7-2. 直感はどこからくるのか?
7-2. 直感はどこからくるのか?
女の直感(浮気)、第六感、霊感、これら非現実的な超常現象はなぜ名前が付いたのだろうか。本来ありえないような事象は、妄想の漫画の世界だけで、文学にも出てくるくらい生活に密着した事象である。全く現実として関連がないのであれば、文字として辞書に載ることもないはずだ。
直感というのは、偶然ふと湧き出るアイデア、閃きのようなものであり。原因は分かっていない。リラックスしている状態、集中している状態、一秒を争う戦場のような場面、様々ある。私は、肉体を操っている魂の呼応(反応)だと思っている。直感の全てが霊に関連するわけではない。
直感が来る本人の知識量、経験、健康状態等細かい所の影響は多々あるが、魂側の視点でいうと「体に通じやすい所でとアドバイスしている」という事だ。この世界では人同士、動物同士で表情や鳴き声、音波などでコミュニケーションをとっているが、残念ながら霊界と交流するには技術と素質が必要となる。それは生まれつき、魂とシンクロ率が高く意思が通りやすいか、訓練して通しやすくなったかである。一定の経験と知識がある状態で、魂がこうしたほうが良いよ!と伝えると、偶発的に閃いてくれるという仕組みだ。
RPGで例えるならば、LV1の勇者をプレイしているときには閃きという直感はコマンドで何度実行しても「効果がなかった」で終わるが、LV10でステータスが上がった状態で使用すると、魔法が使えるようになる感じだ。勇者本人は、自分自身で偶然身に着けたと思い込んでいる。プレイヤーが伝えても、ゲームの世界の主人公には、それが気づかないのだ。同じように、魂が呼応して助言を伝えたとしても、本人はその恩恵に気づかない。
直感は衰えると上手くいかなくなる
これは、年配の役職者がよく言う言葉で、若いころに直感で動くとそれがよく当たるが、年老いると直感でも当たらなくなるというのだ。これらは、慢心や技術の違いではなく、魂のアドバイスを純粋に受け取りにくくなっているという事だ。スピリチュアル的には20台から30代までは魂とのコラボ状態で全盛期になるが、それ以降はゆっくり下がるようだ。
私がなろう小説でこんな場違いなエッセイを残したことも、直感として行動したからだ。これで一人でも何かの影響があれば、それでよい。後悔はない。




