26-5. 二世帯転生 ～転生したら魂ごった煮転生で、序列で風呂担当任されたら妹から風呂神様と拝められて困った件～ →魂の共存と役割
★三行
後藤由紀は独身で婚活をしていたが、良い相手に心を許して飲み過ぎた結果急アルで死んで現代転生をした
転生先は妹の後藤真由、しかもすでに魂は二世帯４人が住まう混沌とした住居であった
序列からお風呂場面だけ担当となった由紀魂は、己の未練のためにレズを矯正し男性と結婚させるためにお告げ助言を始めた
★一言
→魂の共存と役割
★五頁プロットと解説
妹の真由は、お風呂に入ると自然と祈りを捧げるようになった。
それはアル中という実体験ではなく、カレシと飲みに行ったら暴行されて亡くなったという解釈をして、ますます男嫌いになっていった。
真由はレズッ毛が増え、イチャラブも複数の女性友達とやるようになり、由紀魂は悶絶しながら風呂担当として四苦八苦する物語。
魂のルールとして、妹から見た「死んだ姉」がいる事を直接伝えるのはご法度でアリ、そく二世帯住宅から追い出されて「ミノムシ」に差異転生させられる。
妹があと２年で幸せを感じるようになれば、二世帯の４名の先住民ならぬ先住魂と由紀は人間に転生しなおせる。
その為に、二世帯の弟アキ、兄スティーブ、父英二、祖父富男と一緒に由紀は妹を誘導するのだった。
なお、前にいた二世帯にも「妹」であることはばれない様に立ち回る。
お風呂場では、妹の意識の１００％から９５％を削り、５％で囁きや閃き、脳内にイメージ画像を載せることができる。
でもMP不足で数秒しか干渉できないため、毎日訓練してMPを増やし、５分だけお風呂で言葉を継げることができる用になった。
「レズはいけないよ。あなたの「立派な」お姉さんのように、男性を見つけて結婚しなさい」と囁く姉由紀。
風呂場で祈りをするも、レズを捨てきれない真由、その苦闘はいかに！？
エンディングテーマ、「お風呂の神様」
https://youtu.be/Z2VoEN1iooE
小3の頃からなぜだか、腐女子のお姉ちゃんと暮らしてた
実家は狭かったけど、お姉ちゃんは出て行かなかった
毎日お手伝いをして、未来の話もした
でもお風呂掃除だけ苦手な私にお姉ちゃんがこう言った
お風呂には、それはそれは立派なオトコサマがいるのよって
だから毎日風呂で祈れば、リア友みたいに玉の輿と結ばれるんだって
その日から私はお風呂で手合わせて祈り始めた
イケメン彼女に会いたくて毎日祈ってた
買い物に出かけた時には二人でミラノ風ドリア食べた
１番くじラスト買い損ねたお姉ちゃんを泣いて責めたりもした
お風呂には、それはそれは立派なオトコサマがいるのよって
だから毎日風呂で祈れば、リア友みたいに玉の輿と結ばれるんだって
少し大人になった私は、お姉ちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて居場所がなくなってた
休みの日も家に帰らず渋谷で遊んだりした
ポップンもエクバも絆もゲーセンから消えてった
どうしてだろう企業は人を離して、大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてたお姉ちゃん残して、ひとりきり家離れた
上京して2年が過ぎて、お姉ちゃんは弱り始めた
寂しくて辛くなってしまった
お姉ちゃんに会いに行った
「お姉ちゃん、祈るよー！」ってわざと昔みたいに言ってみたけど
ちょっと聞きたいだけだったのに
「もう自立だね」って声を残して消えた
次の日の朝 お姉ちゃんはお風呂で出ることがなくなった
まるで、まるで、私が来るのを待っていてくれたように
ちゃんと育ててくれたのに、彼持ちの未練もあるのに
いい妹じゃなかったのにこんな私に与えてくれたんだね
お風呂には、それはそれは立派なオトコサマがいるのよって
だから毎日風呂で祈れば、リア友みたいに玉の輿と結ばれるんだって
お風呂には、それはそれは立派なオトコサマがいるのよって
だから毎日風呂で祈れば、リア友みたいに玉の輿と結ばれるんだって
気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私は
今日もせっせとお風呂でお祈りをする
お姉ちゃん、お姉ちゃん、ありがとう
お姉ちゃん、本当にありがとう
