表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

497/833

28-17 5秒で死んだ転生者 ~昇格戦無敵だけど前回より早く討伐しないと死ぬ呪いを貰ってしまった助けてリエル~ →徐々に狭まる恐怖

挿絵(By みてみん)

 ★三行

 刻隼人(きざみはやと)はトラック死からガチャで「昇格戦無敵」を引き、取説とリスク説明を無視して、即承認し異世界転生する

 昇格戦で2分で雑魚モンスターを倒した後、天界の女神から「次もっと早く倒さないと死ぬ呪い」と説明を受けて絶望する

 残り5秒の魔王を倒せず刻は呪いで死ぬが、親殺されて復讐に燃える魔女リエルが昇格戦無敵を任意で受け継いで復讐を誓った


 ★一言

 →徐々に狭まる恐怖


 ★五頁プロットと感想

 高い火力と無敵の力、最大の成長率を得る代わりに「より強く短く倒さないと自壊する呪い」があったら?


 条件は以下である

 ①昇格戦の時は完全無敵だが前回よりも早く討伐しないと死ぬ。上限300秒

 ②昇格戦の発動条件は前回よりも強い相手であること、かつお互いに臨戦態勢で敵意がある事、かつ5%のランダム

 ③昇格戦勝利後、通常の100倍の成長率が貰える



 例えるなら、マリオのスパースター状態になれるかわりに300秒以内にクリアしないと必ず死ぬという呪いだ。


 上限5分だから300秒、より強い相手でお互い臨戦態勢なら5%で発動する。

 発動したら逃げることはできない。


 何をやっても攻撃が効かない無敵状態であるため、相手は全力で逃げても良い。

 モンスターなら深く考えないから襲って来るので楽だが、PVPの対人戦で「こちらのスキル」を熟知しているならばとても厳しい状態になる。


 ギルド仲間の仲間割れで「昇格戦無敵」スキルを意図して何度も発動させることで、盗賊の仲間アルディとの昇格戦がマッチされて、彼は瞬時に逃亡する。

 ①お互いの敵意 ②臨戦態勢 ③5%、上限300秒というルールを知っていて、刻を消して魔女リエルを奪いたいアルディはわざと挑発して剣を抜き、「パンを切る果物ナイフ」を握っている時に仕掛けた。

 刻は条件の詳細は知っていたが、アルディが裏でギルド仲間から詳細を聞いていたことを知らず、怒りでナイフを握ったまま敵意をむき出しにする。

 アルディは5%の運ゲーを解消すべく、事前に条件が揃ったら「背中に忍ばせた刀を抜き戻し」を繰り返すことで5%の昇格戦を短時間で仕込むことに成功する。

 15秒後、32回抜き差しした所で刻が硬直する。


 起こらないはずの昇格戦が、始まったのである。


 アルディは刻の真顔と汗を見て、昇格戦発動を確信。一瞬で姿を消し、隠匿スキルでかくれんぼ状態になる。

 雑魚2分から数体、1分半のリミットと昨日までの戦友を殺さなければ自分も死ぬという極限状態で知略を使ってアルディを討伐した。 (ネタはまだ考えてない)

 

 一方、主人公の刻と、魔王許さない魔女リエルは出会い1話目で知り、2分雑魚狩りによる「100倍成長率」を直接見て、彼なら魔王を倒せるかもしれないとすり寄ることになる。


 ここで女神到来。


「刻みさーん! ちゃんとスキル受諾契約書をちゃんと読んでくださーい! しっかり確認してから決めないと後悔しますよ」


「ん? 天界の女神さん、この昇格戦無敵スキルが発動すると超成長してホントすごいっすよね」

 

「えっと……何秒位で討伐しました?」


「んー、2分くらい? 120秒だと思う」


「次の昇格戦では、それより早く討伐死なないと強制的に死にます」


「えっ……はあぁっぁぁぁ!!!?? 聞いてないよそんなのぉ!!」


「だからちゃんとマーカーで塗りながら全ての契約資料のご説明していたじゃないですか。全部わかったって言って天界から降りちゃいましたよね?」


「こんな制約聞いてないし、俺は了承してねぇ!」


「ここです。ちゃんと赤字で太線、お話してた時にすぐに書いて先に進めたじゃないですか」


「あっ……そこは確かに言われたような……。でもチートスキルって死ぬ条件とか無いでしょ」


「最近は強すぎる能力はもう皆さん先にガチャで取られているので、2023年以降の転生者にはB賞以降しか残っていないのです」


「なんか1番くじでトップ当選しちゃった残り物みたいに説明していて困るのだが」


「刻さんが、スキル受諾をサインして受けてしまった以上、私にはどうにもできません。ただ、善意で異世界に降りて追加で説明に来ただけです」


「どうすりゃいいんだよ! 秒数減らしたら最後は0秒じゃないか! 死にたくない! スキル捨てたい!」


「えっと……時間切れで死が確定した後に数秒死の手続きでやり取りできるので、そこで双方同意の上で譲渡することはできますね、天界法的には」


「それじゃ死ぬ時だけじゃないか! 助けて女神様! 次からちゃんと規約とか契約書読みますから!!」


「どうにもなりません。前世で何度も契約書を読み飛ばす癖があったのではないですか? 責任は刻さんにあります」


「うう……」


「今天界に問い合わせましたが、性格には121秒討伐でしたので、次回以降は120秒以内で倒してください。勿論、戦闘をしない生き方をすれば問題ありませんよ」


「……女神様、契約資料を捨ててきちゃったので、コピーを全部貰えますか?」


「それなら出来ます、はいどうぞ」


 こうして俺は、121秒という戦闘時間を1回1秒削りながら生きる事となった。

 圧倒的成長率を誇る俺は、Sランクギルドに昇格して魔女リエルや他の女性神官や聖女、タンクが

来るようになったので選抜して魔王を討伐するようになった。

 そこからは英雄とまくしたてあげられ、俺はもはや戦闘を回避する、逃げ出す事すら許されなくなった。

 常に昇格戦の相手は簡単に制圧できるが、瀕死まで追い込んで残り2秒になったてから自らの手で息の根を止める、その繰り返しでここまで来た。

 気がついたら残り7秒、四天王幹部をまとめて挑発した事で6秒で全滅させることができた。


 あとは、奥にいる魔王を5秒で倒せば俺は生き残れる。





HolaraAIの有償出力。以下呪文↓

1girl, solo, claw pose, from below, aqua hair, smile, hair ribbon, very long hair, sash, jeans, forest, {{witch}}, animated.png

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