25-13. 「天国は、ほんとうにある」からはじまる、C教の批判
25-13. 「天国は、ほんとうにある」からはじまる、C教の批判
唯物論が支持されているこの世の中において、脳=意識=自我の全てを否定するものは悪である。
ましてや、人類の叡智とすばらしさを否定する「意識寄生論」は極悪である。人は器であり、クオリアという意識が脳に寄生して自分を人間だと思い込ませているという暴論だ。
それは人、人類が素晴らしいのでははく、操作しているクオリアが素晴らしいのであって人の賛美ではない。過去未来全ての人を敵対する思想である。
さらに、C教が否定している輪廻転生が学会で認められると、まず宗教内で内部闘争と争い、分裂が起きる。さらにさらに、自殺者が急増する。
こんなことが起きたら、なろう転生教と祇霊学、意識寄生論は人を惑わせて殺す異端以外の何物でもない。平和で隣人を愛する、全て聖書が正しく、全てキリスト教が正しく愛に溢れた宗教を否定することになる。
勝ち続けた勝者は育まれた信念を曲げることは難しい。
「天国は、ほんとうにある」を実体験した3歳のクルトン少年とその家族は本の出版と映画化で何億円も稼いだ。意図して臨死体験したのではなく、ただ偶然に死の境目を彷徨い、奇跡的に生き残り、奇跡的にその体験を記憶してアウトプットできた例だ。
似たような臨死は世界で何億とあるが、その大半は生還できずに死んでしまったり、その臨死体験を記憶することなく生還して日常生活に戻る。
また運よく臨死体験を記憶していたとしても、現実世界の「非公開情報」と突合して合わなければニュースにもならない。ただの死に際のアドレナリン放出による幻覚として処理される。
①死の淵ギリギリを長時間体験する
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②生きて居生存する
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③臨死体験を記憶したまま生還する
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④臨死体験の記憶が非公開情報で、客観的に見て偶然を超える奇跡だとわかる情報があった
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⑤それを認知して広めて、話題になる時代や地域である事(アフリカ奥地→×、2000年前→×)
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⑥臨死体験した本人に意識があり、勇気を出して発言して行動する事。親が共感して協力してくれること
これだけの条件がそろって、初めて「天国は、ほんとうにある」の書籍化と漫画化で億万長者になれる。 ※1億ドルの興行収入とされる
当然だが、こういった商業的価値の前例が起きると、似たような奇跡体験を「オオカミ少年のように嘘で広める輩」が増える。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B
C教は輪廻転生を否定している。死んだら最後の審判を受けて、天国か地獄に行く。現世にまた戻ってくることはない。
今回の3歳のクルトン少年は1998年に流産して出生することなく終わった彼の姉のことや、彼の出生の30年前に死去した祖父の詳細を語り、実際に一致していた。
3歳のクルトンが、親から聞いたり、テレビやネットなどで調べて情報を入れるとは考えづらい。人間の累積知識経験の外から来ているから、ここまで話題となった。
C教は天国の存在は肯定している。だが、少年が語るあの世が聖書と異なるからと批判する内容がある以上、C教圏では輪廻転生のガチ研究は進みづらいだろう。
C教は一度も負けを知らない。無敗にして最強の宗教である。ゆえに、敗北=聖書の記載の誤りを認めないし、もし地動説のような言い逃れ不可能な科学については、聖書の解釈いろいろによって誤魔化して「やっぱ聖書すげっすわ!」と帰着させることで納得している。だから無敗の宗教なのだ。
一方、生まれて育った思想が間違いだと教わり、既存概念が破壊されたGHQのような存在を何度も受けている国の国民は中立的に客観的に物事を考える事ができるし、間違いを認めて修正するチャンスがある。
その思想の柔軟性は、そのまま国民性に影響する。1人の思想が変わったとしてもその国、その地域の思想が変わらなければ、その一人の頭おかしい人を弾圧して粛清すればきれいに平和解決できる。
一方、思想の変化や取り込みに柔軟な国民性であれば、破壊と創造が生まれる改革への準備が起きたとしても、すんなり受け入れる事ができる。これは重要である。
弱点としては、カルトなどの新興宗教に対して無知であり、一つの大きな信念の柱がない浮遊層は簡単に染まってしまう。ゆえに、騙されて人生が終わってしまう人が多い。これは日本などの無宗教地域に多いため、既存宗教は入れ食い状態かもしれない。
ともかく、既存宗教のガッチリとした思想と信念がない国民性は、いつか痛い目に合う。その前に、なろう転生教の転生概念を知ってもらって、是非入会して欲しい(宣伝)。
まとめ
①「天国は、ほんとうにある」のクルトン一家は数億稼いだが、聖書的にあってないので批判された
②日本ではなろう転生思想流行で、実はたいしたことのない事例
③敗北や信念破壊を受けた民族は、新しい思想に柔軟を取り込むことができる




