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25-3.  直感の売り方 ~ダンジョン探索ゲーで 1/10で正解ルートの直感が降ってくるメンバー がいたら?~

25-3.  直感の売り方 ~ダンジョン探索ゲーで 1/10で正解ルートの直感が降ってくるメンバー がいたら?~


 RPGの直感スキル活用法を現代に置き換えたらどうかを考える。




  3メンバーをランダムに募集して危険にならない中層まで来たら帰還する。階を降りた直後に目隠して全員の直感で行き先を書き残し、頼らずランダム探索する。下り階段を見つけた後に、上り階段スタートからルートを逆算して、あっている人がいたら記録する。これを「3人の直感者がみつかるまで」繰り返す。


 直感が1/3前後まで増えたら、降りた直後に書いた直感の投票を行い、壁との矛盾、多数決で直感ルートを進む。多数決比較で直感成功率が高いメンバーがほぼ0%に落ちていたら除名する。



 やるべき順序はこうだ。

 ①直感スキルを持つメンバーで埋めるために何度も繰り返し観測する

 ②矛盾チェックと直感投票で進行する

 ③直感スキルを失った人を除外する





 悲しいかな、自分の経験と直感では「優れた直観力はある時に失う」と降りてきている。

 一度スキルを得たら老人で死ぬまでそれが高精度で使えるわけではない。ある時突然0になったり、徐々に、徐々に衰退して失う場合もある。完全無欠で大往生は無理だと思っている。


 ①の直感スキル持ちメンバーの厳選は、過去に説明した粛ラマ(億ラマ)で前世体験と前世認証を企業が行うことにより、国家の前識率(前世を識別した人口比率)をあげることで増える。

 理想的には日本人一億人全員が前世体験と国家による前世承認ができている状態だ。



 直感メンバーをフル導入した後にやることは、②その直感が正しいかどうかを「投票+矛盾チェック」で精度を上げることである。

 RPGではわかりやすいように初回は1/10、経験値アップで最大1/2まで正解率が上がる。現代ではどれだけの直感精度なのかはわからない。ただ、体質や相性、瞑想や霊体験などの個々の経験で差が出るため、その結果は来世で確認しよう。


 例え正解率50%の最高直感メンバーがいたとしても、半分は外れることになる。1人を信じて突っ走ったらハズレでモンスターハウスボッコで全滅してはしょうもない。対策すべきは、矛盾チェックと投票である。


 これを現代例えるなら、非公開情報との突合である。

 直感は、普通の人には説明できない=文字にできないハイレベルな体験なのだが、それは日常生活とはちょっと違う不思議な感覚を数秒受ける感じである。

 それら直感は分野にもよるが、それを普通の人に話すとまず変な人に見られてしまう。だから直感を自分自身で信じられない、疑う人は封印してしまう。


 だがその直感を少しでも選別して、正解の精度を上げる訓練や意識をしている人だと、その中でダイヤの原石の直感を並べる事ができる。



 非公開情報との突合はいくつかやり方はあるが、一つは直感をその時にアウトプットして改変しないことである。次に、一般ネット情報では手に入らない情報を、専門家に話して調べてもらうことである。

 RPGのダンジョンでいうと、潜った直後に目隠しで各自の直感ルートを書いてもらって下り階段を見つけた時に正解者をメモする行為だ。二つ目は、直感ルートが壁の配置で矛盾していないかチェックすることである。



 後から「この配置はこの直感だったんだよね!」とか「後から思い出したんだけど、こっちに宝箱あったわ!」では後出しであり、根拠がない。ネットで調べて得られる情報を、あたかも直感として答えてもそれはいくらでも偽装できてしまう。未来に対して、改変しないで直感を残すこと、非公開情報を書き出すことで、後々その直感がどうだったか、本物かどうかが分かる。



 これを繰り返すことで、現代の直感マンは鍛えられる、自分はそう確信している。
























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