21-2. 進化論から意識寄生論へ
21-2. 進化論から意識寄生論へ
意識寄生論とは、意識体(自我や思考を司る魂)がホモサピエンス種に寄生して行動を乗っ取っている説である。
ダーヴィンの進化論では、遺伝子異常と修復によって10万分の1で変異し、その環境に適した自然淘汰を進化と呼んでいる。
人類は、サルから知能あるホモサピエンスの中間が化石として残っていないミッシングリンクがある。本来は、DNAによる進化の過程が必ずあるのに、人類にはそれがない。
生物学ではそれらを、宇宙人による技術介入や創造主GODの影響と考えている。
人類が仮説や道具を操って束ねた歴史はせいぜい5000年前である。10万分の1の変異の繰り返しによる変化スピードでは追いつけない進化である。なぜそんなことができたのか?
それは、ある程度の脳容量を持つ生物に寄生した意識体がいたからである。
人はそれを、魂と読んだり、自我と呼んだりしている。総じて、それは人類特有の叡智であり、人間が持つ特性として語り継がれてきた。
だが実態は、「自分を人間だと思い込ませている一般意識体」なのである。1億年まえくらいから、地球の600ミリリットル以上脳みそがあるサルに進化した時点で、異星生命体の意識体はホモサピエンスの脳を乗っ取って個性や性癖を作り上げた。これらはあらゆる哺乳類にはないモノだ。
それは人間だから持っているのではない。意識体が霊的進化という目的のために用意された特性である。もし、意識体がホモサピエンスの脳を乗っ取っていなければ、サルゴリラの延長として野性的な生活を続けて、あと2億年以上かけてゆっくり進化していっただろう。
神は経験のトロコンのため、DNA変異による進化を待てず、意識体がホモサピエンスを乗っ取ることで、急激な技術革命と進化を遂げ、数億年の時短に成功した。
人間が思い込んでいる、人の叡智というのは勘違いで、実際は意識体の叡智と進化である。
この意識寄生論は、批判されたのち埋葬されるだろう。こんな暴論を人類が受け入れられるはずがない。キリスト教信者が、アダムとイブ、天動説やキリストの存在を否定するようなものである。現代の魔女狩りと異端審問が始まる。
だが、霊界の存在が認められ、叡智に触れる機会が増えると次第にそれは現実となり、戦争となるだろう。その暴走も、霊的進化の一つとして経験になる。
宇宙人説、タイムスリップといった非科学的なものは排除し、唯物論として人類は研究する時代になる。カントの呪いを解き、自我や意識の学問が進み、なろう小説の妄想が広がる未来があれば、いずれ受け入れられるようになる。
まとめ
・意識体の叡智を、人の叡智だとだまし続けている
・意識体がなければ、賢いサル止まりで数億年かかる
・それを受け入れることは、天動説から地動説以上の暴動と戦争が起きる




