレム、エロ要素を入れるなら「ずっと雨の異世界で、やったら1日ハレルヤ!」である。


 ただし、毎日同じだと簡単に晴れちゃうので「1年間隔」という条件を付ける。

 だから、1度やったあとに明日やっても補充されない。1年経過のクールダウンを経て、ようやく2回目の晴れ能力が発動する。


 こうなると目的は簡単。365名のハーレムを気づけば永久晴れループで最強じゃね?


 と言う小学生でもわかる冒険ができるわけだ。


 最初の村、というか洞窟では20名の小さな村で既婚者含めて5名の大人の女性がいる。

 最初は未婚かつ、ミアノというエルフ娘で晴れのうりょくの「再発動」を知ることとなる。


 初日二日目は、スキル発動条件が分からず、ずっと雨の中彷徨ってエルフの谷=洞窟を見つけるまで地獄のサバイバルが続く。 (漫画的には1ページ目で終わり)


 その後、倒れた雨森を助けたミアノにいろいろ事情を聴いて、「晴れ」とか「晴天」とかの言葉自体がなく通じず、「小雨」「中雨」「大雨」「涙雨」「滝雨」「粒雨」などの雨に関する細かい言葉を知る。


 ようやく雨森は、この異世界はずっと雨で200万年続いた暗黒異世界だと知る。


 で、初回のスキル発動が上手くいって (ハレルヤ! と両手を天に掲げて叫ぶだけ)、ミアノ他、村の人達はびっくり仰天。


 あまりの晴れのまぶしさに卒倒、太陽を「日の神さまじゃああ!」とばあばも卒倒、ミアノは雨森

を「ハレルヤ神」として信仰するのだった。


 あとは翌日、また雨になり村民を全員集めた所で同じことをするも不発。 (やるチャージ1年間隔を知らない)


 やっぱり嘘じゃねーか! 神じゃない! と貶されるも、直接その晴れる様子を見ていたミアノは落ち込む雨森を支え、親密になっていく。

 村民20名のうち、唯一スキルを信じてくれたミアノのためにスキル特訓をするが、当然チャージしてないので空ぶる。

 疲弊し、泣き、徐々に村の獄潰しと嫌味を言われるようになった雨森は村を出る決意をする。


「ミアノ、世話になったな。俺はひ弱だし、低体温賞でこの温度だとまともに力仕事だってできない。ずっと支えてくれたのは嬉しかったが、もう村の皆には迷惑をかけられない」


「雨森さん、私は、私は貴方がこの世界を救う救世主だと信じています。あの神々しい能力を使えるのは貴方だけ、どうかこのまま一緒にいてくれませんか?」



 と言う感じで段々親密になりミアノの引き留めもむなしく、翌朝に旅立つことを受けいれることとなり、最後の夜に結ばれる。


 で、翌朝いつもの雨天の中、胸に抱き、別れを告げて大きい葉っぱを持ちながら立ち去る直前、雨森は試しに1000回以上、5日間やり続けてできなかった「同じハレルヤ」を気まぐれでやってみたら発動した。


