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23-3. 国や地域の特性は、おま国のない0.001%変異ガチャの人気投票・ボス耐性で決まる

23-3. 国や地域の特性は、おま国のない0.001%変異ガチャの人気投票・ボス耐性で決まる


 おま国とは、スマホのガチャゲーにおける国の優遇格差である。

 中国産のゲームは、現地では10連相当が3000円で買えるのに、日本では5000円かかるというものだ。

 逆に、日本の〇G〇では中国の擬人化萌え化キャラが禁止され魅力がなくなるようなものもある。



 現代における地域、人種、肌の色による特性の違いはどう出来上がったと考えるだろうか?


 自分は「おま国のない0.001%SSR変異ガチャの人気投票・ボス耐性」と例えている。


 0.001%は10万分の1であり、遺伝子交配におけるDNA破損と修復が起きる確率と言われている。

 いわゆる突然変異であり、70億の人類では変異した人は7万人いる計算となる。

 そんな超能力者はどんな性質を持つかというと、とても地味で恐ろしいものだ。






 ★現代の突然変異ガチャ


 期間限定ハロウィンガチャ!! 限定ピックアップ3倍! 11月2日まで!!


 排出率

 ①ノーマル    …変異なし正常   99.99%

 ②変異死産SR   …キャラデバフあり   0.009%

 ③突然変異生存SSR …特殊能力あり  0.001%

 ※確率は四捨五入であり、全てを加算しても100%にならない場合があります ←よく見る


 SSR詳細  ※以下均等に振り分け1,323,239パターン

 ①首が1cm長くなる

 ②首が1cm短くなる

 ③心臓の管が1cmズレてる

 ④目の色が青くなる

 ⑤玉ねぎの毒酵素の耐性を持つ

 ⑥色の識別が4つから3つに減る

 ⑦筋肉に毒酵素を持つようになる

 ⑧筋肉の密度が増え、持久力があがる

 ⑨海藻の分解酵素を持つ

 ⑩翼が生えて飛べるようになる

 ⑪足の大きさが1割減少

 ⑫足の痛覚が1割減少


 次回予告!  SSR変異割合がなんと5倍! 火山放射線フェス!! 11月2日から10日まで





 さて、ここまで読んでくれた人は、イメージしやすいかと思う。

 突然変異のうち、大半は流産や死産、出産後に死ぬ。変異によって得るスキルは、良い者とは限らない。


 ①首が長いや②短いは特別に生存には異郷がないが、③の心臓の管の配置ズレは致命傷に近い。このSSRガチャを引いた人は、一生病院から出られないだろう。

 おま国がないということは、日本でも中国でも、正反対のブラジルでも同じガチャが引けるということだ。

 黒人であれ、白人で荒れ、黄色人であれこの変異ガチャの確率は変わらない。





 ★おま国の人気投票


 大事なことは、その変異がその国で人気があるかどうかだけである。


 中国では、纏足てんそくという足が小さいほど美人と言われて小さい靴を幼少期に強要する文化があった。エジプトでは、首が長いほど美人と言われた。西欧では胴が細く見えるコルセットの文化がある。


 男性であれば、より賢く稼げたものが生き残り女に囲われる。ある地域では、より早く走り高く飛ぶ身体能力のある男性が族長となり子孫を残せる。ある地域では、燃える石炭を冷静に歩ける忍耐力ある男性が勇者とされた。


 纏足文化の中国では⑪の変異を受けた女性が人気が出て繁殖し、足の小さい変異種が増える。

 エジプトでは①の首の長い男女、ローマの2500年を通して⑤の脳容量をフル活用出来た男女が増え、走りに特化した⑧はアフリカの各民族で反映して増える。

 足が鈍感になる⑫スキルなら、火の足場を渡ることが英雄となる民族の村では重宝され、その子孫が足鈍感の突然変異を引き継いで広まっていくだろう。

 これらは、その国の人気であり、時代によって遷移する。


 ガチャゲーで例えるなら、おっぱ〇やイラアド、声優で貴重な覚醒素材を使っちゃうアレである。戦闘では直接役に立たない要素であっても、国や文化によってそのキャラの絵の魅力で覚醒MAXまでiTuneする廃がいる。


