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28-13 初心婚活乙女の幽霊指導 ~2度死んで異世界幽霊となって家系を戻すため婚活応援することになりました~ →なぜか指示して助ける婚活

 ★三行

 BL大好き婦女子、後藤唯(ごとうゆい)はコミケ帰りに事故死して、イケメン執事天使ケビン

に「絶対結婚成就」スキルを貰って異世界転生する

 意気揚々とイケメンを口説こうと振り向かせた瞬間、馬車に轢かれて異世界で死に、幽霊となり再びケビンと会う

 馬車事故により本来結婚する未来だったカプがズレたことで未来は急変、ケビンは彼の嫁に幽霊として入って支援するように命じた


 ★一言

 →なぜか指示して助ける婚活


 ★五頁プロット

 婚活をしたことがない初心な女性が、何故か一癖も二癖もある女性の婚活応援幽霊になったら? とい異世界恋愛もの。


 天界のイケメン執事ケビンからチート恋愛スキルを貰うも、使う前に不幸な事故死になり、その出来事により未来が大きく変わる。

 裏では本来結婚すべき家族の孫がケビンであり、ケビンの存在自体が消えるのだが、それは後藤には伝えてない。


 後藤は、事故死の負い目と未来が変わったことへの罪から、幽霊となって婚活サポートすることを承認して再び異世界に転生する。


 幽霊となった彼女は、わがまま令嬢キリュエに入り込み、直接心で対話できるようになった。

 後藤が馬車で事故らなればそのまま二人はハンカチを落として拾う仲となり結婚する予定だった。

 大事故の結果、二人は出会うこと無く別々に結婚したため、ケビンは生まれなくなる。


 わがまま令嬢キリュエは、お忍び王子の孫アルスには微塵も興味を持たなかったが、幽霊後藤の後押しで渋々アルスと接触することとなる。



 面白いのは、後藤は初心であり婚活すら知らぬ身でありながら死に、命がけで二人をくっつけようと支援するのだった。


 リアルでは何度か彼氏ができるチャンスがあったが、一歩踏み出せず自然消滅となった後悔があった。



 2度死ぬ前の臆病だった自分、そして目の前で恋愛不器用な令嬢キリュエを応援して、「婚活プロの自称」で彼女を説得したことを後悔するようになる。


 結果として、半年後にアルスと結婚を申し込まれ、結ばれる。


 その夜、緊張するキリュエを対話で応援する後藤、しかし後藤は徐々に幽霊として、彼女の心から離れていくことに気づいた。

 それは使命を果たしたことであり、彼女の未体験ゾーンを見届けることになったことで、心理的に動揺がありキリュエから離れてしまったのだ。


 力尽きた二人がベッドで寝る中、最後に夢の中でキリュエに後藤は感謝の言葉とお別れを告げる。





 そして後藤は気が付くとケビンの前にいた。


 どうやら、今回の婚活と結婚による騒動によって、また別のカップルが結婚できない状態になったのでまた婚活でくっつけてほしいと頼まれる。


「ええぇ!? また私がくっつけるの? 早く転生してよ! 地球でイイから!」



 再びケビンの命で、後藤は「DV強気で近寄らない火力女子ドラゴノイドのギガラ」とドワーフの男ディラをくっつけるために、ギガラの心に声掛けする幽霊後藤だった。







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