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28-16 おこぼれ裏方転生 ~同時転生の相方がドロップに興味ないので磨いて運用したら相性良かった件~ →長所短所の補い合い指南本

挿絵(By みてみん)

 ★三行

 大森裕也(おおもりゆうや)裏方頼(うらかたたより)は連れ打ち後の車事故死で異世界転生し、暴虐勇者と穏便支援のスキルを女神から貰う

 大森はスキルの影響で横暴化し、誰からも嫌われながらも実力から危険生物の討伐を安定してこなしていた

 大森が唯一信頼する裏山に、ドロップアイテムを一任し好き勝手暴れる中、おこぼれと便利屋としてお互いのハレーム無双を楽しむのだった


 ★一言

 →長所短所の補い合い指南本


 ★五頁プロットと感想

 自分じゃない誰かが無双するところの「おこぼれ」を貰うだけのなろう転生、面白いのか?


 という疑問からやってみた妄想プロット。


 横暴勇者というスキルが常時はつどうする大森裕也(おおもりゆうや)は、圧倒的戦力を持ちながらもその付与された性格面から、異世界住人とは常にケンカして対立し孤立している状態だ。


 一方、裏方頼(うらかたたより)は元々、地球側ではパチスロギャンブル友達であり幼馴染だ。

 大森自体も地球では大雑把で借金上等、好き放題遊ぶ学生であり、社会人の25歳同士の時に連れ打ちの帰りにスリップして山に落ちて即死した。

 お約束の女神から同情を受けて、スキルガチャスタート! 大森は横暴勇者、裏方は穏便支援のスキルを得る。


 大森は「頼れるのは裏方しかいない」という強烈な縛りがあり、実際に裏方が居ない状態で村民やギルドで依頼受注をするとなると、毎回揉めて疲弊してしまうのである。


 穏便支援というスキルによって、横暴な大森ともスムーズにやり取りして、糸を翻訳してギルドや村民の「通訳者」として確立し、大森から絶大な信頼と依存を受けることとなる。




 これ、女性の異世界転生による「狼のフェンリル」の依存を10倍デカくしたものと思って欲しい。


 よくあるフェンリル懐きは、上手い飯? 食わせてくれるとか、怪我したのを助けてくれたお礼とか、よく分からんけど忠誠を誓うみたいなシバリで拘束している。



 でもよく考えてほしい。フェンリル側が彼女にずっと依存し手従う理由はあるか?



 大森と裏方は、これら異世界恋愛系の依存よりも非常に依存度を高くしている。

 大森の横暴さを止められうのは裏方だけ、そして本人もそれを自覚しているという強い結束力と安定感が、この物語の肝となる。


 だから、大森は横暴勇者スキルでばったばったと巨大飛龍を倒したりするが、彼は「倒す事の気持ち良さ」で生きていて、得た報酬はそこまで気にしていない。

 得る金よりも、道中のそれを自分自身で交換したり、ギルドで受注するそっちの雑務の方が嫌なのである。


 そこで裏方に頼むことになる。 (転生3日目くらいの出来事)



「なあ裏方、俺たちっていいコンビじゃないか?」


「ああ、そうだな」


「提案なんだけどさ、俺がモンスターを片付ける係、裏方は俺の補助とその他色々な係でやってみないか?」


「それって、受けるギルド依頼や討伐品はこちらで」


「ああ、全て任せた。俺にはできないことを、裏方はできる。裏方にしか頼めない事だ」


「そうか、わかった」


 こうして、2人だけのコンビギルドは、前衛大森、後衛裏方にで一気にダンジョン攻略していく。

 2人が得た報酬を、信頼して裏方に一任しているため、配分は1:1でなくても良い。

 大森が最大限才能が発揮できて楽しく狩ができるような装備を用意して改造したり、自分の至福を肥やしてハーレムにしたり自由自在である。

 当然女を夜な夜な買ったりするのだが、それも「大森に人選を信頼して一任している」のである。


 だから、大森1女性、裏方2女性で対面していても大森は文句を言わない関係なのである。




 この依存と財布を握っている感覚、俺は好き。




 イメージで言うと、ワンパンマンの埼玉が好きに狩りしてこちらに「超依存」している感じであろうか?

 自分が無双するのは、今のなろうではテンプレ過ぎて王様他が超バカになっている状態だ。


 この大森、横暴勇者スキル=バーサーカー状態であるが故、脳筋であり、おれおれ詐欺とかハニートラップとかに良く引っかかってしまうのである。

 なので、困った時に「たすけてー裏方えもーん」と泣きつくのが大森である。 (かわいい)


 そのおれおれ詐欺含めて、大森の損を知略と地球の現代知識を使ってひっくり返して、大森に褒められるのである。


「いつも助けてくれてありがとうな。やっぱり大森は頼りになるぜ! また頼む」



 こういう友情関係、あってもよいよね♪



 なお、オチとしては大森の横暴スキルは次第に暴走して戦闘狂になってしまう。

 彼自身も時々自我を取り戻して「死にたくない。でも大森を傷つけたくないから、何かあったら北の奥地で捨ててくれ」


 最終的に、自分を制御できなくなった大森の願いで北の極地に行き、自らの意思で山から飛び降りて消えていった。



 20年後、北のオーガと呼ばれる逸話と恐怖が北からやってくることとなる。END。

 道中、さえぎる魔王も倒すことになる。


 2部では制御できずに人を殺しだした大森は巨大化し手暴れる猛者となる。


 FF10のティーダと父よろしく、20年ぶりに裏方の声と気持ちを聞いて我を取り戻し、自分を「勇者パーティ」に殺されることで解放される。


 2部終わり。



 なお、まともなヒロインは出てこない模様。





HolaraAIで作成。呪文↓

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