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24-30. 今年を振り返って。コロナに勝てそうになった年

24-30. 今年を振り返って。コロナに勝てそうになった年



 2021年ももう終わり。2年前、2019年末に日韓でレーダー照射でおお揉めしたことをおぼえている人はいるだろうか。ちょうど正月を迎えて、まだやってんのか!韓国の公式動画BGMなんだよ!とか思っていた中、コロナが動き出した。


 1月から武漢という見慣れない中国の地域で、コウモリから人間にウイルスが感染するというニュースが出回った。最初は大したことのないインフルエンザだと思っていた。



 それが2月、3月、4月。全世界に蔓延し、呼吸困難で一部亡くなる人が出てくる。感染者の飛沫で感染し、重症化するとハゲたり味覚が亡くなったりする後遺症が分かってきた。

 日本ではダイヤモンド号?で政府のおざなりな対応で嘲笑され、後手後手に回ってしまう。

 最初に街中に出回ったのはバスの運転手だろうか? とある中国から来た客を乗せたバスから運転手が感染し、あとはてんやわんや。政府は後手後手だった。


 マスクは一気に品切れになり、1つ数百円で取引されるほどの希少価値を持ち転売屋や中国メーカーは躍起になった。当初、日本人は中国の雑なマスクでも良いからと大量に買い付けるわ詐欺になったが、マスクの供給が落ち着いたら、1枚3円程度に戻り、中国の雑マスクメーカーは一気に縮小した。


 そこから数カ月、ワクチンが完成してからは世界はワクチン購入に躍起になり、1次接種が始まる。



 2021の2月頃だろうか。65歳以上に向けて優先的にワクチン接種が始まった。そこから日本の接種率が一気に伸び、10月頃には若者も含めてワクチン接種が受けられるようになった。自分は10月中旬に一回目、11月初旬に2回目を打っている。三回目は、抗体が減っているのが分かったらすぐにうちたいと思っている。


 今の日本の成人のワクチン接種2回完了は8割程度。先進国の中でもトップクラスになり、11月から急激に陽性者と死亡者が減った。

 一方、初動で不安定なメーカーのワクチン(ファイザー・モデルナ以外)をうったり、温度管理がずさんだったり、一次接種を優先するために二回目の間隔が伸びて効果が減ってしまうような政策をとってしまった国がある。

 その国は、オーバーシュート(接種したのに貫通して感染する)が急増して、病院が対応しきれなくなっている。


 ある国は、医療機関がパンクしないように、国民が一人でも重傷化や死亡しない合理的な行動を取った。ある国は、接種率という数値を優先し、効果が弱まっても数を増やして宣伝し、海外に防疫の良さをアピールした。


 2020年1月から始まった武漢ウイルスは、2021年にデルタ株、オミクロン株とは派生しながら人類を苦しめた。今でも死者数は増え続けている。


 日本は元々潔癖レベルが高く、コロナ前でもマスクをする習慣があった。集団意識があり、今では二次接種完了していも、室内でも人に迷惑をかけないためにマスクは外さない。店の出入りではアルコール消毒、家では手洗いうがいを行う。


 今は日本人にはコロナウイルスに耐性があるうんぬん言われているが、文化的にコロナに強かったとしか自分は思わない。日本語だって、つばが多く出るような発音が少なく飛沫が飛びにくい言語だからだ。家族で出会ったらハグやキスをする文化でもない。


 偶然、日本の生活習慣がコロナ対策と相性が良かっただけなのだ。


 あれ? 俺やっちゃいました? にも似ているが、ウイルスの種類によっては日本文化が逆に感染を増やすパターンだってあるのだ。 要は運である。




 来年こそ、コロナ撲滅完了宣言して欲しい。マスクを外したいよね。



































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