23-4. 変異SSR率５倍アップ！！ 火山放射線フェス！ 遺伝子操作の技術的火山フェスは２０年後
23-4. 変異SSR率５倍アップ！！ 火山放射線フェス！ 遺伝子操作の技術的火山フェスは２０年後
先に結論： 放射線が多い火山付近では突然変異率と死亡率が高くなる
突然変異率は約１０万分の１と言われている。
進化論における、動物の進化において重要なことが一つある。
それは、火山帯で変異種が多くなるというものだ。
茎進化と呼ばれ、火山付近の生物はより性質の違う進化を遂げる。その後、大陸が分断して、島ごとに特色ある進化を遂げ、大陸が繋がる事で冠進化が起きる。特徴がある島生物同士が交わることで、一気に能力が分離する。
アストロノーカやポケモンなどの遺伝子ゲーをやったことあるならわかるかもしれない。１つの種で、１つのパラメータに特化して育てた３種を最後の最後で交配させると、平凡に交配した種よりも優れる事が多い。そして、失敗作の率も多くなる（これ重要）。
多く変異する利点を得て、流産や早産が増えるリスクを持つメリットデメリット持ちスキルと呼んでよい。
★火山フェス
放射線が多い地域による、変異率アップ事象を「火山フェス」と呼ぶ。
SSR排出率を上げて、課金誘導するアレである。だが実際は闇鍋であり、SSRの確率が増えてもピックアップ対象が増えることで結局お目当ての確率が減ってしまうのだ。
一度闇鍋に手を突っ込むと、引くに引けなくなって（実際引いてる）大損するということだ。
変異率が上がる火山フェスを人類が同じようにやったらどうなるか？ 結果は３０００年まで待てないので無理！である。
この火山変異は、数億年という長い交配の繰り返しによってできるものであり、数百年（５世代程度）では全く目に見えた成果はでないのだ。
１００世代、２０００万年で１００万個体くらい増えれば、火山フェスの影響が出てくる。
４６億年の地球の歴史においては、この火山フェスによる茎進化と、大陸分断と結合による冠進化が種の進化に大きく貢献した。そして、数億年に一度の火山や地震や隕石衝突で大型をリセットすることで、下剋上を可能にした。現代でいう財閥解体であり、日本で中小企業が活躍・成長できたのは実はGHQの財閥解体のおかげなのである。もしなかったら、大手財閥が政府と組んで大きな変革は起きなかっただろう。
★技術的火山フェス
実体験による火山フェスの突然変異は時間が足りないとして、現代の技術で応用できないか考えてみる。
生物学的に、受精して胎児の杯ができる段階でその人間が産む精子と卵子のDNAは決まってしまう。後からいくら筋トレでマッチョになろうが、整形で美顔二重にしようが、生まれる子供は初期状態を継ぐ。両親から1/2の確率で引き継ぎ、10万分の1の突然変異を受けるだけだ。
だが、技術的に精子と卵子に放射線を当てたり遺伝子操作をしたらどうなるか？
これは親とは違う性質を保有することになる。これが、技術的火山フェスとする。
今生きている人類ができる範囲の遺伝子操作は、直接精子卵子に放射線を当てる、完全ランダム変異だけである。ＤＮＡ操作技術が進み、お好みの変異（身長Up，美顔Up、ガン率Downなど）を選べる時代が来れば、魔改造の子の時代が来るだろう。
実際には、道徳的問題で国際法的に禁止になるかもしれない。人のクローンを生み出して、人権とかどうするんだ、という話と似ている。
生物的な交配と進化からズレて、人工的に種を残し、改造してチートする（パラメータ書き換え）。これは恐らく聖書では許されないだろう。世界で多くを占めるC教の道徳によって反対され、色々C党と戦争が起きるかもしれない。
意識体＝魂の目的は、様々な希少な経験を持ち帰ることである。プラス面での体験だけを求めるのであれば、この火山フェスによる優等生量産と劣等性排除は受け入れられるだろう。だが、マイナス面での経験が必要なのであれば、優等生だらけの世界線では体験不可能になってしまう。
ゲームで例えるなら、チートでパラメータMAX集団でツエーしてたら、「全滅する」というトロフィーが獲得できなくなってしまったという感じである。ならその場で味方のHPを0にすりゃいいじゃん、と思うかもしれないが、ある時期を過ぎたらチート不可能になってしまったという前提がある。（現実でいう遺伝子改造不可の国際法）
これらの変異と選別は、なろう転生とはちょっとズレるのでここまでにする。
まとめ
①放射線の多い火山付近では突然変異と死亡率があがる、これを火山フェスという
②精子と卵子に放射線を当てたり、遺伝子操作をする未来の技術を、技術的火山フェスという
③違法改造してパラMAXにしたチートゲームは、果たして創造主の望む未来になるだろうか？
