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26-23.  山尾は猫耳娘ミィのために防衛する ~山になったので勇者は皆殺しにします~ →顔が戻らないアンパンマン

 ★三行

 親DVから恋人を惨殺した山尾直人(やまおなおと)は死刑となり、異世界転生した。

 神は憐れまず業のために山に転生させ、山尾は恨み、来る勇者を皆殺しにして女性は弄んだ。

 猫耳奴隷ミィの雨宿りから、山の秘石を彼女に渡し、その家族を守り、勇者の暴虐を守るために砕けて山尾は死ぬ話


 ★一言

 →顔が戻らないアンパンマン


 ★五頁プロットと感想

 何か昔の寓話で、木? が子供たちや人に木の実や枝や葉を与え続けて全部失うみたいな勘当ストーリーがあって、それをなろうにしようと考えた。


 一言で言うなら、顔が戻らないアンパンマン。


 山尾直人(やまおなおと)は、親DV+片親によって歪んだ人生を送り、24歳で恋人にDV&コロちゃんして死刑となった。

 なろう的には神が間違って天国に来ちゃったからチートスキルで異世界転生なのだが、ここは仏教。

 前世の(カルマ)と反省のために、動かない山となって反省してヒトの心を取り戻すように世転生、させられる。


 山尾は神を恨み憎んだ。財宝や竜狩りのために山に来る勇者を皆殺しにしては女性は弄び裸で返した。

 生き残った魔女は噂を広め、いつしか「男殺しの山」と呼ばれた。

 その山と洞窟には強い魔力があり、そのエネルギーを求めて強い竜や魔物が住み着くようになる。

 山尾自身も魔族による貢物や魔素によって山が活性化するため、共存共栄で「魔族を守る山」として何百年も過ごした。



 そして、瀕死の奴隷猫耳少女ミィが馬車から脱走して、傷だらけのまま山尾の山の洞窟で雨宿りするのだった。


 いつも通りの鉱石目当てではなく、純粋な心が読めた山尾は「山の動力源である3つの心臓石

:ルビー、ダイヤ、オパール」の一つを、山の神として演出して渡した。

 渡したルビー魔力により回復、ミィは笑顔を取り戻し、山の神に感謝した。


 山尾は分かっていた。この3つを渡したり砕いたら、自分は山としての能力を失い死ぬ、と。


 それでも彼女を救いたい、そして、過去DVで殺してしまった恋人と瓜二つだと気づき滝として泣いた。


 山に転生させた神を恨んでいたが、これは自分の改心と行動を試す試練と気づいた山尾は、ミィとその一家を守るために「山の命」を使うことを決める。


 秘石とミィ保護のうわさが広まり、王は山の討伐と秘宝持ち帰りの指令を出す。

 勇者ギルドや、敵対魔族側も山の攻略と破壊に動き出した。


 ミィとその姉マオ、少年猫アオ。3人は洞窟で静かに暮らしていて、山尾も彼らに「残り2つの石」を託そうとも考えていた。


 防衛タワーディフェンスの要領で、洞窟侵略する勇者たちを殺さず戦闘不能で川に流す山尾。


 しかし日に日に強力になり、王の部隊長ギルムまで兵を率いてくる始末。



 山尾はすべて話し、ミィとその家族に石を渡してこの山から出る事を提案する。


 しかしミィたちは山の神のために戦うと、3人家族で決めたそうな。


 悩む山尾。迫りくる強敵。



 1つのルビーはミィに託し、残りの山の魔力2この秘石で最後の戦いに挑む山尾。


 トラップ、住み込み竜との連携で耐える山尾。しかし、心臓部まで勇者は到達。


 1個の秘石は奪われ、山のエネルギーの使い過ぎで1個が砕けて山尾は死んだ。



 最後の力を振り絞り、侵入勇者や魔族やギルムを半殺しで止めて、追い返した。

 山尾は人を守ること、家族を守る事への愛に気づき、自己犠牲、守るための命を行動にした。



 山尾は神と天界で再び面会し、前世の恋人のコロシ話、神への恨みをすべて話した後、俺はもう地獄に行っても構わない、満足だと伝える。


 神はその改心と行動を見届け、地獄ではなくもう一度の転生チャンスを与えた。


 それは、ミィに託した秘石ルビーとして、もう一つ勇者に奪われたダイヤの宝石の2つに

再び山尾の魂を宿すというもの。



 山尾はルビー宝石として、ミィの大切な宝物と「山の神の賜物」として彼女と若干の意思疎通ができるようになる。


 そして一方、山の略奪で奪った「どす黒勇者」の闇サイドによる、ダイヤの転売、奴隷転売虐殺、非道の数々を「ダイヤ視点」で見届けて再び憎悪が増す。


 最後の1個の砕けたオパールは力を失い、再び山全体に吸収されて、山の操作ができるようになった。



 3つのエネルギーが神の再転生と、山尾の純粋な意思により復活。

 ミィのトゥルーサイド、どすグロ勇者のダークサイド、山の復活と再防衛という3視点で、それぞれが山に再び戻って来ることになる。


 そのあたりの詳細は考えてないので2部でやろう!

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