2-1.ガチ考察したリアルなろうは売れるのか?
2.リアルなろうは売れるのか?
2-1.ガチ考察したリアルなろうは売れるのか?
「なろう」のハイファンタジーと聞くと、ハリーポッターのような魔法世界に中世ヨーロッパが思い浮かぶかもしれない。それくらいイメージが定着している状態だ。ガチに異世界があったときに、どういった世界観になるのか、考えた人はいるだろうか。
私の考えは「体系文化文明が予測できないし答えも合わせもできないし売れない」だ。
仮に進化論や地政学の専門家監修の元で作ったなろう小説を作ったとしても、読者が面白くない、共感できない内容ならば埋もれて消えてしまう。より分かりやすく短時間で補完しやすい世界観に需要がある。だから労力をかけて、ガチ考察なろうをするメリットが少ないのだ。私はガチ考察しているなろう小説があったら是非読んでみたいと思う。
海外旅行した人は、国の文化の違いについて驚いたことはあるだろうか。日本は島国のため、陸つなぎで国境はない。そのため、異文化や移民による文化交流が少ない国だ。異世界はその枠を大きく超えている
異国(海外旅行) <<< 異惑星(宇宙旅行) <<< 異世界(なろう転生)
国の成り立ちの違いがあり、星の特性による生物の成り立ちがあり、異世界は物理法則や元素が異なる可能性がある。外国文化の違いよりも変化がない異世界は、日本人による都合の良い進化を使った異世界ものと考えるとよい。偶然、日本文化に非常に近い世界線だったものが大半となる。