28-7. ヤフとオクの異世界わらしべ生活 ~二人のガチで1円から100万円にするまで帰れま10~ →リアルヤフオクのテクと裏
★三行
奥田売助はネットオークションで買った危険薬の転売で誤飲して死んで異世界転生する
女神から「ネット入札」スキルと異世界魔術起動パソコンを貰って、オクに転移し、兄のヤフと一緒にわらしべで日本の商品を転売し始める
最後にはセカンドプライスオークション形式をネットではなく、魔術で実現して胴元企業として大成功をする話
★一言
→リアルヤフオクのテクと裏
★五頁プロットと感想
ヤフオク、それは一時期大流行した。オークションである。
今は手軽で待たないメルカリのような個人売買が増えた。
なら、ヤフオクのオークションシステムを解説つしつつ、それによるわらしべを異世界でやってみよう! というもの。
確か俺がやってたころの仕組みは「セカンドプライスオークション」と言う仕組みを使っていたと思う。
これが結構、画期的で「トップの入札の方が二番目の価格で落札する」というもの。
売り手からすれば、トップの最高額よりも減ってしまうものの、買い手がその安心感から入札が増えてくればそれで良い場合がある。
セカンドプライスオークションは、買い手が有利であるが、入札人口が増えればある程度ロスは減らせる。
その代わり、通常のトップ入札よりも「戦略」が重要となる。
早い話、自分と誰かが競っている時にこちらが格上の金額で入札した時の「現在価格」が相手が提示した価格である。
だから、複数人の中から安く勝ち取るには、細かく刻んだり、時には相手にバレない程度の「相手のギリギリ+1円で折れさせる」戦略が必要なのだ。
例えば、100円で買えるチョコを60円で競り合っている時、相手が最高額70で持っている時、相手は70を超えるある値で入札しているのである。
だから、10刻み特性を読んで相手が80に入れて、自分が「80なら同額で相手落札」、そして相手はそれを読んだ「81」も考えられる。
相手が最終的に入れられる限度を90と読んで、91で入れる。
すると、85で自分の最高額となった。相手は85で入れていた。
ここで落札期限に到達。残り1分はトップ以外に与えられて、諦めて時間切れになったら確定する。
相手が入札して最高額を超えたら (※相手には見えない)、再び1分タイマーにもどってこっちのターンとなる。
相手は予想通り90を入札する。しかし金額は90でこちらが最高額となり、相手は折れるという流れになる。
もしこっちがおれて、相手に「高ぶって地雷踏ませる」のであれば89が正解だ。
相手が90を入れると、最高額が89になってて、「読まれてたぁ!」となる。
まあそんな感じでセカンドプライス型は、読み合いが面白い! と言うことを知ってほしい。
そのセカンド形式の競り合いをしてわらしべをしながら、最終的には異世界で「セカンドプライスオークション」の胴元になる話をやってみよう。
ヤフとオクの異世界人の片方に、奥田売助の事故死転生から始まる。
オクは事故死だが、奥田の意識で生き返り兄弟貧乏から「木の枝」をオークションで売り、1円を手に入れる。
ただし、奥田のスキル「ネット入札」には1回ごとに必要魔力が増え、1日5回が限度だった。
向こうの売上キャッシュから、わらしべ購入して100万異世界通貨で「セカンドプライスオークション」の胴元を作るのだ!
と言う感じでどうだろうか?




