26-4. 近接エルフは核戦争の悪夢を視たか? →現実の3タイプの入門本
★三行
遠距離は邪道で異端と教えられてきた異世界で、エルフ青年ラミイはギルドリーダーの竜族ガゴに追放される
庇ったオーク娘イマと一緒から落ちて、二人は謎映像から500年前にエルフ族の核戦争で術の国家が滅んだことを知る
イマの故郷で封じされし弓とボウガンを作り、ガゴとの決闘で懐柔、奴隷のエルフ族を救うために独立宣言をする
★一言
→現実の3タイプの入門本
★五頁プロットと解説
以下、ノベルアッププラスの解説。
まず大前提として、メイン3種族がある。近接ドワーフ、飛行槍ドラゴノイド、弓エルフだ。
ぶっちゃけファイアーエムブレムみたいなもので、マス目に移動+攻撃範囲で攻防するアレをイメージして欲しい。
近接ドワーフは共感型で全体の6割を占める。ガッチガチの鎧と全力で叩き壊す斧を持つ。リーチは1マス。
飛行槍ドラゴノイドは再現型で全体の3割を占める。相棒のワイバーンに乗って手綱と槍で敵を刺す! リーチは2マス。
弓エルフは全体の1割と少数。飛んでる相手や司令官を遠距離から仕留めることができるが、盾や鎧には弱い。 リーチは1~8マス。
人族、オーク、獣族、サキュバス等いろいろな異種族はいるが、重装備はドワーフ近接、軽量で動物扱いが上手いのは中距離槍、手先が器用でフットワーク軽いのが遠距離弓になる。
オークならドワーフとほぼ同じ近接、人族はワイバーンを乗りこなす竜騎兵、跳躍が得意な兎族や猫族は遠距離から芋スナ弓をこなす。
相性は、遠距離弓>竜騎槍、竜騎槍>近接斧、近接斧>遠距離弓という3すくみね。
近接斧>遠距離弓ってそれモンゴル戦法最強理論でも同じこと言える? って話だが、弓はドワーフの頑丈鎧に0ダメ、かつ手間のかかる弓が丸損ってことで納得して。
大事なのは混血。
オークとドラゴノイドの混血の場合は、オークの腕力と、ドラゴノイドの操縦性能を兼ね備えたハイブリッド重竜騎兵ドラゴーク族が誕生する。
若干重くて純粋な竜騎兵よりは機動力は劣るが、槍だけでなく上空から斧やハンマーを急転直下から叩き落とす一撃離脱性能を持つ。
( ゜Д゜) うわー! トキメクこういう設定!!
重竜騎兵は再現+共感のハイブリッドで、30年前の高度経済成長から2020年の今までは完全に追い風の種族タイプだった。
が、これから破壊的なイノベーションを日本で求められる時代になったらどうなるか?
そうだね、創造+再現の槍+弓の司令官かつスナイパー型だね!
haruchiさんの漫画読んで確信した。覚醒した再現+創造と共感特化タッグがマジで世界を変えていく存在だってね。
竜騎の人型+エルフの射撃性能の混血。単独エルフより純粋射程は劣るものの、上空から全体を把握して部下に指示を出す (再現性)。
そして、重要拠点の敵指揮官の情報を得たら、暗殺部隊を組んでしっかり作戦を立てて共有、少数精鋭で夜に奇襲する。
敵拠点にワイバーンと軽装で一気に距離を詰め、山奥から重要人物を弓で撃ち抜いて、即戦線離脱。
この情報収集力&的確指示|(再現性) と、機動性&リーチ (未来への行動力、直感) ができる再現+創造は来年以降のエースとして全世界で求められる人材となる。
創造+再現って相性補完最強の共感型が一番いるから、ホント選び放題なんだよね。
コレ、共感+再現の人だと、相性補完最強の創造特化って「1割」しかいないわけ。
探すの大変だし、見つけたとしても売約済み (※姫騎士アンジェリカ参考) だったりで今後1割の人材が引っ張りだこになる。
そう考えると、最強相性の相方が「どれだけの母数があるか」って本当、今後大事になると思うんだ。
1980~2020までであれば、再現+共感の起動力+近接火力が行動経済成長における、必要な人材であり歯車だった。
でも考えてみてほしい。遠距離弓が淘汰されて近接=共感一辺倒になったからそのタイプが最強になっただけで、再現+共感ばっかりになったら世の中どうなると思う?
