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25-25.  【マンガ系YouTuber】ゲス顔が面白い! 【なろう隆盛の理由】 泣きゲーKanon→憑依→異世界→赤ちゃん転生→オリ主アンチオリ主→神様転生

25-25.  【マンガ系YouTuber】ゲス顔が面白い! 【なろう隆盛の理由】 泣きゲーKanon→憑依→異世界→赤ちゃん転生→オリ主アンチオリ主→神様転生



  【マンガ系YouTuber】ゲス顔 【なろう隆盛の理由】#5すべての可能性を体現せし「オリ主」は「転生」より訪れた【なのはにニコポ】

 https://www.youtube.com/watch?v=XtC4Dv7iCA8



 これは5話目なので、興味持った方は1~4も見てほしい。目からうろこだった。今までなろう転生の断片はあったが、どうして日本でここまでなろうが流行したかの流れを納得する事ができた。


 最初は同人ファンメイドであった。セーラームーンを見た世代が、絵描きや小説で自分の妄想を同人誌などで楽しみ、共有してきた。




 ファンは好きなヒロインたちを救いたい。これが同人界隈の原動力となる。




 【救いたいハーレム】泣きゲーKanonが人気になるが、重婚できない日本では全員を幸せにできない=攻略キャラ以外は全員不幸になる。

 ファンはSS(ショートストーリー)、アフターストーリーの二次創作を書いて共有する。

 原作改変は当時は冒涜。原作干渉しないストーリーを追加して全員を救いたい=ハーレム

 ↓

 【主人公改変】Kanon主人公をスーパーマンにして全員幸せにするIFストーリーを二次創作する

 ↓

 【逆行+強くてニューゲーム】エヴァ。可哀想なヒロイン、レイ、アスカを救いたい。原作は結末が曖昧→二週目に入って別キャラを救う。

 二週目のスーパーシンジ(略スパシン)になり、原型をとどめてない。作者の妄想全部乗せ。

 ↓

 【魔改造主人公】あらゆる人気アニメなどで、感情移入しやすいように主人公に改造され二次創作が作られる。作者の願望=読者。

 ↓

 【憑依】アルカディア腕白関白では日本人が切腹した豊臣秀次に憑依して活躍する小説。歴史人物の器に現代人の共感を持つハイブリッド。

 ↓

 【転移】ゼロの使い魔。主人公の少年サイトは魔法陣に触れて使い魔として、魔法の異世界に転生する。いままでの主人公キャラの制約がなく、自由にできる。転生前後で本人は同じ状態。

 異世界のため、別の作品の様々な人気キャラを持ってきてコラボさせる二次創作が急増する。

 ↓

 1925年トールキンの指輪物語ロードオブザリングの中世ヨーロッパで魔法が使える世界感が人気に。何でもできる! 魔法で妄想も制約なく使える! 共通世界感で説明描写不要で楽!

 ↓

 【モブサブ憑依】憑依+異世界のゼロの使い魔の二次創作では、自由度の高いモブサブにファンが憑依して好き放題やるのが増える。

 ↓

 【転生】赤ちゃんへの憑依により、オリ主が誕生する。ゼロ使×オリ主が現代のなろう小説のベースとなる。

 ↓

 【オリ主アンチオリ主】リリカルなのはで二次創作が爆増。原作改変して荒らすオリ主を倒す二次創作が増え、そのアンチオリ主

 ↓

 【踏み台転生者】オリ主アンチ?LOVE?がヒロインたちを好き放題ハーレムしてたら、原作主人公に凹られて踏み台にされるモブ扱いになるというもの。結果、悪役=同人作家が成敗されて原作通りになるか、それ以上に親密になるというハッピーになる展開。

 ↓

 【神様転生】人を助けて死んだら、同情されて神スキルと転生・転移をくれるというなろうテンプレ



 残念ながら、次回作#6の神様転生の動画は見つからなかった。次回作を希望したい。



 ただここまで動画を見て思ったことは、このゲス顔の人と同じく、日本人って変態すぎるってことだ。




 これらの原作ファンの妄想=同人の欲望を満たすために進化したと言える。進化論として見ても、自然な淘汰と進化であり、とても合理的だ。


 考えてみてほしい。最初の同人の始まりのジャンルである、主人公改変、主人公無双のジャンルが果たして現代のプロ作家たちが書いて読者に選ばれるだろうか?


 いや伸びないだろう。現代にはより自由で妄想をかきたてられる土台ができて定着してしまった。今更、原作主人公の思考や思想で動かし、観察して楽しむ小説は伸びない。

 制約が大きすぎるからだ。だからと言って0ではないし、多少需要はあるかもしれない。

 だが、今のなろうはもはや何でもあり。新しい便利なジャンルができれば、前のは廃れる。


 例えるなら、車と飛行機と船があるのに、飛脚(人力で運ぶ)は今稼げるか? という感じだ。


 読者は、この神様転生や、リゼロのループもの、ざまぁ系などのスッキリ、ハーレム無双、様々な快適なジャンルに染まっている。

 その次に来るのは何かは、進化=読者層の需要と共感を満たすものになる。



 正直思いつかないが、自分なりに考察していこう。


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