表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

323/833

22-26  なろう転生の奴隷少女を考える⑦ 奴隷制度→権利平等の現代→2040年、魂ガチャによる格差制度再来?

22-26  なろう転生の奴隷少女を考える⑦ 奴隷制度→権利平等の現代→2040年、魂ガチャによる格差制度再来?


 奴隷制度によって、生まれながらに人生が決まる(自由が狭まる)時代があった。


 現代は一部の国を除いて、才能や努力があれば生まれに関係なく仕事が取れる時代になった。


 だが、霊界の研究と承認、活用の時代がくると逆戻りするのだ。



 人は生まれながらに人生が決まる単発ガチャの時代が来る。






 簡単にいうと、人は生まれた時点で付属する前世が確定していて、それで能力の限界値が決まってしまう。


 ファイアーエムブレムやスパロボのように、成長率や成長限界値が決まっているのであれば、

 熟練したプレイヤーならwikiで能力を吟味してキャラを効率よく取捨するだろう。

 成長率が悪く、後半は使い物にならないおっさんジェイガンは最初から育成せず他にEXPを回した方がより効率的なのだ。



 国益を最大化するなら、国は前世診断によって教育の取捨を行うことになる。


 当たり前の話だが、今現在は個人の潜在スキルの数値化(ステータスオープン)はできない。早くても40年後だ。

 いわば、新作ゲームにおけるwikiが見れない初見プレイとなる。この場合は、おっさんジェイガンが強そうだからとせっせと強化するだろう。後になって後悔するのだが…

 wikiが見れる時代が来れば、親は勿論家族や団体、強いては国が生まれた赤子のステータスを見たがるようになる。

 企業面接における、履歴書の特技や学歴よりもはるかに信用できる数値である。




 これが数値化されて公表されようものなら、恐ろしい地獄絵図が待っているのは分かるだろうか?





 そう、エリート(前世SSR)は良い教育と待遇を受け、ゴミ(前世N)は制限がかかる。だって上限低いんだもの。



 生まれながらに人生が決まってしまう、そんな時代に逆戻りする、そう直感が伝えてきたのだ。


 昔の奴隷制度との違いは、生まれた家系や人種ではなく、生まれた後の前世診断結果で格差が生まれるということだ。

 どの場所、どの家系、どの人種に生まれようが関係ない。生まれた後の前世魂ガチャの2発の良し悪しで、その先100年の運命が決まってしまう。

 ※2発なのは血族の魂と時間超越の魂の2つが最低引けるからだ。稀に3つ以上引けちゃう極運もいる



 だから、今のダウン症のように染色体異常で苦しむ未来が分かっている胎児を堕胎することが起きる時代になる。悲しいことに、前世診断は生まれてから出ないとまず分からないのだ。もし父や母の視点で、「あなたの子の前世は最低のNです。生涯年収二千万です」と言われて、産むことを選ぶだろうか?


 80年後には前世診断の精度が上がって赤子の時点で8割以上の精度でできるようになる。

 今読んでいる世代は60年後がギリギリであり、そこまでに限った話をしよう。



 40年後あたりで可能な前世診断方法は、今のダライ・ラマ方式である。

 意思判断ができるようになる、3歳~5歳から診断する。まだ国が義務化するわけではなく、企業が高額で引き受けるビジネスとして最初は運営される。値段は恐らく、1診断200万円以上。

 それでも富裕層はわが子の未来と幸せの最大化のために、出費は惜しまないだろう。ある程度時代が経って、法整備と競争が進んだ後は、1診断5万円以下で受けられるようになる。


 この前世診断の流通と発展は、今の日本人のなろう転生支援と研究の声がどれだけ大きいかで時期が変わる。最悪、独裁国家に先に価値を見出して、人権無視で裏研究された場合は未来が変わるだろう。


 そうならないために、日本でなろう転生を発展させよう!


 自分がこの未来を直感した時、嬉しさよりもプレッシャーが大きかった。いづれ来る産業革命の前に、知ってしまった10年前のただの人だからだ。情報はSNSであっという間に広まる今である。日本とチベットが先を行っているが、いつ追い抜かれるか分からない。ちゃんと法整備して、日本主導で平和に管理できるように特許なり仕組みをしっかりと確立させることで、安心できる。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