23-19. ★こんな日本になったのはキリストとエレンのおかげ
23-19. ★こんな日本になったのはキリストとエレンのおかげ
「おめぇ日本人なのにキリスト教信者かよ!!」
ちょっと落ち着いて最後まで読んで欲しい。自分は無神論者、いやなろう転生教信者である。
「てかエレンってなんだよ。進撃の巨人の漫画なのに、それのおかげだと?」
まあそれは例えだから、後で説明する。
結論を先に言おう。エレンが陸軍を導き、聖書が転生を縛って日本にチャンスをくれたのだ。
なぜ「こんな日本」とちょっと下げた言い方をしているのかと言うと、2000年の全盛期からだいぶ落ち着いて、半導体やディスプレイ事業が次々に撤退した現代であるからである。
それでも、ゲームや漫画といった独自の文化を持つ分野では他国より商売でき、日本人として誇らしいと思うだろう。自分もそう思う。
ではなぜこの漫画アニメ文化がここまで花開いて海外で良い評価を受けるのか、は過去色々書いているが、また近いうちにまとめようと思う。
ざっくり、地政学の視点からイギリスと日本だけ「後から急発展と変態性」を持ち、山川の災害の多さと恵みから呪いや自然の擬人化文化が進み、敗戦により天皇崇拝と軍事主義から解放されたのだ。
①陸軍暴走で中国鉄道の自演爆破をせず、国連脱退せず、日米で協力してソ連を叩いていたら違っていた
②日米の戦争で奇襲の大義名分を与えず、ハルノートの悲惨さを米メディアにリークし操作し続けて戦争しなければ違っていた
③ミッドウェー海戦やガダルカナル島の大敗がなければ長期化していた
④敗戦後に米の属州化が選ばれていれば英語圏になり、漫画等の特有さが減っていた
⑤敗戦による天皇崇拝(国教化)の解除、財閥の解体がなければ中小の成長と刷新がなかった
⑥敗戦による銃、戦艦、飛行機という武力一辺倒のメディア展開がなくなり、銃刀なしの戦闘文化が漫画などで培われた
⑦C教に染まらず、転生や八百万の神の思想が代々受け継がれて現代まで残った
⑧朝鮮戦争特需とプラザ合意までの超円安レートで輸出産業で急拡大できた
⑨C教が天動説の転生無しの思想であったため、日本が最初になろう転生文化が花開いた
色々あげるときりがないので要所だけ。陸軍暴走、敗戦、解体と独立、聖書の4点である。
逆に、上①~⑨までで違う結果となった世界線なら今の日本はどうなっていたか?
①陸軍暴走せず、独裁国家(いうても日本もそれっぽかった)打倒で日米協力。そのまま和平ルート
→軍事強化と勝ち筋だけの思想で、今の米の国是の正義一辺倒のシナリオで辟易漫画化
※米国に宣戦布告した時点で勝ち目なし。あとはどれだけ長期化して日本大陸と人が損壊するかの違い
②敗戦後に属州化
→敗戦50年後、米人大量移入でハワイのようになって正義一辺倒の思想(r
③朝鮮特需なし、財閥解体なし、自由相場
→トヨタや任天堂などの技術産業が発展せず。かなり遅れて他国に文化が抜かれる。大手出版社の固定でジャンルが狭まる
既存財閥(三井三菱など)が独占癒着し、今のサムスンのような他のスマホ企業が生まれない1強状態に。国も潰さないために支援し、内部が腐っても刷新されないゾンビになる
④C教が作った聖書が地動説と転生ありだった
→アメリカが2000年あたりで転生の仕組みと商用化を実現。日本のなろう流行は米の二番煎じとなり売れない。後追い劣化は世界で売れにくい
これら①~④の条件がそろって、今の「萌えもえきゅん!」「なろう転生」がある。
キリストとエレンのおかげの意味が何となく分かっただろうか。
地政学的に、日本は独自の文化と思想と変態性をもって成長する事は約束されていた。
だが、文明開化の時点で西欧列強と闘える技術を取り込まなければそもそも植民地化されていたし、技術向上が遅ければソ連に負けてこれまた植民地化とシベリア送りである。
さらに前を辿ればモンゴル襲来で神風であるが、これまた軍事力が弱かったら属国で寺や文書が軒並み破壊されただろう。これらのプラス面での支援はエレンのおかげである。
そして、負けるためのプロセスもエレンが仕込んでくれた。陸軍暴走、戦艦大量損失、敗戦ルートである。敗戦後に日本が再建して急成長する土台も、固定レートや朝鮮戦争と用意してくれた。
独自文化→急成長と勝利→敗北と解体→非武装文化成長→覇権国の非転生文化→なろう転生革命
細い選択肢ルートを紡いで、初めてなろう転生が日本で開花する世界線に到達する。
