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21-25.  知能は遺伝か? バッハ、室伏、日本リーマン、ケニア族長の均一教育実験!

21-25.  知能は遺伝か? バッハ、室伏、日本リーマン、ケニア族長の均一教育実験!


 https://youtu.be/IEFeXWpgiaw?t=1992

 岡田斗司夫ゼミ#161(2017.1)遺伝格差時代到来! 能力は生まれる前から決まっているのか? 受け継いだ特異な遺伝1%があれば99%の努力は必要ないのか? 対談・安藤寿康(行動遺伝学者)


 https://dot.asahi.com/aera/2019072400072.html?page=1

 数学は87%、IQは66%、収入は59%が遺伝の影響! 驚きの最新研究結果とは



 体重や8割遺伝、指紋は97%遺伝であり、生まれながらに避けられない。

 さらに、両親や祖先が特定部位のガンで亡くなっていたのであれば、はやり子も孫も遺伝的にガンのリスクが高くなってしまう。背がとても低い二人の子であれば、いくら牛乳を飲む努力をしても報われないだろう。


 では、学習面、精神面といった身体に影響が出ない項目はどうか?


 音楽や執筆や数学はなんと80%遺伝と出ていた。

 「バッハの一族からは50人を超える音楽家が輩出し、16世紀半ばから約200年にわたって栄えた。陸上ハンマー投げの室伏広治さん一家、宮里藍さんらゴルフの宮里ファミリー、故・山本KID徳郁さんらレスリングの山本ファミリーなども分かりやすい事例だろう。」



 意識寄生論を支持する自分は、遺伝(DNA)と精神面は関係ない、と考える。

 民族性、歴代一族による微細な特性遺伝はあるが、誤差の範囲(49%~51%)と考える。


 車で例えるなら、スポーツ選手の子は身体性能が優れたDNAを持っている可能性が高い。だから、高負荷のトレーニングに耐えられる。さらに、子は親の試合や裏舞台を見てマネする。親は子を同じスポーツを目指す英才教育をする(資金潤沢)。

 結果、他のサラリーマンの子と比べて早く才能を開花して、スポーツ一族として伝わる。


 同様に、作曲家の息子は親の優れた音感組織を持つDNAを継ぎやすい。子は親を見てマネして、親は子に潤沢な資金で教育する。結果、8割の遺伝関連性と出る。



 ここで思考実験をしてみよう。バッハ本人と息子と孫、室伏の息子と孫、一般日本サラリーマンと息子と孫、ケニアの村長と息子と孫、この12人を同一の1歳から中学校一年生まで、分野別軍隊訓練を行うとする。遺伝の優勢劣勢はランダムとする。

 ※差別的な解釈はないことを事前に書き残しておく。知能の優劣ではなく、国や時代が何を残したかの選択の結果と考える



 両親との関連を絶ち、全く同じ条件の食事、思想教育、身体測定を行う。数学、文学、音楽、ハンマー投げ、マラソン、水泳、生ワカメだけで生存競争、これらを均一して訓練とテストする。


 子や孫は、自由恋愛によるランダム配偶者として扱う。音楽化の結婚は音楽化好き同士という文化があったとしても、それでは遺伝性的に寄ってしまうので除外する。ただし、同一の時代、同一の国家内で結婚する。移民が多い地域ではなく、島国などの隔離された地域とする。

 すると、才能を持って評価された人の子は50%、孫は25%で優秀器官DNAを引き継ぐ。外国人の結婚は対象外とするため、地域性を持つ特性は維持される。




 ①生ワカメだけで生存競争

  優勝: 日本リーマンの親子孫 > 室伏孫>子>親

  無理ゲー: ケニア族長、バッハ親子孫


  生ワカメの分解酵素を持つのは日本民族だけであり、1万年かけてワカメで飢えをしのげた遺伝子異常者が生き残り進化した。分解酵素を持たない外国人は、いくら努力しても消化できない。毒ガスの耐久訓練とは違い、免疫や訓練などの繰り返しでどうにかなるものではない。室伏はハーフのため、分解酵素の点では若干不利だが、子や孫に世代になると他の日本女性遺伝子を継ぐので有利になる。



