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26-6.  寝すぎ転生 ~自転が倍速の異世界で寝るほど魔力が増えるから俺だけ超魔力で無双する~ →二度寝最高ぅー!

 ★三行

 1日12時間の異世界で借金苦で自死したエルフの遺体にトラック轢かれ死した学生が転生した

 寝ると1時間ごとに倍々に魔力チャージするため、10時間寝ることができる学生は超魔力で本屋の魔女と組んで旅に出る

 異世界の人の染色体は24対48本で、本屋の魔女は過去に転生した地球人との交配で47本、生殖能力ないキメラチートだった


 ★一言

 →二度寝最高ぅー!


 ★五頁プロットと感想

 一番最初になろう長編を書いたやつ。ここで書いてたけどエタった。

 結末まやると倍の20万文字くらいかかるから、個々に残して後から誰かに書いてもらおう! (提案)


 これ、今は鍛冶屋のドワーフ族といい所で終わったのだが、この後の話をする。

 本屋の魔女が持っているアクセサリーには48、24というワードがあり、この世界では24対の遺伝子が全ての種族で共通している。

 だから竜族でもオークでも、エルフでも交配は可能。

 しかし異世界転生した地球の人類は数カ月に1度、巻き込まれ転移でやって来る。

 異世界の星の時点速度は倍で、大きさは3割位デカい感じ? 1日は12時間であるため、進化的には6時間でちょうど良い睡眠の種族が生き残った。


 一方、転移する地球人は遺体や赤子に転移して、わずかに前世の記憶を持つ。

 DNAは書き換わり、23対46本となる。

 交配すると、2nにならない47の子が生まれる。リアルだと大半が長く生きられないが、異世界設定なのでOK。

 繁殖能力がない分、身体能力や魔力能力の成長にエネルギーを使うため、今でいうギフテッドのような高い才能を持つ。


 最初にエルフの遺体に異世界した主人公は、睡眠時間の多さに悩まされるが、多く寝るほど倍々で魔力累積と成長をするため、偶然入った本屋の魔女にあった魔力観測機が振り切れてしまう。

 1時間睡眠で1マナ、2時間睡眠で2マナ、3時間で4、4時間で16、5時間で32、6時間で64マナとなり、普通の魔術師はここで自然と起きてしまいそれ以上はたまらない。

 しかし10時間平気で寝ていられる地球転生者は1000近く魔力が得られるため、破壊的な魔法が使える。

 ただし、一定数魔力をため込んだままにすると睡眠時に魔力暴発して国ごと吹き飛ばす設定になっている。

 男性でいう自家発電と、放置すると発生するアレみたいなのね。

 

 それで魔女は、父=異世界転生人と同じ超魔術の持ち主と気づいて一緒に行動するように提案する。


 異世界の各国では、異世界転生人=23対遺伝子の人を危険視している。

 数カ月に一度、転生した地球人は良く寝る。そして魔力放出方法を知らぬまま数日たつと国ごと消す爆発が起きる。

 その実績から、「良く寝る者」「異世界転生らしき行動を取る者」は危険因子として国家は捜索、懐柔または殺〇するようになった。

 高い魔力使いとして勇者扱いするもよし、高い魔力で自由気ままにやって国に害を及ぼすなら処刑。


 そんな感じの世界線に置いて、偶然理解力と知識がある本屋の魔女と転生翌日に出会った主人公は、魔女に魔術放出方法や訓練をして強くなる。

 徐々に国家は噂話で「この国内に異世界転生者がいて爆発再来するぞ!」という警戒感を持つ。

 で、結果は暗殺者導入して本屋ごと襲撃してみな〇ろしとなる。

 何とか事前に察知して、主人公と魔女、その妹たちと一緒に脱出するも、追っ手に追われて城に籠る。

 城もバレて籠城戦、国の部隊長が侵入するも何とか撃破。証拠隠滅のために城ごと主人公&魔女の大爆発魔法で更地にして死んだことにする。


 で、色々あってドワーフ嫁と仲良くなって、魔女の父が残した北の封印されし塔に向かう。

 塔は遺伝子研究していた地球人の転生者で天才であった。そして魔女の父も地球からの転生者で研究に参加していた。

 200年ほど前に、遺伝子研究女性は転生して、同じように追いやられ、北の砂漠地帯に「転生者救済国」をひそかに作った。

 そして、数カ月に一度転生してきた地球人のうわさを聞いては探索させて懐柔、北の塔に転生者を集めては、強力な魔力で魔物を倒して生計を立てていた。

 研究女性がトップで、彼女は「この異世界は24対の遺伝子で、23対の転生組の子供は子孫が残せない」ことを知って絶望する。

 魔女の父もまたそれを知り、遺伝子の真実を書き残したペンダントを

娘に託す。

 異常な魔術能力と知識を持つ47染色体の彼女は、「異端の娘」と虐められながらも、国家に捕らえられて処刑された父の復讐のため、同じ地球転生者を本屋をやりながら探していた。


