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22-27.  デモクリトス「幸福も不幸も魂に依存する」 ヨーロッパの思想入門

22-27.  デモクリトス「幸福も不幸も魂に依存する」 ヨーロッパの思想入門


 ヨーロッパの思想入門で出てきた言葉を見て、納得した。


 自分も全く同じ考えだったからである。


 意識寄生論では、意識体(魂)がホモサピエンスという器用で能ある器に寄生して今の文明ができたと考える。



 意識体はシャドウハウスのモーフであり、

 「自分のことを人間と思い込んでいるモーフ」で例えている。

 モーフという特殊な生物でありながら、文化的な人間の生活を見て真似て、最後には自分を人間と思い込むという面白い歴史があった(ネタバレすまぬ)。

 モーフが死んだとき、もしくは器から離れたことで、自分が人間じゃなかったぁ!と気づくのだ。



 人を車、意識体を運転手で例える。

 車だけではただの鉄の塊であり動かない(サル同然の生活)。

 車に人が乗ってガソリンを使い運転することで、快適な生活ができる(ヒトが争い文明を持った)。

 人が車を運転する目的は、色々な経験や感動をすること(霊的な進化)。

 より早く走ったり、高い所の景色を見たり、時にはスタントで大破するのも経験したい(愛を知る、千人切り、義を選んで自殺)


 ガソリンが尽きるか、車が大破すれば人は新車に乗り換える(輪廻転生)。


 人によっては愛着ある中古車を買ったり、相乗りしようとする(戦争や不慮の死による子供への憑依=悪霊)


 車から見た幸せは、必ずしも運転手の幸せには繋がらない(★幸福も不幸も魂に依存する★)。


 耐久性のあるタイヤ、綺麗なオイル管理自体は「色々な経験がしたい運転手の幸せ」ではない(金や名誉)。

 だが、車だと思い込んでいる視点では良い車環境こそが最善と誤解している。


 最善のメンテナンスができても、真っ暗闇で危険でつまらなそうな山に向かうなら、逆にハンドルを切るだろう(金持ちでも魂の最善とは限らない)。


 ポンコツ車種でも、運転手の希望に従って適切に移動してくれるなら、自然と踏むアクセルは強くなるだろう(潜在スキル覚醒)。




 車の視点では、運転手の意思をくみ取り、それに全力で従うこと、または協力する姿勢を見せることが人類発展の最善と考える。



 デモクリトスの「幸福も不幸も魂に依存する」をこちらで解釈すると、

 魂の幸せは、人の幸せとは一致しない。

 魂の善は、人助けや金持ちとは限らない。こちらでは違法である=悪が魂の善である場合があるからだ。


 












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