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28-14 色感度転生 ~白黒識別の異世界人類には毒の色が通じませんか?~ →色覚がない世界の一人だけの色説明

 ※これはフィクションです。著者の創作物であり、色覚障害の方とは一切関係がありません。


 ★三行

 十色緑(といろみどり)は事故死して白黒認識しかできない異世界に転生する。

 そこでは濃い色は赤青緑なんでもごちゃ混ぜの世界で、食べ物による中毒死が絶えなかった。

 緑は安全な果物を分別したラベリング食育をしながら、赤子の顔色で判断する小児科として働いていく。


 ★一言


 ★五頁プロットと感想

「えっと、この赤色は。リンゴの赤! 信号機の赤、太陽の赤! なんだけど……」


「え、太陽は濃い、だし、リンゴも濃いだよ、アカって何?」


 今回は、世界が白黒でしか識別できない異世界人の中で色の大切さを伝えるなろう転生の話。


 十色緑(といろみどり)が必死に異世界人に説明しても、色の概念がない。

 白、黒、薄い、濃い、中間位の濃さの表現だけで、色素の言葉時代がない。



 苦労しながらも、彼女は異世界で死亡率高い、毒のある食べ物、紫ピンク黒を蛮族やゴブリンに試食してもらい、危険かどうか判別して果物の「タグ付け」を行った。



 それにより、野生の果物の死亡率が急激に減り、果物の女神と呼ばれるようになる。

 ジャムやバターというテンプレ異世界食べ物を主婦視点で提供しながら、色の大切さを子供たちに伝えていく。



 そして、赤子の死亡率が高いことに気づいた十色は、赤ちゃんの体調がわるくなる顔色、発作、熱を見た目で判断し、魔法と融合することで死亡事故を減らす取り組みを始める。


 これにより、乳児死亡率が減り、子の女神とも言われるようになる。




 この話で大事なことは、男性よりも女性の方が色覚が統計的に優れていて「赤子の状態異常を検知する」「食べる果物の優劣を色で見分ける」ことの大切さを伝えることだ。


 これは進化論で言われていることで、男性は獲物を狩るための動体視力と空間認知能力、

女性は子を守り育てる色覚能力と家族や組織を守る会話能力と言語能力に優れる。


 日本人が、地球人が、ホモサピエンスが無意識に使っているこの「色」の特徴、他の哺乳類でも色覚がより優れた生物はいる。


 赤外線、紫外線、超音波、それらを感じ取って目や耳で感じられる生物にとって、この物語の「白黒しか見えない地球人と、色がわかる我々」となる。



 この客観視、マンガを通じて伝えたい。

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