 で、エルフの遺体に転生した大学生主人公が、異常な魔力があり父と同じだと気づくというのがスタート。


 魔女が持つペンダントの裏の情報から48遺伝子だと学生主人公は知り、塔に女性遺伝子研究者が「現代に戻れる方法」があるかもしれない、そして自発的に研究女性が身内=地球転生者コミュを破壊した。

 そして次来る強力な魔力持ち地球転生者のために入り口に試練の間を設置して、情報を残して自害した。

 主人公は激しい運動から3日間の疲労困憊睡眠を繰り返し、12時間x3日の魔力累積をもって、北の塔の入り口の観測機に手をかざす。

 普通ならびくともしない門が開き、地下の道が開かれる。


 魔女と主人公と妹一行はこの異世界と元地球の真実を知る。

 そして、魔女は子孫が「今まで残せなかった」悲しみと理由、父の葛藤を知り納得する。

 主人公は、現代地球に戻れると信じていたが、自害した研究女性の調べた結果、戻れない事を理解して落胆する。


 全員で相談し、この北の塔は誰も来ない忌避の地、ここを200年前の研究女性と同じく転生した危ない地球人を探索、救済して「染色体48の異世界国家」と「染色体48の地球転生国家」で分けて向こうにも認知してもらう案を出す。

 向こうの国家からすれば、異常魔力と大爆発を備えたチート魔術師であり、遺伝子構造などは知る由もない。

 今後は主人公学生と魔女と妹たち、そして後から入って来る地球転生者が稼ぎ、広報し、人権を獲得した後、遺伝子の仕組みを伝え、2つの種族が平和に暮らせる国家を作ろうとする、と言う話。


 長いけど、練るほど魔力が上がる設定+遺伝子の違いによる葛藤、と言うのがテーマ。

 コレの発案、スイカの三倍体が参考になった。


 種なしスイカや養殖の魚ってなんで美味しいの? という素朴な疑問は、3倍体による交配で染色体を奇数設定にするというもの。


 スイカはベースは11、通常は対の11x2=22本の二倍体だ。それを芽が出た頃にコルヒチンという液体?を付けることで倍化させて44本の四倍体にする。

 それで四倍体と既存の二倍体のおしべめしべで受粉すると、33本の三倍体ができる。


 この三倍体は、33本染色体で分裂ができないから、生殖能力=種が上手く機能しない。そこにエネルギーを回さず、実や皮にエネルギーが回るため、美味しくて甘い、というわけ。

 養殖も似たようなことをやって、奇数染色体の子にすることで、身があってデカい魚になる。

 で、交配の別の話で、馬とロバでラバという雑種交配するとどちらの能力も持ってる優秀な個体になるというのを思い出した。

 染色体が違う者同士で繁殖は出来るが、奇数になると生殖できない、その代わりに2種の良い所取りになる能力を持ちやすい。



 そこで俺は閃いた。なら人間と異世界人で奇数=子供作れないけど超優秀だったら面白そう! と。


 それを最初から明言せず、伏線だけ残しつつ、最後に回収する。そんな感じで書いてきた。

 実は当初はこの奇数染色体による「子が産めない魔女」はなかったけど、後から追加した。



 こういうリアル設定+遺伝子や交配の勉強になることを、裏で仕込むって何か好きなんだよね。

 本屋の魔女って、父という地球人=転生人という理由から虐められ、国家から冤罪を突き付けられて有罪で処刑された身。父の実績と訴えから、娘だけは助けられたって感じにすると、国家に対しての恨みと、「数カ月に一度来る地球人転生者に会えれば、父の無念を晴らせる」という複雑な感情も作れる。


 そして、なろう転生にある序盤の「国から追放される」という設定も行かせる。



 で、最後に同じ地球転生者がいて、初期に魔力放出を知って生き残った「悪い奴」の別ストーリーも入れていた。

 それは、今のなろうハーレムアンチと言う形で、奴隷エルフや兎族を悪い転生者学生が強い魔力による「洗脳魔術」によって、国王も王妃も、全て奴隷化して国家を作ろうとする。

 さらに銃の知識まで持っている軍オタであったため、魔力を使って銃や戦車まで作って動かせるようにした。

 うん、これは向こうからすれば「なろう転生テンプレハーレム」。


 でも今回の物語では、主人公や魔女側はそれら「洗脳でハーレム転生者」を遠距離スナイプで消すという話。


 本屋の国の隣国、デカいのにエルフ奴隷大量、国王も謁見の時に洗脳して懐柔、軍隊も洗脳で懐柔して、いきなりこちらの国に攻めてくる算段だったからね。


 異世界転生して洗脳無双ハーレムチートをやる側は正義、でもそれによって奪われる側からしたら「悪魔」になる。


 なろうアンチとしての、平和を望まない独裁異世界転生者を消す、これもまた辛いけどリアルだとそうなるよね、って感じで差し込んだ。


 ↓染色体の例

 七面鳥(82本)、ニワトリ・犬(78本)、じゃがいも(48本)、チンパンジー(48本)、人間(46本)、桜(32本)、猫(38本)、カエル(26本)、米(24本)、キュウリ(14本)


 三倍体と減数分裂の話

 ttps://study-z.net/100185585/1

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