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6-2. 国や企業は可能性にいち早く投資する事

6-2. 国や企業は可能性にいち早く投資する事

 霊魂ビジネスの開花に対してやるべきことは、買い手(読者)は直感を外に出すことだ。では企業(売り手)は何をすべきか。


 「可能性にいち早く投資する事」


 人口が急激に増えて、色々な感が方が生まれた18世紀の西欧では、錬金術とか神学(神の教えを学び研究する文学)が盛んだった。19世紀から科学の発展によって宇宙やモノが正確に測定できる世の中になり、ありえもしない事柄は排除されるようになった。

 金を作る錬金術は中世のストーリーとして残るようになったが、今は技術の発展によって「合成ダイヤモンド」まで作れるようになった。

 当時の錬金術に投資した国や企業は、どんな気持ちで資金を融資し続けたのだろうか。それは可能性と夢だ。ないかもしれないしあるかもしれない、でもそれが可能だったら大きな発展と利益になる。だから、丸損の可能性が大きいのに投資し続けた。結果敗れただけだ。

 今の企業は、そういったハイリスクハイリターンに投資する事は少なくなった。アメリカのベンチャー企業は別だが…… もしかすると、日本より先に中米のベンチャーが拾って持って行ってしまうかもしれない。

 株主は、配当をより多く確実にもらえるように企業に指示を出す。企業の社長は、株主の要望に応えるように会社を運営する。だから、確実性のないものに投資する事は難しい時代なのだ。今は企業の実績をより細かく正確に分析してくれるソフトがあるので、未来に行くほど「未知の可能性」に投資しにくい。

 ただし、とある国や企業が一つでも成功(利益を出せる実績)を残したら、世界各国で熾烈なコピーと奪い合いが発生するレッドオーシャンになる。この流れは、今見ている人はよくわかるだろう。無法地帯な国ほど、何でもありで遺恨を残すのだ。そうなる前に、企業は特許等で保護、運用を先立って確立する必要がある。国はその企業をより動きやすいように法整備する必要がある。

 残念ながら、その早さを持っているのはお隣中国、時点がアメリカであるため、日本はその2国よりも早く動く必要がある。良いアイデアを持っていても、動きやすい土台と市民意識がないと簡単に奪われる時代なのだ。


 企業は、アイデアを出した者に素早く投資し、特許などで保護してから運用する事


 霊魂ビジネスは計測できず結果だけ残る特殊性がある。その未知を研究、商流化する投資は決して無駄ではないと言いたい。市民の直感を吸い上げで形に残す企業、分析して可視化する企業、人の才能をより多く分析して評価する企業、知的財産権を流動的に売買できるプラットフォームを作る企業、赤ちゃんの魂の評価から運用までをコンサルする企業、今の私が直感で出せるブルーオーシャンはこれくらいだ。ほかに直感で思いついた人がいたら、コメントに残してほしい。






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