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21-27.  黒人と白人で知能に差があるのか? ガチで考えてみる。

21-26.  黒人と白人で知能に差があるのか? ガチで考えてみる。


 このテーマはどこでも炎上しやすい。人種差別として批判されやすいのだ。

 自分は地政学と進化論の観点で、どうなのかをガチで考える。決して差別するつもりはない事を前置きしておく。



 結論から言うと、稼げる賢い自然淘汰と、走れる自然淘汰身の1万年が差を作った。



 アフリカの奥地では、優れた知能よりも身体特徴の優劣で子孫繁栄が直結する。一方、資本主義における稼げる人が家や家族を持ちやすく子孫繁栄に直結する。猿人が最初に生まれて広がった元は、アフリカ大陸である。数万年以上身体的有利性で自然淘汰されたのであれば、顕著に差が出るだろう。

 一方西欧は2500年以上前からあったローマ帝国、この時点で高い教養と教育制度があったことが分かっている。戦争による身体能力は大事であるが、それ以上に新武器の開発や戦術、商売に長けた人が繁栄し、思考面で有利に立てない人は子孫を残せず淘汰される。良い思考・発見ができる土台を持つためには、突然変異による脳のシナプスの伝導率や容量Upが必要である。それを偶然得た子が新商売を閃き、売れて子孫繁栄する。

 数千年の長い交配の結果、知能が高い=突然変異の脳強化の人が残り進化した。


 逆で考えてみる。1万年前のアフリカで脳容量や伝達効率が極端に高いIQ160の人が生まれても、真価を発揮するのに大きな壁がある。衛生面で生存率が高くないことであり、天才赤子側はどうにもできない。また、民族的な視点で教養よりも身体性能を優先するため、彼自身の脳の活用の場が少ないし、気づけない。筋持久力、肺機能が突然変異で効率良くなったら、青年まで生き延びたら反映できるだろう。

 2500年前のローマではどうか。水道が敷かれ、衛生面や教育面の水準が高い。奴隷に生まれたとしても、知能や身体能力で自分を買い戻して自由商売ができる。脳容量アップの突然変異を受けた赤子は、商売で大成功して子孫繁栄できるチャンスがある。身体能力アップの突然変異を受けると、戦争や力作業で有利にはなれるが、武器が充実して「武力より知能」のローマでは子孫は残しづらい。


 出生率と死亡率、その地域の住人(民族)の評価基準(身体or知能)が数千年交配したことで進化したと考える。

 産業革命後の200年では、その進化は誤差であろう。アフリカ奥地でも、スマホ片手に商売できる土台があれば、西欧やアジア、アメリカの知能取捨による進化ができるだろう。数千年かかるが…


 


 ★DNA突然変異で天才や偉人が各地で生まれたら?


 アフリカ奥地では、アインシュタインやバッハの化身が奇跡的に生まれても生存能力が高く運動性能が高くないと子孫を残せない。優れた知能は優先的に残らず、三毛猫のような毛の色のようにランダムに分布するようになる。

 一方西欧の貴族の子にマラソン世界記録2:01:39のエリウドが奇跡的に生まれても、早く走る必要がなく、高い教養と美的センス・美顔が求められる。貴族社会では、そもそも大量出産と取捨選択が行われない。病気や疾患への耐性くらいで、免疫なき子が自然淘汰されるくらいである。

 スポーツ文化がそこまで求められていない中世西欧では、身体能力は三毛猫の毛の色のようにランダムに分布する事になる。

 地域による「民衆の評価による淘汰の違い」が、1万年かけてDNAに刻まれたと自分は考える。

 衛生環境や文化の違いで大量出産する地域では、より取捨される回数が増え、特化する。


 結果、アフリカでは早く長く走れるDNAが残り、西欧では免疫面(黒死病コレラ等)に強いDNAが残った(※残れなかった)。

 大航海時代にアフリカや新大陸アメリカで疫病が持ち込まれて、原住民が苦しんだのもコレである。




 ★脳容量の違い


 男女の脳容量に違いがある。同じ年齢で男性が1350~1500g、女性が1200~1250gというデータだ。

 男は1.5ℓのペットボトルの重さがあり、女は300ml(小型ペット)を抜いた重さと考えてほしい。

 これだけ見て、男は賢くて女はバカととらえる人はいるかもしれないが、自分は違う。

 男は出産できないし、母乳も出ない。内臓に対する痛覚への耐性も女性より低い(出産の痛みに耐えられない)。性の差はDNA構造で物理的に決まっていて、3億年の人類の進化の過程で種の繁栄のために最適化されたのだ。

