24-27. なぜここまでなろう小説の漫画化、アニメ化が続くのか →意識体(クオリア)の滲み出共感
24-27. なぜここまでなろう小説の漫画化、アニメ化が続くのか →意識体の滲み出共感
前回は、なろう小説原作の奇抜さ+共感、マンガ化による技術=再現のバランスで流行したと考えた。
それ以外にも要素があるかを追求する。
2つの仮定として、霊界=超常現象の仕組みは意識体なら全てを把握していること。
もう一つは、今生きる人は、無意識にクオリアの記憶が滲み出て正しい情報を生み出し、共感している事だ。
つまり、死んで肉体を脱いだらすべて思い出し、また転生したら無意識に霊界を書き出すのだ。
ここでなろうのテンプレを考えてみよう。
シンプルに、自分の教養レベルで過去に戻って無双するというもの。
戻ってというのは、時代であり、自分の年齢であり、転生先の標準レベルである。
時代が戻れば治水や戦法や料理などを送って無双し、
自分の年齢が戻れば若い分だけ知識を蓄えて無双し(1話目のみ)、
転生先のレベルが低ければ1+1ができれば英雄である。
これらは今の令和3年の読者に共感されやすい。
とすると、霊界の転生システムにも近い物がある可能性がある。
魂の転生には順行転生と、超越転生がある。順行はその名の通り、この地球の時系列に沿って転生する。
なろう小説的には何にも面白くない。何故なら知識で無双できないからだ。
次に超越転生、これは未来に飛ぶパターンと過去に飛ぶパターンがある。
自分の仮説では前後400年区切りで直感している。この400年は、タイムパラドックス=過去と未来の自分が被っておかしくなることを避けるためと考えている。
過去に飛ぶのが、よくあるなろう転生だ。現代の一般知識で過去無双できるから、そして小学生でも気持ちよくなれるメリットがある。
逆に未来に飛ぶ方は、まさにSFであり、しっかりとした考察がないと作れない。スマホ、IT、量子力学、さらに世界情勢の変化などなど。
単純な異世界に飛ぶのは、こういった考察が適当だと破綻するからである。
ゆえに、現代のなろう小説は逆行のみで未来はごくわずかだ。
次に幼少期に前世を思い出すパターン。これは様々小説はあるが、総じて赤子か、3歳程度で覚醒する。
1話であっというまに死んで、赤子で記憶を取り戻したら、一気に少年7歳位に飛ぶ。
自分の魂転生の仮説は、7歳頃に自我を持ち、その時点で前世の記憶はほぼ失われる=潜伏する。
とするとなろう小説は、自分の仮定の霊転生に近いことになる。多少暴論であるが。
これらは、無意識に霊転生の仕組みがなろう著者からにじみ出て、読者にも共感されていると言えるのではないか?
逆になろう小説にないけど、霊転生システムにある部分を抜いてみる。
①順行転生。死後49日で時系列通りに馴染みある地の胎児に転生する
②未来超越転生。400年区切りで先の未来の胎児に転生する。
③7歳以前に前世を把握する。35歳以降で前世を把握する。
④臨死状態、死の淵、瞑想集中している時に周波数が合って霊感を得る
もしこれら①~④がなろう小説で流行したら、いよいよ前兆かもしれない。