 黒人と白人の違いは、身体能力と知能のどこに人気投票し続けたか、の違いだと思っている。

 現代では金を動かす知能が最強だったが、武力や騎馬能力こそ最強だった時代がある。

 いずれ、チベットのような前世思想に特化して投票した民族が再評価されると自分は信じている。






 ★生存競争とボス耐性


 もう一つの遺伝要素は、生きるための生存能力である。

 昔は医療もなく、大災害や疫病で食料を失うと一気に人類は人口が減る。

 今のように、飛行機で1日で食糧援助ができる飽食の時代ではないのだ。


 今の日本では、生の海藻を消化できる酵素を遺伝的に持っている。海外では持っていないDNA特性であるため、外国人が生ワカメを食べるとそのままケツから出てしまう。ちゃんと加熱した味噌汁などは別に問題はない。この日本特有の分解酵素を持っているのは、島国で魚や海藻で食事していた文化から来ている。中国のような内陸部では穀物や牧畜が主流のため、海産物を食べる文化は少ない。その地域で⑨海藻の分解酵素スキルを引いても生活に何の得もないため均等確率で繁殖する。中国では人口が多くて海藻分解ガチャを多く引けても主流DNAになることはない。


 一方日本では飢餓や戦争などで食べ物が亡くなった時に、海の海藻をエネルギーにできる民族は生き残る。⑨分解酵素スキルが生きるか死ぬかの条件を満たす時に初めて、後続に引き継がれる。


 ガチャゲーで例えるなら、最高難易度ボスの開幕全体即死の「耐性スキル」があるか否かだ。

 いくら萌えキャラゲーの中のおっさん枠だったとしても、そいつを入れるとクリア率やオート放置率が上がるなら入れて強化するだろう。


 国の人気投票は関係ない。首が長いほど人気のある国で、首が短いが疫病耐性ある子が生まれたら、その子たちが黒死病で生き残って子孫を残すだろう。





 ★人類が獲得した能力と捨てた能力


 ⑤玉ねぎの毒酵素の耐性を持つ

 ⑥色の識別が4つから3つに減る


 この2つは、人類がこの地球に残るために得た特殊能力と言ってよい。

 一つは、血液サラサラにする玉ねぎ耐性である。これは他の動物が食べると有害になる。人は、どこかのタイミングで突然変異SSRガチャでうっすい玉ねぎ耐性スキルを引いてしまったのだ。

 今まで玉ねぎを食べて死んでいた人類が、食べてもOKで生存できる(食料が増える)能力はとても有用だ。

 あっという間に広がり、この玉ねぎ耐性は全人類が持っている。


 人が能力減らして得たものがある。それが視覚4色を3色に削ったことだ。本来なら、より見えてた情報を減らすのは、外敵から逃げる情報を減らすために生存競争で劣悪になるはずだ。だが、減らしても特に生存に影響はなかった。それどころか、4色を3色に削ったことで、目に使うエネルギーを減らす事ができ、飢えてしぬリスクが減ったのだ。


 結果、4色識別をもつ人類は飢えて絶滅し、3色に減らしたエコ人類が生き残った。

 今見ているエロ動画で赤色のブロックノイズが多いのは、この3色色覚の影響かもしれない。

 もし4色識別のままであったら、動画サイズが今の2倍、色ごまかしによる圧縮がしにくかったかもしれない。




 まとめ


 ①突然変異は、おま国なき平等ガチャで行われる。0.001%の変異SSRは大半は死ぬ


 ②国ごとの美の文化で繁殖して、定着する  →人気投票


 ③地域や時代の生存能力に直結する変異は、定着する   →ボス耐性

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