創造性=弓=破壊的なイノベーションが不在のまま、ゆーっくりゆーっくり安定して伸びることになる。
北野唯我さんの「天才を殺す凡人」では、破壊的なイノベーションがないと、人口の急増、食糧難に対して指数的に食料が枯渇するって予言をすでに書いている。
その破壊への指数曲線を超える「破壊的な供給」を生み出せるのが、創造性であり、それがないと共感+再現ではゲームオーバーになるって言ってるの。
何となく読者ならわかるでしょう? 人口80億人になって、海産物が中国で大量消費されて乱獲、日本は取れ高減って値上げ、カニ漁も今年禁止! 海も放射線で汚染されて食べられなくなる! 中国がチベットの川上の水を抑えて枯渇、上海は水不足で飢えて、肉の値上げ。
俺も読んでて完全同意だった。再現性と共感性によるビジネスは、米国やGHQから押し付けられたもの。もとより日本人には向いてないやり方だったわけで。
タイプに合わないモノを無理やり押し込まれて、結果成功したからとその仕組みを変えずに進めた結果が今の日本。
アニメ漫画の輸出面はすごいと思う。でも家電、液晶、それら半導体に対する「閉塞感」は、再現+共感が大企業を占領した副作用だと俺は思っている。
がんじがらめになって動けなくて、破壊的イノベーションを生み出す部署作らなくなった企業は、徐々に国際競争力を失う。
それの悪循環を止めるには、創造性の認知と発掘、共闘と補完による3タイプ相性が必須だ。
男女の性差、ABOの血液型以上に、この3タイプの組み合わせ相性は売り上げに大きく影響を与えるって俺は確信している。
ここで一発、創造型をちゃんと持ち上げて育ててくれるように日本が目覚めたら、世界から見る目が変わる。
俺が夢見る至誠に対して、最短経路だと思ったルートはコレね。
まず若者のマインド、「なろう小説や漫画」などを通じて、3タイプの価値、可能性を広めること。
で、日本の面接とか部の配属などでも当たり前のように3タイプ数値が使われて、婚活でも数値化、相性補完に使われる。
その後、億ラマによる新人類を日本で大量に増やして、なろう転生革命を実現する。で、日本主導で法整備して、宗教内戦をソフトランディングさせる。
3タイプの国民判別と有効利用、直感や創造型の有効活用によって、新しい秩序、治安ができて、アニメももっと売れたとしよう。
貧困の国家は、債務を日本が受ける代わりに、併合を申し出ることになる。昔のとある国と同じようにね。
その国民からしてみても、言語や文化の保全、自治権の保証があり、借金チャラ、優秀でシンプルな税制、良い治安が手に入るなら、国民は喜んで投票するだろうよ。
今の中国やロシアの様に、武力や脅し、独裁国家による恐怖で縛るのではない、尊敬と憧れによる国家併合の時代が、必ずくる。
だって直感で視えたんだもん。
100年後か200年後か分からんけど、3つの連合になる。
前も書いたけど、今の日本税制や債務歳出は無駄が多く、ブラックボックス化している。
貧困の他国が、「日本のシンプルで無駄がない早い税制」に憧れるくらいの仕組みを今後作らないと、3国家になるどれかのトップ=吸収する側にはなれない。
あと、税金体制を「他国で1週間あれば即導入できる」という拡張性を持たせること。要は日本の~県の追加オーダーきたら、すぐ拡張して
併合依頼国にすぐ税制度移行、吸収できる仕組みを最初から用意していることね。
俺には法制度を変えることは無理でも、その見た未来に対して必要な材料は直感で提供できる。
俺にはない、再現性ある方のガチ分析、政治家とのコネのある共感性が必要だ。だから今、俺はとにかく本を出して全員に伝えようとしている。
話を戻そう。近接エルフのプロット。
500年にエルフとドワーフが開発した火縄銃により、今までの近接歩兵部隊vsワイバーン指揮官のバランスが崩壊し、遠距離の打ち合いに戦争が変わってしまった。
その後、戦車、ミサイル、核爆弾、水爆と遠距離兵器の開発競争になり、戦争はただの大量殺戮兵器の打ち合いになり、歩兵や竜騎の価値がほぼなくなった世界になる。
ひょんなことから、お互い持ってる水爆を打ち合うことになり9割の生物が死滅、異種族色々も大半が絶滅する惨事になる。
残った科学者たちは、水爆などの遠距離兵器を全て封印し、全ての子供たちには「遠距離は神への冒涜で死罪に値する」と聖書に残して
