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22-9.  法の下の対等!? 平等に戦え!!  対等と対等、差別と区別を考える

22-9.  法の下の対等!? 平等に戦え!!  対等と対等、差別と区別を考える


 平等と対等、差別と区別について考える。



 平等は、個を配慮せず均一に与えたり課す行為


 対等は、個を配慮した均一にするための行為


 差別は、平等や対等を無視した集団による不当な扱い


 区別は、全他のための効率化


 と自分は考える。


 親子の野球観戦と食料分配で例える


 ①平等

  親子観戦: 全員に同じ足場を置く。両親は無くても観戦できるが、子は届かなくて見えない

  食料分配: 体格に関係なく、赤子からお年寄りまで毎日500gのパンが与えられる



 ②対等

  親子観戦: 全員が観戦できるように、両親はそのまま、子供たちは多くの足場を置く

  食料分配: 平均体重から、体重に比例してパンを与える



 ③差別

  親子観戦: 肌の色から、チケットを買ったのに入場させてもらえない

  食料分配: 配給担当が仲の悪い人に、意図的に食料配給しなかった



 ③区別

  親子観戦: 感染防止のため、体温が高温と判定された子が入場拒否された

  食料分配: 全員が承認したルールに従い、瀕死で助からない人の食料配給を止めた



 平等とは個に関係なく一律同じ条件で恩恵を与え、義務を課す。兵役や定額給付金がそれに近い。これはシンプルにイメージしやすいだろう。徒競走における「スタートラインが同じ」だろう。


 次に対等。これは足かせを加えて個の差を埋めて均一にする。累進課税のような、稼いでいる人ほど納税させて、低所得者に分配する仕組みであり、男女平等という言葉で使われる。

 「ゴールを同じにする」ために、個々の記録からスタートラインを調整する。チーターと人間の競争バラエティ番組なら、チーターは人間の三倍後ろからスタートして、ゴールギリギリの演出を見せるだろう。


 差別。BLMとかが非常にわかりやすいが、肌の色だけで見下したり卑下したりいじめたりする行為である。本人の能力や意思に関係なく、複数が行う場合に発生する。恐らく1人では差別とは言えない。99人が普通に暮らしてて、Aだけ「Bはクソだ!」と変な暴力を振っても、Aが変な人と避けられるだけである。複数が一人または複数を条件なく卑下、差をつけると考えてよい。

 徒競走における、黒人だから無条件で参加させないことである。



 区別。これは差別と間違われやすいが、「ルールに基づいた効率的な全体のための仕分け」と考える。お風呂でタトゥーお断りで善良な外国人が差別された!と言われる問題がコレだ。次の話で詳しく考えてみよう。

 徒競走における、パラリンピックが近い。身体障害によって正常な人とは競えないが、同じ境遇の人で競うことができる。その場合は、区別するための条件を明確にし、オリンピック委員会が承認する必要がある(大衆が認める事)。






 まとめ


①平等は、個に関係なく同じ量を課し与える


②対等は、個を配慮した結果が同じになるようにする調整だ


③差別は、団体がルールなく差をつける行為だ


④区別は、認められたルールに従って全体の善のための調整だ

















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