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26-1.  2023年からなろうプロットネタを色々描いてみようと思う イルカ転生 ~元社畜が宇宙飛泳士になってみた~ →陸が海、宇宙が陸

2023年1月4日から復活! 1年ぶり

 あけましておめでとう! 今年もよろしく!

 って2022年の1月30日に投稿がストップしていたのだが、ちょっとエタってた作品の再開モチベが上がったのでこちらを気分で再開しようと思う。


 実際には2021年の年末時点で予約投稿をしていて、2022年はここのサイトで描くことはなくなっていた。


 2022年はノベルアッププラスという小説投稿サイトで新しく活動していたのだが、まあ表記や表現の規制がきつく、自由な創作活動がしにくいと思ったのだ。



 で、こちらは今まで以上に誤字脱字や校正チェックはしないで、勢いで書いてスッキリするだけのエッセイとして続けていこうと思う。


 初日の出ならぬ、初直感で「一言三行五頁」という謎ワードが来たのでそれをやってみようと思う。

 著作権はこちらにあるが、コレを見て好きに作品書いて使っていいよという「いらすとや」システムを考えている。

 名前は「ものがきや」。

「一言三行五頁」という、3行の全体解説、400~2000文字=5ページ相当の詳細プロット、最後に一言オチという感じでやる。




 で、1作品目「イルカ転生 ~元社畜が宇宙飛泳士になってみた~」




 ★三行

 トラック轢かれて転生した社畜は、異世界の海のイルカに転生した

 器用な手足と口で文明を気づいたイルカ族に、人間の前世を話すも相手にされない

 宇宙飛泳士となって陸上の文化を持ち帰るも、陸上は核戦争で絶滅して絶望する話


 ★一言

 陸が海、宇宙が陸


 ★五頁プロットや解説

 今回のイルカ、年明け初の直感の次に浮かんだネタだ。

 自分の死生観の根本に、意識寄生論というものがある。

 宇宙や地球を創造した創造主は「いろんな経験を得るクオリア=魂」の器が欲しくて人間を作った。


 人間が凄いのではなく、地球生物シミュレータを何兆もリセマラして扱いやすい生物として選ばれただけ、という感じである。


 だったら、隕石や氷河期による哺乳類=ラットから人間人進化したのではなく、恐竜の対立から「ドラゴノイド」と呼ばれる器用で貧弱な竜族が洞窟暮らしをして生き延びた世界線があっても良いのではないか?



 なんなら、賢くなったドラゴノイドが水爆とか放射能兵器で対立してお互い絶滅する世界線もアリなのでは? と思った。



 そうなった時、残るのは海の中だ。

 まあ実際問題、陸上で核や放射能がたんまりあったら、海もただでは済まないとは思うけど。




 で、陸上は放射能と大気の成分が毒になった死の地球となり、海だけはギリ守られた世界線だ。


 創造主としては、今読者が見ている世界線は「人間」をクオリア=意識体が洗脳して色々な体験を持ち帰らせている。


 イルカ世界線の数億年前まではドラゴノイドと呼ばれる器用な竜族にクオリアが洗脳して色々な経験をした。

 しかし愚かな竜族同士の核戦争で陸上はほとんど生物がすめなくなって創造主は困ってしまった。



「ああ、核戦争までは面白い体験できたけど、陸上じゃあもう無理か。リセマラするか―?」


 とリセットボタンを押そうとしたとき、海の中の「賢い奴」の存在に気づいた。



 そう、イルカである。


 イルカは今読者がいる世界線でもかなりの高度な知識があり、音や鳴き声を伝播させて、意思疎通ができるのだ。


 今は手先の器用さは人間には劣るが、口と手を上手ーく使えば紐を結ぶくらいはできるかもしれない。





 ということで、創造主はこの脳容量が大きく、器用さを持つイルカを進化させることにした。


 クオリア=意識体を分離させて、全てのイルカの乗り移り、「自分は賢いイルカ」として自覚するようにした。

 そして、死後にクオリアがまたイルカに転生するのだが、その時の記憶も全部消すようにした。

 要は今の人間と同じである。



 それだけでは人間やドラゴノイドのような器用さが足りないため、遺伝子の変異をちょっと弄り、ヒレは細く指を増やし、可動域を増やした。

 そして口もより細部に動かして、人間に近いような器用さを2億年かけて進化させた。





 結果、イルカという種族は大型のサメを「研磨鋭利武器」と「種族連携」と「嘘」により倒すことに成功する。人間ガマンモスを倒すのと同じだ。


 イルカ族は、イカタコや小魚、プランクトンを主食とするが、人間の農耕と同じく「小魚の養殖」をやるようになる。

 網による領土ならぬ領海が2Dではなく3Dで管理され、立体による地図でイルカ同士の国家で争うようになる。


 そして2億年後に、今の社畜リーマンがトラックに轢かれて転生する。




気づいた時には、3才児相当のイルカの赤ちゃんであった。

言葉は音波であり、ママに前世とか「陸上の人間の叡智」を必死に語るが相手にされない。

10歳の小学校では、イルカ族が集まり「養殖、濃厚、5000年の歴史、住宅、金融、政府」を教わる。



 すでに人間社会を知っていた社畜は困惑しながらも順応していく。


 そして、海の頂点であるイルカ族にとって、各国家が目指している「うちゅウ」に興味を持つ。


 それは、陸上にあがる事である。


 人間視点でいうと、宇宙ロケットで月に到着するようなものだ。


 イルカは呼吸のために海面に出ることはあるし、陸上も水面から見ること、ジャンプして一瞬陸を確認するくらいはできる。



 しかし、陸上は放射能と空気濃度が異常でイルカは陸上に打ち上げられたら死である。


 しかし陸上にはイルカ族にとって大事な資源や生物がいるかもしれない。



 社畜イルカはうちゅう=陸を目指す飛泳士を目指して訓練を始める。

 結果、色々なイルカ彼女やマッチョイルカを破って3人目の飛泳士に選ばれる。



 その後、機械操作、呼吸器前進装備 (水分で満たす)、を訓練して3名の部隊は陸上にあがる。



 知らぬ2名の純粋なイルカは嬉々として探索して、石器やドラゴノイド文化や文明を知り持ち帰ろうとする。




 たった一人、社畜イルカだけは絶望した。


 人類の歴史ではなく、竜族の歴史であり、人類、いやホモサピエンスの歴史がこの世界になかったことを知ってしまったのだ。



 END。


 という感じ。

 先入観や洗脳というのは段階があって、この時代の洗脳、日本人という国民性の洗脳、地域という方言や文化の洗脳、親や教育の洗脳、色々ある。



 その中でも一番解けない洗脳は、人間である、という根本的な洗脳である。



 このイルカの天性の例えを読んだときに、人間の文化をベースに他を考えている「なろう転生作品慣れの人」には難しいと思う。


 猫転生! ウイルス転生! 果物転生! というシンプルななろう転生モノは、人類というベースの洗脳ありきで語られている。




 今回のイルカ転生は、そんな人間ですらない世界であり、社畜イルカにとっての孤独感、驚きと絶望、世界感の変化は想像を絶するだろう。


 でもそういうぶっ飛んだなろう転生かつ、意識寄生論というぶっとんだ思想を組み合わせた作品は、マンガ化したら面白いんじゃないかなって思った。



 もしここまで読んでイルカ転生書きたいと思った作家や漫画家さんがいたら、ツイッターDMなり入れてね。最初にくれた人に著作権以外は全部譲るから。























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