22-6. なろう考察: はらませゴブリンに人権はあるか? 西欧人のインディアン奴隷化と思想
22-6. なろう考察: はらませゴブリンに人権はあるか? 西欧人のインディアン奴隷化と思想
ゴブリン殺すべし!人権などない!
となろう作中ではザコかつ、やられ役として蚊を叩くように倒されるゴブリン。
読者はごく当たり前の娯楽のように考えているが、疑問に思ったことはないだろうか?
孕ませられるゴブリンは、人間とどう違うのか?
Youtubeのミストチャンネルでは、わかりやすく面白く解説している。
https://youtu.be/tAob5zub8Ug
人間と動物の子供は生まれる?【科学的解説】 ミストちゃんねる
ヒトと別種の交配は現代ではできないが、ウマとロバの雑種等は現代でもある。
品種、亜種、種と多少ズレても交配できるのだが、果たして人間とゴブリンで生まれる状態だとどうなるのか?
ぞっとする話だが、300年ほど前のアメリカ大陸ではC教が人類平等を叫びながら、黒人を同齢扱いした。
何故か?
それは、「人類皆平等だが白色人種以外はヒトではない動物」と定めてしまったからだ。
BLMが叫ばれる中、こんなことをC教が続けていたらもう恐ろしいことになっているだろう。
だが当時、原住民を排除するための口実として作られた「宗教が決めた虐殺法律」である。
アメリカ大陸の広大な土地、豊富な資源、水があり、平和に暮らしていたインディアン人を排除して富を独占しようとしたのがイギリスフランスである。
そして、奴隷貿易と原住民虐殺と強制移住(住めない北へ一括移動)させた。
その結果、チート国家が生まれた。地政学を少しでも知っているなら、リアルなろうだと分かるだろう。
アメリカ無双 ~高い軍事技術を持ちながら豊富すぎる資源を手に入れてしまった南下しちゃいました?~
それに生じた犠牲は、平和を望む原住民インディアンの虐殺と奴隷化である。当たり前だが、アメリカの教育では、黒人に文明を教えてやった感謝しろ!という内容で、その被害を明示することはない。アメリカ左派は、隠すな!というが、当然愛国心をそがれる違法行為は当然隠すのだ。
西欧の人は、黒人のインディアンを人間扱いしなかった。
でも、交配すれば当然混血児が生まれる。ヒトの定義は何か?色々あるだろうが自分はこう考える。
交配して種が生まれるかどうか。
肌の色、地域、時代は関係ない。ヒト、ホモサピエンス種が交配して生まれるならどちらもヒトであり、平等である。
あれ、じゃあゴブリンは?
そう、見た目は色々違えど、サルやボノボ以上にヒトに限りなく近いDNAを持っていると言えよう。
※ゴブリン自体は異種族交配できるような特殊DNAを持っている可能性はある
生まれた子が、100%ゴブリンのDNAなら、そりゃもう受精時にカッコウのような托卵?DNAを半々で混ぜない特殊な統合をするのかもしれない。現代ではまあ考えられないが。
その可能性を除外すると、ゴブリンはヒトに限りなく近い種であり、交配ができている。
なろうでゴブリンを蚊を叩き潰すように倒している。それを当たり前に読んでい人は気づいていない。
現代でいうなら、ヒトの肌が違う人間を見た目が醜いからと法を適用せずに殺しているのと同じである。
冷静に考えれば、その当時の法に従ってゴブリンを裁くべきであり、窃盗や強姦などで対応するのが正しいのではないか?
ゴブリンを真顔で潰す行為は、西欧人のインディアン虐殺について平然とやっている思考と似ているのではないか?
もし、なろう読者が大航海時代のアメリカ大陸に到着した指揮官なら、「ゴブリンはヒトじゃない!動物のように奴隷化して売りだせ!」と何も考えずにやってしまうのではないか?




