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27-10. 録音結晶と映像結晶で編集無双 ~音だけ映像だけの魔結晶をチートスキルで完パケする~ →どの時代も動画

 ★三行

 映音也(うつりおとや)は迷惑系YouTuberとして登録者30万人だったが、撮影中に踏み外して転落死して異世界転生する

 謁見とスキル判定の儀で「魔石編集」と分かり、他の転生者の剣達・超魔術より弱いEランクであるため国から追放される

 音也は録音魔石の小娘オトハに救われ、隣で犬猿の映像魔石店ウツリと出会って3人貧乏人が国をひっくり返す


 ★一言

 →どの時代も動画


 ★五頁プロットと感想

 動画編集の黎明期の異世界転生で無双するやつである。

 TiktokやYouTubeやツイッチで見たことある人なら、動画の需要と分かりやすさ、価値が分かるはずだ。


 5年動画編集マンをやってた経験で、ネタとかを入れたなろう無双である。


 オトハはいわゆるツンデレ小娘系で、お兄ちゃん♪ いうタイプ、魔女ウツリは癒し系の姉タイプで超有能という感じ。

 リアル姉妹ではないものの、二人が経営する魔石販売店はライバルであり犬猿の仲であり、音也の取り合いになる。


 この辺はなろうでありハーレムだ。


 映像魔石は映像のみで加工は不可能、基本、魔術師=魔女が空の魔石に半日かけて複製術式(コピー)をして、それを販売するというもの。


 音魔石も、映像魔石もどちらも独立していて同時に再生は共鳴してノイズとなり難しく、貴重な映像を残したり、エロ目的では使い物にならなかった。


 そこで音也のチートスキル、魔石編集。これは、他の転生者のチートスキル、暴力、超魔法のような冒険スキルとはならないが、唯一無二かつ超儲かるスキルだった。



 まあ今の若者なら察するであろう、映像と音声の結合と編集である。


 テロップを付ける、シーンチェンジ、インサート (しゃべる間に別撮りを差し込む)、ワイプ、倍速色々なプレミアプロテクニックを現代と同じく紹介しながら、オトハとウツリを驚かせる。


 で完パケ (TVやYouTubeに載せる完成版) を国王に見せて、他の転生勇者たちよりも稼ぐというもの。



 まあこれでなろうハッピーエンドでも良いが、俺は何かしら心臓に針が刺さる仕込みを1話目にしたい。

 その緊張感が、物語のスパイスになるからだ。



 チートスキル、魔石編集は「累計1000回」で映像と音が壊れだす。

 その予兆は、1回目、10回目、100回目で明確に分かるようにする。

 最初は「コピーガード用の透かし絵=ロゴ」が入っている。次はノイズとびっくりお化け映像が自動で入る。

 100回目の3度目は、「次の編集回数の時は何かが起きる」ことをにおわせる映像が自動で挿入される。


 音也はこの3つを見た時にはすでに幸せの絶頂であった。

 しかし、1回目と10回目の警告は気づかなかった。 (※ちゃんと漫画では表示する)


 なろう特有の、一度幸せになったら基本無双しかないのは俺はあまり好きじゃないし緊張感がないのでこういうのは入れる。


 で、音也は100回目の時点で、次は200か!? 300か!? と不安に成りながら編集を続けて複製結晶を売って稼ぎ続ける。




 そう、音也は複製がだんだん怖くなり、「自分に頼らず音と映像の魔石を編集できる魔術機械」を作ろとする。


 これにより、通常のチート編集はやりながら、並行して編集機械=プレミアプロのようなアプリを作ることになる。


 コンピューターはもう、魔術のそれが凄いってことでごり押しする。

 大事なのは編集ノウハウ、それを弟子の姉妹たちに教えたりして、先生になる。


 そして、機材を作る工場を設立、「音也映像研究社」で1000人以上の従業員を抱える社長となる。


 この時点で編集回数は992回。音也は編集回数が右上に「992/1000」と薄く表示されている事に気付く。 (※1話目から実は表示されていた)



 残り3回から警告ダイアログ魔表示がされる。


 音也は怖くなるが、やらないままでは進めない。

 遺書を書き、子供たちに全てを伝えて1000回目の編集を行う。


 能力は失った。しかし、警告と危機感により自分に依存せずに作れて、結果自分でなくても映像+音声の魔石が編集、コピーできるように技術進化したことに喜びを感じた。


 音也はチートスキルを失ったが、たくさんの幸せを得たのだった。 END


 こんなのでどうだろうか?


 100回目の警告までの「王に完パケをみせる」までで1部完。

 1000回目までの工場生産への道のりと危機感で2部完。


 漫画化してぇ!

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