言い伝えるコトを国連で決定。
銃や核兵器は、直接打つ人間が簡単に大量に殺せるから問題である。近接だけなら殺す方も直接惨劇を体験するから、無益な戦争はしなくなるだろう、と。
その後の知能生物たちが人口を復活させて安定するまでは、その「遠距離の呪詛」を言い伝えで300年守り続けた。
300年後、ドワーフ6割、ドラゴノイド3割、エルフ1割で分布して生態系が安定した。
弓や投擲などの文化すら消え、焚書坑儒により書籍もなく「投擲や弓」という概念、文字すらも廃止されたのだった。
知るモノ、疑うものは異端として問答無用で処刑し、人々は「戦争は殴り合い」という洗脳を受けたことすら忘れてしまった。
戦争が減った分、国民の不満はジェンダーや差別、密告による憂さ晴らしに回り、全世界で成長が停滞、貧しくなっていった。
純潔エルフの青年ラミイ11歳は、ドラゴノイド族のエリートのガゴ11歳に近接の能力不足を理由にギルドを追放させられる。
メスドワーフ11歳のイマもラミイを庇って自ら脱退、ボロボロのラミイを背負って帰宅するも、滑って山から転落する。
重症の二人の目の前には見たことがない洞窟、雨宿りしていると奥から不思議な音が。
「星歴4283年、俺はエルフ族の研究者ラノレだ。遠距離封印採択から、この遺言を残す。恐らくコレを見ている君たちはこの引き金を引く道具や、糸を引いて飛ばす道具の名前も知らないだろう……」
衝撃の事実、歴史を謎技術ホログラムで観させられた後、証拠隠滅のために自爆装置を作動させる。 ※一定時間再生したら爆破連動する仕組み。ただし洞窟を埋めただけで、TNT等の技術が復活すれば再びは入れるように調整してある。再度訪れた場合は、別のムービーを流す仕組み
「エルフの民を救って欲しい、そして世界の3タイプの均衡を取り戻してくれ。なおこれを聞き終えた40秒後に洞窟ごと爆破する。技術革新で岩をどかせるようになったらまた来てくれ」
ギリギリ脱出したラミイとイマは、急いで村に戻り埋まった洞窟に村長などを案内する。
しかし埋まった岩石は腕力ドワーフを全員集めても動かせない。村長は嘘つき2人を村から追放する。
ラミイ「ガゴたちのギルドも追放されて、村にも追放されて、僕はもう……それに『ユミ』なんて扱えっこない。わからない!」
イマ「私の故郷、ドワーフの山に来る? 私がかくまってあげるし、図面と寸法は頭にあるから作ってあげる! あとクロスボウ? ヒナワジュウ? 面白そうだし」
追放したガゴにも良心や呵責があり、ドワーフの村で忌避の弓や投擲兵器で戦況が変わりだしたことで、友人同士の殺し合いに発展。最終的に、弓でワイバーン迎撃したことで実力を認めて和解、遠距離兵器が今までの戦術が全て変わる事をガゴが理解する。
ガゴが今までの先入観、洗脳を実体験によりプライドごと破壊されたことで、ラミイのアイデアと行動力から「卑下」から「尊敬」に変わる。
その後、全世界で牛耳っていた「世界平和連盟」という名の遠距離系の封印及び、異端抹消をやっている元凶宗教に立ち向かう。
この物語の着地点は、ラミイが弓を取り戻し、奴隷化されたエルフ族が解放されること。世界の洗脳を解いてバランスを取る、そして技術革新により、人口増や資源問題も解決する。
今までは洗脳により遠距離などない、邪道と無意識に刷り込まれていたことが、過去の歴史の経緯により起きたことだと全種族が知る。
そして、閉塞していた技術発展が解放され、3タイプそれぞれの長所を把握して伸ばし合うコンビやトリオを国家が管理りして活用することで、急激に改善される。
さて、ここからが創造型のアイデアになるのだが、スタートとエンドは同じ結末。
「あなたが異世界転生してラミイたちを救うならどう行動をするか?」でオムニバス形式にする。
一番わかりやすいのが、創造特化の俺の場合。ラミイの気持ちもわかるから、再現型を説得するのはムズイにせよ、共感型のイマに先に可能性を信じてもらって、人脈で広げて、弓とクロスボウという今の技術で作れる兵器で「よくあるなろう無双」してガゴを懐柔する、そして3タイプが信頼して結託できるようになったら、追放した村に説明して和解、平和連盟をつぶして、真実を明かすという王道をやる。
次に俺ではなく、共感型特化の作家の方にベースプロットを伝え、イマ側を主人公として「どうラミイを活用して世界を変えるか?」を書いてもらう。
