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27-5. 苦労転移無双 ~苦労困難をギルマスになすりつけたら没落ザマァになったけど、病弱の妹が助からない~ →苦労は等価

 ★三行

 永井玄斗(ながいくろと)は社畜3年目で過労死し、女神の慈悲により「苦労転移スキル」を貰って異世界転生する

 最初は玄斗が苦労した分をため込んで、相手モンスターにデバフ付与して苦労させるという補助スキルであったが、成長して誰かの苦労を自分でため込む応用スキルで苦労転移ができるようになる

 ザマァして追放したギルマスに超高密度苦労転移を叩きこんで崩壊させ、不治の病の妹を全部自分で引き受けて後遺症を持つも二人は生き延びた


 ★一言

 →苦労は等価


 ★五頁プロットと感想

 ドラえもんの「くろう味噌」より。苦労=行動に対して障害が増える運の悪さを転移できるチートスキルを持つ玄斗の話。


 ザマァモノとして、ギルマスに「自分が受けて溜めてきた苦労」を移すことができる。

 移す条件が「相手の手がこちらの体の皮膚に触れる」か「こちらの手が相手の皮膚に触れる」というもの。



 だから、ギルマスに大量に溜めた高密度苦労を転移するためには必ず肌と手、手と肌の接触をしなければならない。


 そのために、敢えて薄着にしたり、ギルマスを挑発して「殴られる」という計画を練らないといけなかった。




 不治の病の妹は、それ自体を直接直すのは不可能だが、苦労転移のLV5最大までスキル覚醒した後に、病気や重大な死の要因を「自分自身のみ引き受けることができる」と言う禁断の能力を得る。


 妹のためにギルドに入り稼いで、薬代で稼ぎの半分を渡してきた。

 そして玄斗22歳、妹ミアは20歳を迎えて大人として多少働けるし、魔術師承認を受けて補助金が貰える話だった。


 しかし未知の病が急変、余命2週間と診断されて、苦労転移LV4の玄斗は必死になってスキル上げをする。

 高難易度のドラゴンなどの特殊ボスのみLV5までのレア経験値が手に入る。


 そのために、苦労転移スキルを「悪用違法ギリギリ」まで使って、ライバルを蹴落とし、稼ぐようになる闇落ちが入る。


 最後はハガレンみたいな感じで、「不治の病を治すと自分が死ぬ」と覚悟しながら妹には、「俺が助ける」とだけ伝えて遺言を書いた翌日に転移チャレンジする。


 転移で引き受ける中、妹は兄の死を察し、完治と五体満足のために全部を吸いだそうとする

兄を止める。


 結果、痛み分けで妹はほぼ完治、兄は後遺症を抱えるが命だけは取り止めた。

 それは兄の願い、妹の願いが重なった奇跡だった。

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