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28-10 プログラミング俺転生 ~IF文を組み合わせてを実行して魔王を倒します~ →なろう異世界転生でプログラミング入門

 ★三行

 木貝学(きかいまなぶ)はエンジニア新卒としてブラック企業で絞られて過労死し、異世界転生するも女神から「プログラミング俺」の能力を貰う

 戦闘モードになる時には指定したプログラムロジックに従って一意に動くスキルであり、最初は試行錯誤で勇者パーティに追放されるも、IF構文FOR文習得によって最強となる

 仲間から構文、ロジック、変数、関数等を学びながらオートメーションAIを完成させ、俺AIは「世界をよくする選択」のため異世界全員の抹殺プログラムが自動で起動した


 ★一言

 →なろう異世界転生でプログラミング入門


 ★五頁感想

 10年間システムエンジニアとしてプログラミングをやって来た身としては、是非読みたい

小説だ。

 プログラムを知らぬ人には入門書、知ってる人は「あったあったw」と笑えるような内容にしたい。


 絵描きのイラストレーター的には、レイヤーやペンの使い方、マスク、書き出し設定位の内容をなろう小説で楽しみながら勉強するようなものだ。



 最初の初期設定のプログラムはこう。


 攻撃()


 このロジックのみで、初見のボスゴブリンのレアに出会ってしまい、目の前で縦に剣を振るのを繰り返して、殺されてしまう。


 木貝学(きかいまなぶ)は、ブラックSE過労死の同情を受けて女神からチートスキル「プログラミング俺」を貰い、使うごとにスキル能力が上がる。


 リビルドというLV2スキルによって、プログラム実行によって死んだ場合は最初からプログラムを組みなおして再実行=リビルド&リランが可能になった。


 要はリゼロの死に戻りである。


 ただし、戦闘状態以外は普通の異世界転生男子であるため、その場合はプログラム軌道はしない。

 戦闘状態で、お互いが殺し合いを覚悟した時に、その体の操作権利を失い、プログラムしたロジック通りに動く。


 カルネージハートとかアーマードコアAFあたりがこのロジックを楽しめるのではないか?


 何度も死んで学んだのは、「前に歩く()」という処理(ロジック)


 ボスゴブリンの初見戦闘はこのプログラムでようやく倒せた。


 前に歩く()

 前に歩く()

 攻撃()

 前に歩く()

 攻撃()

 攻撃()


 テイク134回で撃破した木貝は、意気揚々と別のウサギボス、ラビラビに挑むも同じロジックでは

凹殺されることがわかった。


 IF文、forループ、変数、関数、というプログラム基礎の組み合わせで最強を目指す!

 オチは、最強AIまでロジックを組んだときに、「この異世界をよりよくする方法」として自動でAIが戦闘モードに入り、虐殺の限りを尽くすようになり、最終的に木貝は勇者グループによって殺されて終わるというバッドエンドだ。




 最後辺りの魔王を倒すロジックはこんな感じ。


 while( 指定した敵の索敵() がありの場合 ){

瞬間移動( 背後(敵の位置) )

  

  もし 俺のMPが100以上なら

   ギガブラスター(敵) //MP100消費

  それいがい

   斬撃(敵,強攻撃)

  もし おわり


  もし敵を行動不能にしたら

   敵=次の索敵()

   もし 敵が0なら

    戦闘終了()

   もし おわり

  もし おわり


  もし 殺意危険認知(敵)

   回避行動(敵)

  もしおわり


  仲間 = 継続戦闘能力の仲間検索(一人) //自分は優先度最低

  もし仲間が瀕死でMPが30以上なら

   蘇生(仲間)

  もし おわり

}



 こんな感じで強い敵との対面で試行錯誤しながら、索敵、攻撃、回避、回復を

こなす成長を直接プログラムというボードで視覚的にステータスオープンできる。


 プログラムに興味ない人は、こういうなろうで「ロボット工学」を勉強してみてほしい。

 今だとラズベリーパイ、アルディーノによるマイコンプログラムがあるので5000円位からスタートできるぞ!

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