コレ、今現代で必要な「創造型=直感族」を共感型が救うという流れだ。
創造型=エルフ族は、単体では今の洗脳や力関係で太刀打ちできない。だから、再現型や共感型の協力が必須である。
つまり、イマがボロボロラミイをポイ捨てしたらその時点でラミイ本人では自力で革命は不可能。
本質は、共感型=共感の神がいかにして天才=創造型を殺さずに、協力して助け合えるか、活用できるか? である。
この異世界転生物語が日本の全国民に広がることで、6割を占める共感型から見た、1割の創造型の見分け方、扱い方、協力の仕方が自然に身に付くわけ。
俺が至誠としてやりたかった「直感族の救済」をなろう小説や漫画という媒体で哲学を伝えるのを実現する。
同じように、再現型特化の作家さんにも追放したガゴを主人公として「どうラミイやイマを救うか」の行動を物語にしてもらう。
ガゴもガゴで、ギルドを束ねるリーダーとして苦悩している。
戦闘は近接しかない異世界には、飛竜に乗れずに腕力もないエルフ族は、大半が使えない奴隷として戦場に駆り出される存在。
幼いころの旧友ということで、ガゴはラミイを保護してきたが、「あんな無能エルフに同じ討伐報酬を与えるのは納得いかない!」
とギルド内のドワーフやドラゴノイドから不満の声が上がり続けてきた。
葛藤しながらも、ギルドの掟=法に従ってメンバー投票を行い、追放が確定する。優しく伝えたかったが、反発する仲間のためにも、強い言葉で追い出してしまい、後悔を引きずることになる。
ガゴは自責の念で数週間後に噂話からドワーフの村まで視察に行き、覚醒した弓ラミイと闘い戦慄する。
理詰めで創造型の妄想やアイデアを潰してきたが、成功した天才には「尊敬と畏怖の混ざった感情」を持つ。
これは、再現型にある過去の積み重ね故の安定感、自信とは相反する「想像できない破壊的な革命」が自分自身にはないからだ。
これも同じだが、現代における一番追い風になっていたであろう、大企業の主軸となる再現型が、天才を殺さず共存共栄するやり方そのもののバイブルになる。
この3つの特化による、ラミイ、ガゴ、イマの明確に分かれた3タイプの書籍ができたのであれば、次はハイブリッドとバランスの書籍化だ。
村追放されたラミイとイマに、偶然オークとドラゴノイドのハーフ、ドラゴーク族 (再現+共感)のサイキョウが通りかかって、仲間になる。
今度もサイキョウ=再現+共感の作家さん視点で、創造特化のラミイと共感特化のイマの才能を見抜き、世界を変える主人公として行動してもらう。
それぞれの言動や思考は、結構熟練の作家でもイメージしにくい。
ならTRPGのようにそれぞれのタイプの人で集まってZOOMでドラゴーク族のサイキョウの作家視点のシナリオで進行してもらって、創造型の俺が行動と思考を提示すればよい。
そのほうが、よりリアルになるし、現実としても参考になると思うから。
ここまで書けばわかると思うけど、同じ要領で残り2タイプのハイブリッド (創造+共感、再現+創造)、バランス型を主人公にしたラミイの救い方を書籍化する。
実はタイトルの意味って、300年前の核戦争を洞窟の中で見たという悪夢もあるのだけど、平和連合を潰して洗脳を説いた後、欲深い種族たちが洞窟をTNTで開けて、古代技術である核や水爆の資料から研究しはじめる。
ラミイ、ガゴ、イマの3タイプ連合の中で、ラミイだけは未来視があって「再び将来、核戦争で壊滅する」未来を予見する。
名誉と独占欲の強い、覚醒していない=自覚してない再現型が元凶だと知り、ラミイは裏でその元凶を消そうと暗躍する……。
主人公の闇落ち (デクやエレン) までやれたらいいなぁと思ってるけど、まあそこは蛇足かな?
リアルにおける3タイプの利用価値って、弓、飛竜槍、鎧斧の3すくみを「指揮官として相性を戦術に入れる」ってこと。
今日本や世界のように、3タイプをほとんど知らない状況は、異世界における全種族を一列に並べて武器も適当に支給して戦わせるってこと。
それを、遠距離の弓=創造型、俯瞰して中距離攻撃で支持する司令官=再現型、陸上で部隊組んで突撃する歩兵=共感型をバランスよく配置して最適な戦い方ができるようにする。
その指南本を、なろう転生ネタとしてやってみたい。 実際はなろう転生じゃないけどね




