23-12. 黒毛のグレア ~赤髪99%の異世界で俺はハーレムで優性遺伝子の黒髪を伝える~
23-12. 黒毛のグレア ~赤髪99%の異世界で俺はハーレムで優性遺伝子の黒髪を伝える~
あらすじ: 西村清は仕事中に転落して死に、異世界転生する。転生先は赤髪だらけで女性8割の異世界であった。男性は貴重で、選び放題のハーレムだった。1年半後、エルフのアニスと結婚し生まれた娘アンとグレアが黒髪であった。黒髪は珍しく、エルフ幼稚園で毎日虐められて泣いていた。俺はブチ切れて幼稚園に乗り込む。
オチ: 黒髪差別だ!と訴えるも、俺とアングレアの3人だけ。一家ではどうしようもなかったので、一夫多妻制を使って10年で9妻、30人の黒髪娘と男子を作る。幼稚園は8割が黒髪になり、遂に差別を撤廃させた。
自分のスタンスは、差別はダメ、区別はOKである。
区別は、民族(国籍)や容姿(肌や髪型)による統計で一貫性があるルールに基づいた効率化である。ルールと一貫性がない「きもいから逮捕」は差別である。
★地域特性による区別は差別か?
国の教育や方針による犯罪率によって区別されるのは問題ないと考える。では、国の教育などの後天性ではなく、生まれつきにもつ特性から他と違う場合はどうか?
一例として赤毛の子を考える。決して差別を意識したものではないと先に伝えておく。
赤毛 - wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%AF%9B
世界では数%赤毛の人がいて、アイルランドは最大の10%いると言われている。日本で赤毛はほぼいない。自分のイメージでは、ハンバーガーのウェンディーズの看板にいる娘だったり、とトイストーリーで出てきたカウボーイの娘「ひゃっはー!」みたいな感じである。
北欧に多く、赤毛で瞳は青などで薄く、肌は白い。紫外線に弱く、日が強いとそばかすが出たりする。ステレオタイプで怒りやすく、色々緩かったりというイメージがあるかもしれない。
遺伝子的には突然変異で、紫外線感度に強く、皮膚の病気にかかりやすい結果が出ている。
紫外線の強い赤道では、病気などで淘汰されてしまうが、垂直に太陽が当たらない北欧では劣性遺伝でも死に直結しなかったため生き残った。
日の光に弱いという弱点は、感度が強いというメリットになる。例えばシャンプーなどの肌荒れに対する治験のような、感度の鋭さ・鈍さを生かしたやりかたができる。
では、赤毛の遺伝子を持つ青年が、海の公園のバイトを断られたら差別か?を考える。
統計データはなく、店長が「肌が弱い人は、病気のリスクを考えて断っているんだ」と丁重に断った。店長はアイルランドでホームステイしに来た彼の履歴書を見て判断した。日本人や、黒人は問題なく面接して合格した。
これは、区別と考える。教養やマナーではなく、生まれながらに持つ敏感肌であれば、それに合わない=リスクができてしまう仕事には、一定ルールを後付けで追加して断る場合がある。
店長は、赤毛の彼が憎くて面接を落としたのではない。彼の健康、安全を考えて断ったのだ。
では、歯並びが顔立ちが無茶苦茶な遺伝子を持つ民族の人が渡航して、ファッション面接を受けに行ったらどうか?
それは民族関係なく、美顔やセンスによる適性で判断される。これも自由競争である。
裏で枕して、不正に評価が低かった彼女をトップにして抜擢したのは裏口優遇=差別である。
先天的な地域DNAによる適性違いは、ギリギリ区別とするべきだと思う。
前提条件として、平等な試験と評価をするうえで、リスクや道徳を考えることである。
例えるなら、超ド近眼の民族がいるなら、彼らは飛行士にはなれない。
裸眼で一定の視力がなければならないからだ。(今はメガネで多少緩和されたようだが)
超筋肉質な遺伝を持つ外国人が、ライフセイバー(海で監視&救助)を希望しても、
泳ぐ技術があっても沈む体質なら断られる。雇う側の権利として、拒否できる。
これらは人種は関係ない。遺伝因子による、仕事上の不適合である。
彼だけ個人的な差別はない。同じ兄弟で因子が同じならば同条件で断られる。
まとめ: 遺伝因子でリスクがあるなら、区別として断ってよし。拒否する条件は定めること