 で、雨森も目が点に。2度目の目撃をしたミアノも目が点に。

 ここで1話終了。読者は条件を知らないから続きが読みたくなるだろう。


 で、2話目にはミアノはやっぱり雨森のスキル=踊りが太陽神を呼んだことを確信し、村長や村人に伝える。

 この時はミアノも雨森も「練習の末、スキルレベルが上がった」か「時間経過で回復した」と思い夜な夜なのアレだとはまだ気づいていない。


 じゃあ5日後ごとに晴れになると皆が思っていたのだが、ミアノの姉である既婚者ミドレは夜のアレを目撃していた。

 偶然声のアレを聞いて覗いてみると、そこには妹と青年、そして謎の光るオーラのようなものがチャージされる不思議幽霊現象を思い出したのだ。


 姉のミドレは最初に妹ミアノにこの事象を問い詰める。


「ミアノ、あんたあのごく潰しの不思議なモヤを見た? 何か赤い感じで変だったよ。相手をするのは勝手だけどさ、アイツはヤバいから離れた方がいい」


「えっ……お姉ちゃん見てたの? /// 雨森さんは、この世界を、外の闇を照らす神さまなんだって! それに……」


 はっと気づくミアノ。そう、1話目最後の夜な夜な後の別れの際、雨森は「赤いオーラのようなモヤ」を見ていた。

 そして天気を晴れにするスキル発動後、その赤いオーラが消失していたことを思い出した。


「神の踊りをした後、雨森さんの赤いモヤは消えていたような……じゃあ、あの日の夜にしたことが力を取り戻すきっかけに!?」


「あん? じゃあこのアイツが言ってた『ハレ』とやらは、やりゃいいのかね?」


「……わからない。雨森さんに聞いてみる」


「ミアノ、私たちはあいつを信用していない。いずれ追い出すか、犬に食わせることになる。そんな話も出ているから、あまり深くかかるんじゃないよ」


「うん……ありがとうお姉ちゃん」


 とうことで悩みながらも、スキル発動練習の踊りをしている雨森にこれらの経緯、姉の目撃談、そして夜の回復可能性について全て話した。


 元々関係が良かったこともあり、再び夜に交わり、後日「村民を集めて本当のハレ儀式」を見せようとした。



 翌日の集会で、当然不発。同じ人の場合は1年待たないとダメという制約があり、誰もこの時点で知らない。

 前日のミアノは、雨森の赤いオーラが初回と違って出ていない事を見て、

心配していた。


 村長の老人も流石に切れて、村に迷惑をかけたから今日出ていけ! と言い、別の村民も同調した。


 色々な条件があってできない、またチャンスが欲しいと村民に土下座でお願いするミアノ、「もう俺は去る」と諦めた雨森。

 村民や村長は、ミアノのたび重なる失態、ミアノという信用できる村民のお願いがあったから2度も集会して失敗した。

 村民たちのその場の会議で、ミアノも追放するか保留とするかの懲罰会議が始まる。


 もうミアノと雨森を信用している人いなくなった、姉を除いて。


「うう……許してください。ミドレお姉ちゃん……助けて」


「はぁ……。わーったよ。皆聞いてくれ。私が全ての責任を負うから、ミアノと雨森の件は許して欲しい」


「一肌脱ぐから、明日もう一度チャンスが欲しい。私は雨森と一晩過ごす。ダリガ、いいな?」


夫ダリガ&雨森「「え?」」


ミアノ「お姉ちゃん!」


村長「わかった。英雄ミドレの頼みなら受け入れよう。明日、この場所で最後の集会とする。それでできなかったら、男、良いな?」


雨森「わかりました」


夫ダリガ「え、あ……。ミドレ、そういうこと?」


ミドレ「私は愛する妹を信じる。異論はあるか?」


夫ダリガ「……。ないよ」 ←尻に敷かれるタイプ


 で3人で一蓮托生となった。

 雨森は半信半疑。ミアノは確信。ミドレは妹への信頼一つで不安がある状態で夜を迎えた。はい、3です。


 夜寝る前、前菜としてのミアノの時には赤いモヤは確認できず、初回のミドレの時に赤いもやを

確認した。

 ミアノとミドレは、寝ている雨森の赤もやを確認して安心する。

 ※雨森は、スキル発動条件のモヤを見た目だったりで感知できない。スキルレベルUPで自覚できるようになる


 翌日、最後のごくぶつしのハレチャレンジが始まる。と言う話。



 後日談、ハレ成功して、村民は雨森の不遇な対応を詫び、神として崇めるようになる。

 そして、「初回ならやれば晴れる」という確信を得た3人は、次々に村内の人妻を説得して進んで夜を押し付けた。


 正直、雨森自身はミアノが好きで、他は受け身で望んではいなかったが、「晴れを毎日発動させて村やこの異世界を助けたい」という献身で手伝うことになる。


 健康的な女性は5名で、村の中の女性全員と交わったため、もう晴れによる「狩りや遠征の恩恵」を受けられなかった。

 農耕と牧畜という、原始的な狩猟生活と農耕生活を知っていた雨森は、偶数日は晴れ、奇数日は雨にして「あわ」や「ひえ」や「ジャガイモ」を森から見つけて耕すように提案する。


 そして、村だけでは晴れを維持できないことがわかった3人は、この異世界を晴れにし続けるために旅に出るのだった。END。



 と言うのはどうだろうか?

 姉ミドレは、ダメ夫のダリガに別れを告げ、雨森と一緒に旅に出るというNTRする側になった。

 妹ミアノは健気で控えめな性格、の姉妹丼を楽しみながらも新しい女性をみつけて「旅をする」。


 今流行りの? スローライフハーレムものとしては合理的で、先の天界を考えるとワクワクできるエロなろうだと思うがどうだろうか?


 このプロットの良い所は、女性と交わる理由がちゃんとある事、信者であり世界を救うために献身的な姉妹がサポートしてくれることである。


 この異世界に「晴れ」という言葉の概念がない。何故なら天日干しのような快晴を人生70年で見たことがないから。


 ずっと暗闇洞窟で生き続けてきた異世界民族にとって、太陽がまぶしすぎる「ヴァンパイア」状態だ。


 だがその光の恵みと温かさに触れ、農耕や作物ができる「ハレルヤ神」のために巫女、要は捧げて晴れ1日を提供する女性を村や国が提供することになるという動機に繋がる。


 そして、雨森自体は何でもかんでもハーレムしたいわけじゃなく、ミアノ一途であり、(姉はそれに嫉妬するが)、世界を救うために渋々夜を営むというスタンスを取れる。


 そう、これ、一昔前のラブひなである。

 一人の男に、何故か高感度MAXの美女たちが迫って来る、でも本人は「仕方ない」とか「ラッキースケベ」をやっていたあれである。


 ミアノは、晴れにするとはいえ、不特定多数の女性を見ては知っていたことで段々病んでいく、というのも面白い。

 姉ミドレは割とドライで男勝りな所があるため、別にそういう関係とかは気にしないが、村を救った、世界を救いたいという妹の付添人として、時々夜に参加するポジション。


 俺はこういう、何でもかんでも媚薬で高感度MAXのご都合よりも、人それぞれの物語りや考えがあって、絡んで矛盾しないという設定の上でハーレムするのはアリだと思う。





Holara呪文↓

2girls, red hair, brown eyes, nervous, hat, t-shirt, casual, belt, scarf, forest

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