21-12. 魂=意識体は「地球外生命体」なのか? Yes! 他人に希望を託して死ぬ衝動のことを|他駆須《たくす》
21-12. 魂=意識体は「地球外生命体」なのか? Yes! 他人に希望を託して死ぬ衝動のことを他駆須
よくあるカルト的なオカルトでは、宇宙人やタイムマシンなどの地球外生命体の存在を妄想したりする。
意識体は、それに該当するか? と言うと難しい。
地球にない生命体(動くもの)ではあるが、実体がない。宇宙人と聞くと、目がデカくて緑色、手が細いイメージがあり、必ず実体を伴っている。
実態が伴わない超常現象は、ユーレイ(霊)であり、それらは触れる事が出来ず、透明な白いモヤやこっそり聞こえちゃう声だったりする。
意識体は、非表示ミュートsaiと例えた。
意識体は、全知無動のユーレイであり、地球外生命体に含めても良い気がする。
ただし意識体は実体を持たず、一部の生命体の脳に僅かに干渉できる寄生生物である。
ウイルスを生命体と呼ぶかどうかに似ているかもしれない。
意識体は、たしかに存在するが、基本的にモノには干渉できない。
干渉するために、何かしらの生物の心臓や脳という媒体が必要となる。
その媒体を通して、特定の生物に寄生して影響を与えて操作する。
その媒体で使用するのが、情熱である。
意識体に寄生された人間は、本来の生物から離れた行動をとる。
ハリガネムシに寄生されたカマキリは、死の水面に魅了されて飛び込んで死ぬ。
意識体に寄生された人間は、血のつながっていない他人に情熱と感動を託して死ぬ。
この他人に希望を託して死ぬ衝動のことを、自分は他駆須と定義する。
「他」人に「駆」られる衝動をもとめる(必要とする)=須と良い語呂である。
これは本来の人類、いや生物が持ち合わせていないDNAである。
血族である子や親族ならまだしも、まったく関係ない同種に希望を託して死ぬのだ。交配して死ぬカマキリオスや、出産して餓死しして栄養分になるサケ夫妻に近いかもしれない。
この他駆須の現象をなぜ意識体は用意したのか?
それは、神のトロコンに適していたと考える。これがなく、ただ野心のまま行動したり、親族企業のように縦つながりで反映しようとすれば、それは非合理的である。その能力に長けた者同士で、情報交換して引き継ぐこと。死してもなお、託したいと思うリトマス試験紙を用意する事で、より発展し、霊的進化=経験をすることができると判断したのだと思う。
情熱のままに他駆須、それは誰もが持っていて気づかないものだ。




