22-17. 現代でギロチンされたら目パチパチしてと頼めるか?
22-17. 現代でギロチンされたら目パチパチしてと頼めるか?
先進国では人権的に無理である。
一部の独裁国家が、領土拡大における民族浄化で消したいときに実験材料にはできるだろう。
臨死体験を再現し、研究するために死んでくれ。
そんな教授がいたら、助手は逃げ出すだろう。
治験としてアルバイト募集する時に、一筆書いて仮死状態になってもらいます!時給1万円!と出しても誰も来ないはずだ。
もし可能なのでれば、末期がんで既に余命が決まっている患者に協力してもらい、研究のために記録を協力するというものだ。
フランス革命時に処刑が決まった研究者が、ギロチンで首が離された後に目パチで返事する実験を行ったのに似ている。
現代で超常現象がビジネスとして成り立っているのは、未知であり不安であるからである。
もし、現代で「錬金術師に出資して!」とクラウド募集があったとしても、物好き以外は協力しないだろう。賢者の石なんてものは科学的に作ることは不可能で、ただのイカれた奴の妄想でしかない。
同じように、もし霊界の存在が判明し、研究が進んで仕組みが解明されたら占いビジネスはどうなるか?
錬金術師の抵抗と同じく、その手の業界の人は「霊界の存在の証明」を妨害する側に回るだろう。
解明されるほど、食い扶持がなくなるのだから、職業を奪う悪魔に見える。
だから権力あるビジネス団体や宗教組織は、霊界の存在の証明は避ける、むしろ妨害するのだ。
一度解明されてしまったら、後は衰退を見越して転職、別のビジネスを始めるしかない。だがこれは産業革命やIT革命でも同じように大量廃業が伴っている。
進化論的に言えば、環境が変わって淘汰されることで進化が促される。それは火山噴火しかり、隕石落下しかりである。
霊界の証明というのは、唯物論一辺倒の主義を否定するところから始まる。
いきなりアカシック凄い!転生すごい!ではなく、「唯物論では説明しきれない領域が あ る」
これだけでよい。そして、臨死体験による情報取得と歴史修正(歴史の元素表化)が一つのブームになる。
もう一つは前世の活用。良い前世の能力を赤子の段階で把握し親と国が支援する。
チベットではもう200年前からそれを国是として実践し、国民が支持している先進国である。
こちらに関しては、すぐに証明することは難しい。だが、人体実験の必要が少ないので、一般普及は早いと考える。今の占いビジネスに近い。
日本はなろう転生の流行と輸出を見る通り、転生へのイメージのハードルが極めて低い。
思想として何十年も育まれた文化から、研究までの道のりは早いはず。
しかし、臨死という人権にかかわるならお隣C国が最有力になってしまう。
それを見事に解決できる案が見つかればよいが、自分にはまだ分からない。
死が近い人にドナー登録のように一筆書いてもらって協力する、それの繰り返しでは他国に負けてしまう。
だからと言って、健康な若人を意図させて他殺・自殺させるのも倫理的にヤバい。
わかっているのは、奇跡の暴力で学会に認めさせる一番の近道がコレなのだ。
良い案が浮かんだら、また書いてみようと思う。