 遺伝子操作で女性の脳を1600gと男性より増やして繁栄させたらどうなるか?脳のエネルギー消費が急増し、多く食べて寿命が減るかもしれない。脳エネルギーに回したせいで、胎児の未熟児が増えるかもしれない。

 男は空間能力にすぐれ、女性は言語や共感力に優れるという話がある。種の保存のため、マンモスを追いかけて倒す男性の空間認知、村を作って違う家族と一緒に子育てや食事を作って家を守る女性の共感力が必須だったのだ。



 ★知能の差を来るまで例えることができる


 若干スピリチュアルな話をしよう。意識体=魂が人間に寄生して、自分を人間と思うように忘却した「意識寄生論」を主軸に例えてみる。


 人間は、手足が器用で脳容量が多いサルであり、車に例えられる。意識体は、それを運転する運転手であり、自我と思考(嗜好)を持つ。


 2つの車種がある。最高速度は低いが、燃費が良く静かなアフリー。サーキット仕様で爆速のセイオー。レースする舞台が超長距離で荒地のコダイであれば、どちらに乗るだろうか?

 そして、短距離で平坦な整備されたサーキットコース、ゲンダイではどちらのに乗るべきであろうか?


 当然、長距離のコダイではアフリー、サーキットゲンダイではセイオーを選ぶだろう。

 どちらが上か下かではなく、時代の違いで需要が変わったのだ。


 もう一つ例えよう。現代の国別の知能テストで、人種によって平均知能に差が出たとする。

 白人と黒人を無作為に抽出して、1対1の殴り合いサバイバルを数万人行ったらどうなるか?

 おそらく、身体能力に優れた黒人が勝つだろう。

 知能について、白人が少し高いからと言って、その思考が「差別だ!」と叫ぶなら、身体能力面における「差別だ!」は言われないのだろうか?



 この時代が、知能こそ最強という先入観が蔓延しているからだ。

 古代であれば、知能よりも身体能力が優勢であった。その時代に飛ばされたのなら、逆の「差別だ!」が起きる。



 ここまで読んでくれた人ならわかってくれたと思う。

 人種の違いは、民族がどの能力を評価した残したかの違いであって、知能は絶対評価ではないのだ。現代が知能至上主義で、暴力(兵器開発や戦術)で勝者が弱者をジェノサイドできるのが原因である。


 大航海時代前のアメリカ大陸のインディアンたちは、自然を大切にした共存共栄で慎ましく暮らしてきた。彼らは銃や戦争を好まない平和な民族だ。彼らはその生活が苦痛で不幸せと感じただろうか?奴隷貿易と銃の混入で民族間の紛争が増え、混乱の時代に入った。道徳や身体能力で進化してきた地域が、知能と武力で進化してきた民族によって「評価の侵略」が行われた時代に入る。

 平和的解決を望んでも、やつらは銃で抹殺してくる。


 霊的存在が認められて、精神面の評価が上がった時に、知能至上主義に変化が来るはずだ。資本主義と武力の時代、果たして人々は幸せに思うようになったのだろうか?平和に暮らしていたインディアンよりも悪くなっているのではないか?




 まとめ


・人種によって身体能力や知能の差はある。それは民族が評価した取捨選択による進化だ


・現代は兵器暴力による知能至上主義であるが、ある時評価は覆る









 どの車種を選んでも、運転手の操作は基本変わらない。同じペダル踏み込みでも、2つの車の加速度は違ってくる。





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