27-2. 寿命移し転生 ~若返りチートスキルだと思ったら徐々に寿命変換効率が下がって死刑人しか取れません~ →寿命は等価
★三行
赤井徹は大学生サークル集団異世界転生で、集団スキルガチャを行い「寿命移し」のゴミが選ばれる
他の学生の勇者スキルや僧侶籠回復スキルと違い、能力が雑魚すぎて国王から追放させられるが、同レベルの生物の寿命や異常を吸ってため込んだり移したりできる
最初は貴族や王族から病気や寿命を吸って、死罪人に押し付けたが、転移時に双方の記憶がなだれ込んで感化され、最後は自分だけため込むようになって死ぬ
★一言
→寿命は等価
★五頁プロットと感想
グリーンマイルという映画の病気や憎悪を吸い取ったり誰かに吐きだしたりする能力をなろう化してみた。
それは「寿命移し」というシンプル明快の等価交換スキルである。
これだけでゾクゾクできる人なら、是非マンガを描こう! これ、自分で病気や寿命をため込んでもらうこともできる。
ただし、空に向かって吐き出すことはできず、必ず自分または別の誰かに口移しで渡すしかない。
赤井徹はこの雑魚スキルのために国王から追放されるが、余命宣告の貴族や孫娘令嬢等の命を救うために溜めこむ。
結果、自分の寿命が減ったことを知り、何とか別に吐き出す先がないかを模索する。
後からわかる事だが、最初はけが人の1年は、別の人の1年でそのまま等価交換で移すことができるのだが、後になればなるほど劣化して「移す側の負担が増える」ようになる。
だから最終的には、病人の1ヶ月を吸って助けると、倍の2か月の寿命を自分や相手を削ることになる。
最初は死刑になった罪人、または蛮族で人殺しのろくでなしを捕まえて移すことにしたが、
「移した双方の記憶」が自然に本人になだれ込むことになる。
さらに言うと、患者や受け皿側も赤井徹の記憶が多少流れることになる。これは徐々に劣化することに漏れという感じで徐々に表れる。
で、条件として「同じ生き方の生物」であることが重要。
だから、人間には人間、エルフにはエルフの映しが必須。ただし、媒介の赤井徹本人は、オールマイティで吸い出すことができる。
で、善人の令嬢を吸って救うには、同じで近い立場や思考の人でないとできない。
だから、先ほどの尊い真面目令嬢の場合は、死罪人の性格では不一致のため移せない。というか、徐々に移せなくなる。
最初は種族や精神が隔てなくため込んだり移したりできたが、30回を超えると条件が厳しくなり、交換条件も悪くなるという点。
このあたりの葛藤は欲しい。よくあるなろうの様に、無双無敵! ではなく、最初はゴミで、実は最強でした! まではなろうで、そこから先は徐々に能力が落ちていき、維持するためには
人を選ばないといけない、という悩みを抱えることになる。
俺はもうバッドエンド大好きだから、移した人の記憶を受けすぎて精神的に参ってしまい、助ける人の呪いや寿命を自分でため込むことになって、最終的に死ぬというもの。
何かね、良いハッピーエンドはないかと考えたけど、このあたり工夫が必要だね。




