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21-22.  転生を思い出したら窒息死!バスごと転生、バトロワまじかよ ~陰キャの俺の生存戦略~

21-22.  転生を思い出したら窒息死!バスごと転生、バトロワまじかよ ~陰キャの俺の生存戦略~


 あらすじ: 中3の修学旅行で20人乗せたバスが落雷で影に転落し、全員死んだ。天使は哀れみ、一人だけ生き返らせようと三途の川の前で説明する。「魔法が使える異世界に全員転生して、生き残った一人だけ地球に戻します。持っていけるものは一つだけ。これまでの記憶は消しますが、転生を思い出したら自死しますのでご注意を」。ザワザワ…。

 大将中西「スマホ持ってくぜ!狩場先に見つけてくる、じゃあな!」委員長河野愛理「ソーラーバッテリ持っていくわ。私を見つけてね」野球部田中義男「バッドに釘打って持ってく!悪いが勝つ」次々にバスから降りてワープするクラス仲間。陰キャの俺、立川実は最後まで残り、手書きのメモだけ持っていった。

 立川実は「異国者を追え。予兆は真実。薬はぎまん」ハサミで指先を切って、血で文字を書き残したメモを持っていった。異世界は中世で、皆は半径50キロの円の中でお互い離れてランダムに配置された。言葉が一緒だが、農民の服装は質素で俺たちは目立っていた。何に記憶も残っていない。ただ、呪文を唱えると魔法が使えるようだった。


 野宿した転生2日目、派手な魔法音で目が覚める。遠方で火柱と雷が立ち上がり、急いで向かうと数十人が殺し合いをしている。メモにある異国者に間違いはない。農民たちとはかけ離れた清潔さと複雑な構造の服を着ている。数人を魔法で殺した男性は、叫びながら喉をかきむしり死んでいった。「俺たちはハメられた!前の自分を思い出すな!糞が!!」


 静観していた俺や他の女性男性は、悩みこむように数秒硬直し、半数は苦しみだした。俺はとっさに血で書かれたメモを読み返す。異国者の彼の言葉は真実、そして薬はぎまん? 考え出して苦しんで死んでいく人たち。おれは、考えることをやめ、戦場から逃げ出した。





 200文字くらいのあっさりしたなろう展開考えたが、長すぎたので2つに分割した。


 さて、霊界の存在の証明は現在されていない。だが、2100年までには、存在が明かされて一般市民が利用できると直感で予測している。

 はたして、意識体の皆様方は、この未来を許してくれるのか、というのが今回のテーマだ。



 とあるシミュレーションゲーム(FEとかスパロボとか)を遊んでいたとする。とあるアイテムを取得すると、主人公たちはプレイヤー(操作している人間)がいると疑い始めて、その話や考察をしはじめる。それ以降、使えるスキルや能力が激変した。プレイヤーは新しい価値観による激変により、未回収のイベントが回収できなくなった。


 現代の超常現象は、占いや宗教などの稼ぎ頭として人類に貢献している。それが科学のような確定事項によって体系化、文章化されたら一部は廃業に追い込まれるだろう。不明瞭だったからこそ、人は不安になり、救いを求めて集まり金が生まれる。明瞭化によって、それらが嘘だとバレてしまうのだ。

 江戸時代、ころり(コレラ)が流行した時に、牛の頭を置いたり魔よけのお札を置くことで人々の不安を抑えた(※効果なし)。それで稼いで生計を立てた人にとっては、現代の科学によって職業がなくなっていただろう。現代人は、牛の頭を置くことで感染率が減るなんて思わないからだ。教育が行き届いていない奥地の限界集落なら、ギリギリ信仰として残っているかもしれないが…。



 霊界にとって、この曖昧な超常現象を確定化させることは、新しいイベントの発生と、今後イベント回収できないことの両方が起きる。ゲームのプレイヤーからすれば、判断は簡単だ。





 イベント進行で回収できない武器やイベントがなくなったら、先に進める。未回収があればロードしてやり直す、である。




 もし、40年以内に霊界の存在が確定して「現代転生ブーム」が起きたとすると、それは霊界側が許可したことになる。もし許可していなかった場合は、脳を何かしら操作してイベント発生しないように止めに来るだろう。


 ターミネーター2の液体金属のヤツの見えない版である。不安要素を消すことで、霊界判明の時期を遅らせるのだ。コップの水を入れ続けたら溢れるように、必ず霊界解明のタイミングは訪れる。それをどれだけ遅らせるかは、彼ら次第なのである。

 エレンがどの時期に窮地に陥らせて、どの時期に歩かせて、どの時期に終わらせるかを決めている感じだろうか。



 5年以内に、こういった「ガチ現代転生の考察Youtuberや小説」が急増したら、自分は霊界が許可したと解釈する。もしなろうジャンルに何も変化が起きていないのであれば、それはまだ早いと解釈する。



 正直、このまま日本が希望なく沈み続けるのは悲しいのだ。白紙の日本にしかできないことを、させてほしい。イギリスの産業革命、アメリカのIT革命、日本のなろう革命。


 自分は死ぬまでにステータスオープンを見届けたい!そのために命を張ろう。

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