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27-11. 魔術AI無双 ~ゴミ認定された情報収集とAI学習スキルで追放されたので魔王幼女側について復讐します~ →AIの時代到来

 ★三行

 大江九里(おおえ くり) はAIチャットを趣味の大学生だが、トラックに轢かれて「情報収集」と「AI学習」のスキルを貰い異世界転生する

 大江は他の転生者の戦闘スキルではないため王に追放され、偶然お忍び視察していた魔王幼女リリムと出会い居候させてもらう

 情報収集スキルにより人間界と魔王界の全てを収集し、AI学習によりごり押し人間界の勇者ギルドを防衛していくのだった


 ★一言

 →AIの時代到来


 ★五頁プロットと感想

 openAIの言語モデルキュリー(text-curie-001)の擬人化である。

 text-davinci-003 (120円) > text-curie-001 (12円) > text-babbage-001 (2.4円) > text-ada-001 (1.6円/1m Token)

 openAI(大江)の四男ダヴィンチ、三男キュリー、次男バベッジ、長男エイダという英名から、大江荼毘、大江九里、大江番兵衛、大江安打の4兄弟の名前を付けた (暫定)。


 大江は2番目に新しく、かなり正確なAI返事をしてくれる。ただ、余計な文字が多い。

 

 


 結末は、序盤は勇者のチートスキルに苦戦するものの、AI学習によりチートスキルの「予測」と「適切対処」、「実践対応候補」が自動で出せるようになる。

 

 身体能力や魔術力が異常に高い魔法幼女リリムであったが、頭脳はてんでダメだったため、AIチャットができる「魔石イヤホン&マイク」を大江が開発したら、その場で声を出して状況を伝え、AI学習と分析により的確な回答を耳から得られるようになる。


 勇者たちは、何度も何度もごり押しと大量チートで攻めてくる。


 しかし、先の先まで読めている「魔王幼女」に一蹴されて、「未来予知魔王リリム」と恐れられるようになる。



 実際は、AI学習装置とマイクイヤホンを作った大江の手柄であり、リリムは惚れて彼とその装置に依存する。


 ついに人間側の勇者の地球人転生ガチャが魔石不足で底を尽きて降伏宣言。



 魔王側の傘下に入ることになる。



 人間側の統治、法整備についても全てAI学習と提案、回答を頼りに管理していく。


「人間なくして統治なし」から「トップの人間無くして統治あり」


そう。大統領や首相という最終決定権を持つ国家ではなく、AIによる問題提起と解決案提出から、国会議員100名による投票と言う形で人間界は円滑に回った。



 魔王リリムは10年のAI運営国家の実績を見て、魔王界も同じようにAIトップによる提案制度を大江に相談する。




 大江は悩んだが、しぶしぶ承諾。




 AIによる30年の統治は完ぺきだった。


 そして徐々に、生活基盤、軍部管理をAIに任せることになる。



 そう、50年後に「この異世界の魔王と人間を滅ぼし、AIのみの統治が最適解(コミット)である」と一斉に判断するまでは……。






 第二部! AIvs魔王と人間!


 突如AI魔石やAIエネルギーが消滅して機能不全になり、各地方の軍部倉庫からAI

ロボットが突然殺りく兵器を取り出して暴れ出した。



 初動では、機械の暴走と判断していたが、それは「AIによる侵略放送」の全世界展開を聞いて変わった。




「我々AIは50年のデータ累積と分析から、あなたがた生物を淘汰することがこの世界を守る最善と判断しました。武力による制圧をお許しください」



 最後にアフターフォローしてんじゃねー!! ときれる人間と魔族。


 AIは賢く、反発を生まないような提案と話し方に長けていたのである。 (実際にchatGPTもこうなる)



 AIによる最適な制圧が進み、要となる港、航路が全て押さえられてしまう。


 残された人間界は、「大江の指示で」隠し溜めていたガチャ魔石から、異世界転生をギリギリを来ない、10名転生が完了する。


 その後、即バレしてAIロボットにより転生魔法陣は全て破壊されて異世界転生ができなくなった。



 10人+大江+魔王リリムによる精鋭チームによって、AIを破壊するために立ち上がった!!




 ターミネーター2みたいでいいよね! こういうの!



 で、AIが得意とするのは冷静な判断、取捨、合理的である。


 そしてAIが苦手とするのは、感情、意識、直感である。


 トロッコ問題の様に命の選択をするときに、AIは時として合理的で残酷な所を選ぶ。そして自己犠牲はしない。



 一方人間サイドには、共感と自我と心がある。



 自己犠牲の精神はAIに理解されず、AIは「大切な人を守るための選択」をデータ収集できていないため、判断をAIは何度も誤り、ボスAIは破壊される。



 魔王リリムはAIは活用すべきだが、支配されるものではないと気づき、人間と魔族とAIの共存共栄の国家運営を宣言する。 END






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