23-1. なんで転生って言葉を聞くだけで胡散臭くなるのか?
23. なろう天性学を広めたい
23-1. なんで転生って言葉を聞くだけで胡散臭くなるのか?
前世、転生、チーレム、復讐、悪徳令嬢などなど。なろう小説にはときめくテンプレが存在する。
これらはあくまで空想の話であり、現実に友人とガチ考察をするとドン引きされてしまう。
★なぜスピリチュアルを語ると胡散臭くなるのか?
答えは界隈の反乱と世界マインドの2つである。
①宗教や占いなどの超常現象で不安をあおって稼ぐ業界を認知していること
②スピリチュアル業界が解明させたくない
③転生なんてそんざいしない!死んだら終わり!という思想で固定化されている
日本国内では②と③はあまり意識されていないだろう。以前から③はC教で転生を否定していることは語っている。②は「錬金術師の反乱」であり、金や賢者の石が作れると信じてきた彼らは元素の研究者を否定するのだ。
現代では、人工ダイヤは科学的に作られるのは分かっているが、人口の金がまだ不可能であることは知っている。いまさら、クラウドファウンディングで事象古代錬金術師が「賢者の石つくりたい!」と200万募集しても集まらないだろう。
国民マインドでは、錬金術で金は作れないとわかっているからである。
同じように転生や前世に置き換えたらどうか。「私の前世を知りたい!」と200万募集すれば集まるかもしれない(美女なら)。現代では、未解明の事象は超常現象として定まっていない。これは、400年前の錬金術と同じである。わからないから投資する。わかってできないなら笑いものになる。これは原子が考案された2000年前でも同じことなのだ。
★営利団体が研究すると信用を失う
ピンポンで怪しい宗教団体の勧誘を受けた事はあるだろうか?彼らの常套手段は不安をあおり、神の救済を広める事である。つまり、将来世界が破滅する終末思想とそれを救う神とその組織がいるということだ。
これらの言葉を聞くと不安よりもうさん臭さが増すだろう。そして適当に断ってドアを閉める。ああ、詐欺宗教がここまで来てしまったか。と悲しくなるのである。
彼らの宗教が、前世を研究して学会に発表しても国民は信用しないだろう。彼らは集まって入信してお布施をしているのだから。金のための宗教であり、金のため、布教のための前世研究である。
宗教で人を信じさせるには2つの要素しかないと言われている。
本人が直接体験する主観、データで裏付けされた客観、である。
直接前世を体験した人は主観であり、前世をデータ化して立証したことが客観である。
現代のスピリチュアルでは前者の主観しか存在しない。データ化して立証する客観はありえないのだ。
だから、体験した本人の前世主張は「うさんくさい」のである。
嘘つき狼少年が、神を見た!水をワインに変えた!と叫んでも誰も信じない。
だが、現代で水にワインを変換する実験をして再現して学会が認めれば、人は認めるだろう。
超常現象は、究明できない=再現できないから不思議で魅力があるのだ。
それ故、人はそれを利用し、利用される側は信じることで救われる。
今生きる宗教はいわば、解明されない暴力を使って繁栄した。
それがもし、客観で前世を示す世界になったらどうか? それが日本でやってくる。




