25-22. 今後60以上の実体験なろう作家が増える説 リアルばあちゃんに異世界TRPGやらせてみた!
25-22. 今後60以上の実体験なろう作家が増える説 リアルばあちゃんに異世界TRPGやらせてみた!
小説家になろうやアルファポリスの中で、人気の爺ちゃん系なろう小説を一通り読んでみたが、
どれも若いなろう小説化の祖父祖母思い出による それっぽい爺ちゃん系なろう だった。
ガチの70代以上の小説で、行動や思想や文化が今の若者とは違うものが見当たらなかった以上、現実にこれらの小説が日の目を見ることは少ない。
それは、読者層がスマホを弄れる30代以下が主流であり、こちらの世代にはガチ70歳の考察小説は読まれないし評価されない。だから、仮にガチ70が書いても途中で埋もれてしまう。
正直これはもったいないと思う。なろう小説のスナック感とガチ年配者の文化思想のコラボができたら、新ジャンルの開拓ができて良いと思う。
少なくとも、もし70代の同期が読んだときに、「あーあるあるww懐かし-w」(現代訳)となるような小説が多少は流行ってほしい。てか流行れ。
それが一度でも漫画化、アニメ化という成功例ができて、テレビ新聞雑誌にも掲載されれば、彼らの層が参入して、なろう小説界は面白くなると思う。
そのためにも、年配者を巻き込んだなろう小説を自分がやってみたいと思う。
それは、異世界転生のTRPGをガチ祖父祖母にやってもらうというものだ。
前提として、異世界転生に多少拒否感がない事、ガチで協力してくれる仲であることが必要だ。ほとんど会えない、話したことがない祖父祖母にはまず無理だろう。
自分は幸いにもおばあちゃん子であり、小学校の時から身近に対話することが多かった。
なので、自分は勇気を出して切り出してみようと思う。
「ばあちゃん、ちょっとしたゲームやってみたいんだけど30分くらい時間くれないかな?」
「こっちが状況を話すから、ばあちゃんは好きに行動して良いし、対話して良い。その結果をこちらが回答して物語を進める」
「できれば、その時の心境や判断した時の材料などは話して欲しい。どうかな?」
「ゴールは、ばあちゃんがその場で決めて。リアルでそんな状況になったら、ばあちゃんがどうするのか、素直な気持ちで答えてほしい」
「じゃあ始めるね。今ばあちゃんはいつもの通りのんびりテレビを見ていたら、ふと眠気が木て伏した。気が付くと竹林の中で伏していた、何やら体が軽い。どうするか?」
「えっと。…XXXX」
「突然、クマのような大型生物が10メートル程先に表して、こちらを威嚇している。どする?」
「YYYYかしら」
といった感じだ。最初に飽きて断られたらそれまでだが、この後の行動や思考を文字や録音で残して、後で小説化する。どうだろうか? まだ実行に移していないのでわからないが、ちょっとワクワクする。
TRPGのように、ダイスを振ったりという運要素を入れると判断が入って複雑になるが、数値が視覚化されてしまうとリアルさが失われるかもしれない+面倒なのでそれはナシで進めようと思う。
もし上手く誘導して、面白い結末になったら小説に書いてみようと思う。
これにて、今後60以上の実体験なろう作家が増える説の話は終了する。
今のなろう飽和とスナック化と金太郎あめ化は正直もったいないと思う。
だから、新しいジャンル確立のためにも高齢者の思考や文化を生かしたなろう小説をみんなで作って読んでみたいと思う。
まとめ
①なろう小説はジャンルが飽和状態になりつつある
②ガチ年配者の文化や思想+若者なろう小説化の共感力=新ジャンルと発展?
③すきづきんがリアルでばあちゃん(祖母)に異世界TRPGを仕掛けて小説書いてみる!