これを通すために、何度エレンは行き違いと絶望と葛藤とあの真顔を繰り返しただろうか。
これは予測になるが、日本の重要人物たちをエレンが操ってこの一本線を作ったのだが、C教の非転生と天動説はあの人やその使徒が作ったものである。
キリストは、この日本になる未来を見て知っていた上で、天動説と非転生を伝えたのではないか、と考えている。
何もかも見えていたキリストなら、覇権一強を望むなら地動説と転生ありで聖書として教えたはずである。わかっていて敢えて嘘を教えていた、または正しく教えたのに聞き手が知らずに間違えて転記した、または意図して布教のために嘘に書き換えた事になる。
そのあたりは100年後の人たちに調べてもらうとして、大事なのはこの世界線にしてくれたことだ。
C教が死んだら最後の審判で天国と地獄に行く!転生なんてねぇ(断言)!という言い伝えのおかげで、今までなろう転生が発見されず日本がイーシャンテン位のトップに立っている。
熱狂的なC教と普及率を誇る米ですら、臨死体験や兵士の死を記憶する子どもが増えて「C教の非転生を疑う信者」が増えているのだ。米国は人が多く、知識があり、より理性的・理論的にに行動する。昔の日本の精神論やみんなでゴール、出る杭は打たれる組織体制ではまず負けてしまう。
なろう転生解明レースにおいて、キリストが非転生縛りで遅らせている中、縛りがなく自由に転生して独自思想を持つ日本が悠々走ってきた。
だが、米国は真後ろで縛られながら追いつこうとしている。
ちなみにチベットはもうテンパイしててロンを何度もできるのに上がらず見続けている。彼らは解明と解脱が目的であり、勝負に勝って商売する気はないのだ。最先端はチベットだが、ゴールを目的としていない。
一方の中国は、40年後にまだ残っていれば、共産党の人海戦術で命を使ったなろう転生実験を強行するだろう。人権無視して、領土を拡大して吸収し、消して良い他民族を監視し捕まえ実験するだろう。その前にちゃんと法整備して不正しない土台を作る必要がある。
さて、isekaiedという異世界転生用語がアメリカで定着したり、死神がデスノリュークではなくトラックのイメージになったりとなろう転生が海外の若者オタクにも浸透してきている。
これは何を意味しているか?
C教の非転生しばりがなろう流行によって徐々に解かれつつある。後は分かるな?
このまま悠々自適に2位を走っている(チベットはゴールしない)状態で、スキップしたり歩き始めたらどうなるか、米に抜かれてゴールである。
産業革命、IT革命、最後に来る3つ目のなろう転生革命をウサギと亀のように最後に抜かれてゴールされる。
歴史にもこう残るだろう「2010年以降に日本で転生ブームが起きたが、転生文化で育った米XXXが転生研究でノーベル賞を取った」
それだけは正直避けたい。日本が好きで、日本の文化が大好きで、それでこの時代に生まれたのなら、日本人がやるべきことは「現代転生を盛り上げてこー!」である。
自分が情熱と直感からきたこれらの未来を知った時は、嬉しさよりも感動よりも、プレッシャーだった。
自分じゃなくて、他の優秀なヒトに洗脳憑依して転生もりあげてやってよ。俺は知らないまま社畜として死にたかったよ。なぜ選んだし。選ばれたなら行動しなきゃダメじゃん。カルマ(目標)達成のために苦しい未来がまってるじゃねーか。ホントやめてよ…
責任という視点で見るなら、自分ひとりじゃない。他にも「情熱直感の呪い」に選ばれて、なろう転生の現実化証明のための人生を奪われたヒトは何百人もいるだろう。鈍感すぎて、受信する人は気づかず一生を終える者、気づきかけたが妄想として話せず封印して墓場まで持っていく者、べらべらしゃべるが信用を得ず相手にされない者などなど。
ハードルが過去2つの革命とは違うほど高いため、そう簡単にはいかない。
だからこそ、これらの達成のために「なろう流行」の予兆を作ってくれた。自分はこの流行がなければ、妄想としてこんなエッセイ行動は取らなかっただろう。そして1年も続ける気なんてなかったし、こう書き続けた事で脳内で整理できて新たな発見と構築ができるなんて考えられなかった。
このなろう小説サイト、小説家になろうに感謝したい。
まとめ
①独自文化→急成長と勝利→敗北と解体→非武装文化成長→覇権国の非転生文化→なろう転生革命
②日中米チベットでなろう転生証明の競争中
③日本人なら、現代転生もりあげてこー!