 ②水泳

  優勝: 日本リーマン、バッハ親子孫

  きつい: 室伏親<子<孫

  無理ゲー: ケニア族長親子孫


  水泳の特性は、筋肉質で水に浮くか、高身長で水の抵抗が大きいかで決まる。走って飛ぶ才能を持つ若人が評価され繫栄できたケニア族は、生き残ったどの一族も筋肉質で高身長なDNAが維持されている。子も孫も近いDNAで遺伝するため、親子孫で泳げない(沈んでしまう)。ちゃんこ食いまくりで脂肪とって浮かせても、やせ型DNAのため長持ちしない。

 室伏一族は、高身長のDNAを持ち、子や孫に継がれるうちに日本平均の170センチに近い配偶者と結ばれ、次第に170センチで筋肉質ではない遺伝を引き継ぎやすくなる。そのため、孫ほど水泳の才がある。

 日本リーマンとバッハは平均身長で平均脂肪、つまり泳ぎに適したDNAと言える。バッハのいた西欧の食生活や筋肉質は予測できないが、鍛えれば耐えうると予測する。


 

 ③マラソン

  優勝: ケニア族長親子孫

  若干有利: 室伏親>子>孫 

  きつい:日本リーマン、バッハ親子孫


  一目瞭然の結果に。肺機能、筋持久力、軽量化。それらを民族の繁殖のキーとして一万年進化してきたケニア族がぶっちぎりで勝つだろう。子も孫が同じ国の別族と交配したら、同様に走る飛ぶに優れた若人を選んで来ているため、同じ結果になると予測する。

 他は肺機能の優れた室伏一家に微有利がつくかもしれない。子と孫は、一般日本人の平均身体能力を継ぐため、徐々に不利になる(筋肉質ではない)に戻ると考える。リーマンバッハは、一般的な身体なため同点とした。ただ、バッハ一族は音楽に優れた器官を継いだため、身体系のDNAは若干下げられている可能性がある(サヴァン症候群参照)。



 ④音楽

  優勝: バッハ親>子>孫

  どっちつかず: 室伏、日本リーマン、ケニア族長親子孫


  バッハ本人が優勝する。絶対音感や優れた聴覚DNAを引き継いだ、もしくは突然変異で獲得した個体である。同じ西欧国家で、交配した子や孫により、聴覚器官DNAは徐々に一般的に戻ると考える。他3人の一族は、音楽関連の優位性なく育って進化してきたので、均一とする。



 ⑤ハンマー投げ

  優勝: 室伏親>子>孫

  どっちつかず: バッハ、日本リーマン

  若干不利?: ケニア族長親子孫


 室伏優勝。子や孫は、優れた代謝の筋肉質DNA、瞬発力に特化した筋耐久力を徐々に失う。ケニア族長に関してはかなり悩んだ。長距離走は、高い筋持久力が求められ、瞬発性は求められない。一方、跳躍と高さは足の瞬発力を求められる。好成績の部族が繁殖して進化したため、それに特化したDNAを持つ。

 では腕力はどうか?長距離を走るために、足以外の上の部分は極力そぎ落とした軽量化が選ばれるはずである。つまり、腕の筋力がなく軽いほうが有利なのだと。

 突然変異でケニア族長の息子が室伏上腕筋肉DNAになったとする。ハンマー投げやBIG3はぶっちぎりだろうが、ケニア民族の誇りである走りで見たら、重すぎる上腕のため長距離が走れず、当然族長や女性に評価されず淘汰される(繁殖できずその代で滅びる)。

 

 上半身の瞬間爆発力で評価するなら、遺伝的にケニア部族が不利になると考える。



 ⑥数学 ⑦文学

  どっちつかず: 室伏、バッハ、日本リーマン親子孫

  若干不利?: ケニア族長親子孫


 地域によって知能に差があるのか。この判断はとても難しいので、次回考えることにする。

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