25-5. 直感の人の苦難 ~ダンジョン探索ゲーで 1/10で正解ルートの直感が降ってくるメンバー がいたら?~
25-5. 直感の人の苦難 ~ダンジョン探索ゲーで 1/10で正解ルートの直感が降ってくるメンバー がいたら?~
直感スキルを持つ、創造型の人が成すべきことは今の直感を信じてアウトプットすること。
そして、再現共感の方に原石を並べて価値を判断してもらうこと、それで直感精度を上げることだ。
何言ってるか分からないかと思うが、現代の本やYoutubeの指南は再現+共感向けのものが多い。想像型の人が、成功したい生活したいために自己啓発して行動しても、それは再現共感型向けであってじつは相性が悪い場合がある。
自分が創造型に近いと思ったのであれば、まず直感を信じることから始めよう。もちろん、再現と共感に直感がないわけではない。共感型には共感型の、再現型には再現型の直感があるのだ。
とりわけ創造型の直感があまりにも現実から剥離しているため、言えずに封印している人が多いということを認知して欲しい。
だが、直感そのものをドン! と並べて「買え!」といっても変な目で見れて素通りされてしまう。
少なくとも、多少原石を磨いて、妥当な価格設定をする「再現と共感寄り」に加工する必要が出てくる。
これは非常に苦痛だ。信頼できる友人にそれを加工して伝えたとしても、わからない、伝わらない、具体的には? というラッシュで結局封印する人が多い。
これは2つの原因がある。友人が創造型の特有の世界を理解していない事、もう一つは創造型本人が再現共感に歩み寄る気持ちがない事だ。
この2つが解消されると、創造型は分かりやすく具体性を持った原石を提示し、理解ある友人はその特異な思想に真面目に答えてくれるようになる。
この循環ループができるようになると、創造型は一気に進むようになる。
一昔前、200年位前であればこの直感を誰かに話すだけでも良い反応はあったかもしれないが、現代ではソレは辛辣な返事が来てしまう。この認識を持っていないと、自分は他よりダメな人間だと思い込んで、負のループに入ってしまう。
そうならないためには、まず直感をどこか誰でも見えるところに公開しておくことだ。誰かに見られて恥ずかしいとか、まだ精査できていないとかはどうでも良い。あくまでも落書き、自分だけの備忘録程度に考えて、直感をそのままアウトプットしよう。
「そのまま」と言うのが大事で、ちょっと知識ぶってみようとか恥ずかしいからちょっと誤魔化そうという、外部による恐怖で曲げてしまうことは、ダイヤの原石を無意識に溶かしたり歪めたりすることになる(実際はダイヤはそうならないが)。
そして、定期的に過去アウトプットした直感そのものをまとめ上げて加工して誰かに見て評価してもらうようにする。当然、過去の記事や情報は改変してはいけない。消すならまあOKだが、おすすめはしない。
自分は3年位で、自分の直感の価値を知り、その直感を信じて身を投じる覚悟ができたのだが、他の人は何年かかるかはわからない。
こればっかりは、各自の行動力と直観力、そして見直しと答え合わせの回数と精度による。
一番の悪手は、直感を敵として封印してしまうことだ。これをすると、直感精度が鈍る以外にも、良い直感ですら嫌悪ではじいてしまう。年を取って行動力が減った後に確信しても、失われた若いころのチャンスは戻ってこない。
③の直感精度をある時から失う、はもう運なので気にしなくてよい。直感に頼りきりの人は、いつか直観力を失う可能性があると留意しておくだけでよい。直感を信じて大博打したら、自分どころか家族も路頭に迷ってしまった。そうならないために、ちゃんと計画的に直感を信じるべきである。
直感は数%で何かしらの攻略wikiのような天命を得ることがある。
それを見逃さず書き出し、再現共感の人に恥ずかしかろうが全て吐きだせ。
その後、アウトプットした過去の直感を見返して正しかったのか確認せよ。
正しかったのなら、その感覚を思い出して、次来る直感をより高精度にアウトプットせよ。




