21-27. 産業革命→IT革命→なろう革命 価値観が資産や知能から、思想と道徳へ
21-27. 産業革命→IT革命→なろう革命 価値観が資産や知能から、思想と道徳へ
幸せの基準はなにか?
ある人は、一定の収入と幸せな家庭を持つと答える。 日本
ある人は、党員と仲良くなって家族と親を守ることと答える。 中国
ある人は、大金持ちになって自由を謳歌すると答える。 アメリカ
ある人は、有名になって稼げる人になると答える。 Youtuber
ある人は、自然と共存して平和に暮らすと答える。 インディアン
幸せの基準は、人が決めている。正確には、時代と地域の住人の思想が決めている。
産業革命以降、資本主義の国では技能を持ち稼いだ者を是として、勤勉に働くことを是としている。
それは間違いないと思う。お金があれば何でも買えるし、やりたいことが阻害されずにできるのだ。
だが、それが限界に達してきていると感じてきている人もいるだろう。宝くじで10億あたった人のうち、どれだけ不幸な死を迎えたか、という話だ。
金持だけ持っている孤独な遺産相続人と、リタイア後に引っ越して山奥で慎ましく暮らす夫妻のどちらが幸せか。
ポカホンタスで調べればわかるが、植民地化時代にはインディアンや黒人含めて「C教がヒトとして扱わず虐殺した」事実がある。インディアンは難破した西欧の人を助けたりしたのに、恩を仇で返すように金品を略奪し、土地も奪った。
幸せの基準を塗り替えたのは、彼らというより宗教だ。民族や自然を愛し共存する共存共栄から、金と暴力で制圧して奪う略奪型に変わった。
日本では戦国時代に入るまでは、武家争い、部族争いをしながらも自然災害の時は助け合って生きてきた。一方、明治維新で文明や火器が入ってから軍部(陸軍)が強くなりすぎて暴走し、米国GHQの教育のもと、資本主義のベースが埋め込まれた。
それでもなお、幸せの基準は「金ではなく愛」が守り切れていると思っている。だが、インディアンのような共存共栄の思想には戻れないのだ。
では、今後の未来はどうなるか?
人間に寄生している意識体(宿る魂)と対話し、共存共栄することである。
自我という名の意識体は、多次元のあらゆる情報を持っている。だがモノへの干渉はできない。
一方ヒトは、元々ここまで知能発達できなかった。脳寄生されることで、個性や嗜好が生まれ、ここまで発展できた。
形式的には人間に寄生した意識体だが、どちらにもメリットはあった。だから、今後超常現象が究明されて、意識体という存在と対話できるようになったら、お互いのために利用しあう、共存する形を取りたい。
簡単に言えば、その人の「好き」を国が支援して適切に配分することだ。
ヒカルの碁で例えるなら、国が小1のヒカルに「SSR藤原佐為に当選しました!!」という通知が来るのだ。赤子の時に健康診断で国が把握しているので、両親の希望があれば前世適性診断書を受け取ることができる。今のマイナンバーとか健康保険的なポジションである。
碁の業界だって、SSR佐為が爆誕するのは数百年に一度のため、企業がこぞってヒカルに連絡してくる。…そんな未来になったら、面白い漫画展開にはならないかもしれない。
現代では意識体は「非表示ミュートsai ※碁への行動だけ直感と情熱が湧く」である。
そして、「自分のことをヒトだと思い込んでいる意識体」としてシャドーハウスのモーフと言っても良い。
意識体の目的は、貴重な経験をして持ち帰る事だ。戦国時代なら、天下泰平であったり、何百討ち取ることかもしれない。現代なら、新しい技術やゲームを作って世に出したり、お互いの愛を知ることかもしれない。とにかく、意識体によって多種多様なのだ。
それを若いうち(早ければ赤子)の段階で知る事が出来たら、どれだけ人生が変わっていただろうか?
30歳以上の人ならわかってくれると思うが、自分が何のために生き、何が好きだったのかは今ならわかるだろう。だが、自我が目覚めた小学校、中二だった中高、色々試行錯誤して失敗する大学、交流が増える社会人、色々経験したうえで「もっと早く出会いたかった」ことは多数あるはずだ。
それを国や企業が、10年早く息子に診断結果を伝えられるなら、いくら出せるか?
その利点を国民に広げ、国家が先に投資して子に施行できれば、真っ先に急成長するだろう。一度成功例があれば、他の国家も手のひらを回して導入することになる。
(まあ、チベットが一番最初なんだけどね)




