23-6. 「イカゲーム」「パラサイト」、韓国の世界で人気になったドラマから考える、地政学的文化評価③ 貧しさと事大主義の地政学
23-6. 「イカゲーム」「パラサイト」、韓国の世界で人気になったドラマから考える、地政学的文化評価③ 貧しさと事大主義の地政学
パラサイトの恨みが法を超えるドラマ、イカゲームのパクりとキレイな自己犠牲韓国人について考えた。
今回は、なぜこれらが韓国で生まれ、評価されたのか考える。
★半島の火薬庫
結論から言うと、地政学から生まれた貧しさと事大主義の産物である。
地政学上、島国の仲介の半島は「問題児」としてどの地域でも共通の歴史がある。
火薬庫イタリア、南北問題がある朝鮮半島、南北分断したベトナム。
なぜそうなるのかというと、半島は「海の接続口であり、大陸と陸つながり」であるからだ。
海外から中継地点として多用され、軍事面からしても必ず取っておきたい地域のため、戦争する場所としてよく選ばれる。ゆえに、毎度破壊と略奪が繰り返される。
大陸側からは、陸つながりで簡単に制圧され、海外からも狙われる悲しい存在なのだ。
島国イギリスなどでは、半島や島を重要視していたため、文化の流入や発展が１７世紀以降続いた。しかし、華夷思想がある中国（隋から清まで）では、半島や島を重視しなかった。
ここからは悲惨である。日本という島国にはあまり興味はなく、冊封したら貿易しても良い。という関係だった。半島は既に属国だったが、貿易にしても戦争にして良いように使い、進歩発展共存の対象にはならなかった。半島内では、事大主義が蔓延し、困ったり内部権力争いになったら中国に軍を派遣して助けてもらう、代わりに金や女性を貢ぐという形で国を守ってきた。
軍備や国防に力を入れなくても、安心して守ってくれるジャイアンの存在がいたため、半島内で権力を保持するための争いだけ行うようになった。
一方日本は平安から戦国時代へ。ポルトガルから銃を手に入れ、改良して強くなる、そうでなければ生き残れない弱肉強食の時代になる。寺子屋文化から、識字率を上げて海外に追いつこうと地盤を整えた。
半島は、身の安全や権力のために内部リソースを食い荒らし、軍備に力を入れなかった。
気づけば産業革命、モンゴル襲撃と崩壊、ゴタゴタがあり、華夷思想で見下してきた西欧から軍事技術を受け入れず、日本に負け、国辱１００年となる。
強いジャイアンを失い、南下するロシアと大陸侵略する日本のどちらに自大するか悩む中、日本がロシアに着こうとした女性大統領を暗殺してしまう。これで、日本に自大する決定的なできごとになる。
朝鮮半島の歴史は、華夷思想によって作られた護衛で内部闘争に特化したことが現代の文化を作っている。
現代では一応戦時中であり、徴兵２年が国民の義務として課される。軍備や防衛には力は入れているが、結局は北との共存を選んでいる。
日本併合による、技術や資産によって先進国の仲間入りができたが、今は極度の反日や親中信北に寄りすぎて混迷期に入っている。中国と半島だけに存在する「見栄の文化」が大きい。
仮想敵国がアレをしたら、見栄のために無理して対抗する。嘘で飾ってそれがバレても、開き直ったり粛清してもみ消す。
現代のコロナ防疫のニュースを見ればよく分かるだろう。
★地政学の半島
感情論が強くなりすぎて、お互いの組織が疲弊して倒れる。日本でも労働組合があってストライキと賃上げ要求がある。韓国ではソレが多すぎて、ルノーサムスンの工場が撤退したニュースになる。あまりにも要求とストが大きすぎて、韓国国内で工場を作るメリットがなくなってしまった。
これら現代の出来事も、華夷思想の被害者と言える。
華夷思想から半島が搾取される→国防は中国に頼ることで軍備を捨て内部闘争に傾く→
貢ぎで貧乏になり、華夷思想から海外の良い文化を受け入れない（中国も同様）→
事大主義に乗っかれない市民は淘汰され、両班１割と市民奴隷９割に分断される→
９割は名前を持たず文字も書けず、文化が停滞し続けた→
弱肉強食の西欧と日本は良い文化を取り入れて切磋琢磨し、軍備拡張する→
華夷思想に染まった中国と半島は負けはじめる→
中国は様々な国に分断され、韓国は日本に自大する→
併合した半島に技術と資金が流入し、教育拡大から識字率や生産性が上昇する→
日本の敗北で各自独立し、日本を仮想敵国とすることで結束を図る→
過度の反日により、政府（契約者）と市民の意識が剥離し、愚民政治になる→
感情を支配できる権力者（メディアと政府）が１割、改ざんされた情報に洗脳される国民９割に分断される→
独自の文化やモラルが停滞し、成功したビジネスや仕組みを模倣して稼ぐ時代になる（中国も同じ）→
韓国独自の貧困文化をテーマにした「パラサイト」「イカゲーム」が海外で評価される
長いので１行にすると、華夷思想オールインから内部闘争で９割奴隷に戻り、貧困ドラマが海外で評価される
★中国の話
中国は安い農村部の労働力を奴隷化させて、海外の企業を追い払う壁で急成長した国である。
グーグルは拒否して、技術を貰ってバイドゥで稼ぐ。海外の良い仕組みを中国国内で拒否して独自の国内企業を保護する事で成長した。
これは、共産党に情報提供を矯正させる仕組みであり、隙あれば海外進出して敵国の情報を持ってくるように指示している。
アメリカでは、盗聴するチップの疑いから、スマホのファーウェイの輸入を禁止し、今は２位のシャオミが大頭している。
規制されたファーウェイは、中国が潰すか国管理にして改造するだろう。
固定相場の元安にして、輸出で稼げる時代は終わり、今はGDPの「見栄」のためにコロナ化でも＋６％成長を果たしている。実際は、マンション乱立と金融商品化させて市民で価格を吊り上げてGDPをかさまししている。
実際は、中国人の全人口を超えるマンションの数があり、もはや住むためではなく投機のためなのは市民もわかっている。
韓国もソウルの地価が上がりすぎて、バブル崩壊直前の日本の銀座よりも上がっているという。
コロナ禍で人が接触するサービス業に投資できず、無形で崩壊しない（と思い込んでいる）住宅と土地に資本が流れているのだ。日本の崩壊と全く同じ流れだ。
日本のバブル崩壊のように、ないモノを吊り上げて絶頂時代を作り、崩壊する。それは中国も韓国も同じである。
まとめ
①朝鮮半島は中国の華夷思想によって事大と内部闘争を植え付けられる
②１割の感情操作組織（両班＝メディア）と９割の被害者（奴隷＝洗脳市民）の構造
③貧しさと事大（復讐）のテーマが自然と生まれ、独自性で韓国ドラマが海外で評価される
