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21-1.  霊界と哲学をどう綺麗にまとめ上げるか? 意識体と人間と脳の占有率

21. 自我はハリガネムシ説。深堀

21-1.  霊界と哲学をどう綺麗にまとめ上げるか? 意識体と人間と脳の占有率



 人間は、自分の意思の元行動して、自分自身を自我のある人間だと自覚している。



 自我というのは「前世を忘れた魂」の意識であって、ホモサピエンスの肉体がもっている者ではないと仮説する。

 魂が入っていない人間には自我がなく、動物同然の行動原理を示す。一種の発狂状態、多重人格状態が、それに近いのではないのだろうか?



 哲学や心理学は2000年以上前から研究されてきた。神学として、人はどう作られ、なぜ生きているのか自問自答した。自分の意識はどこから来て、なぜ考えることができるのか、などなど。


 哲学は一種の、意識体の研究に他ならない。デカルトやカント、ヘーゲル、キルケゴールなど本人の体験から意識の答えを求めて残してきた。



 霊界や魂や守護霊という話を聞くと、スピリチュアルでカルトの領域に入ってしまう。哲学だって、この霊的概念を取り入れている者もいたが、ほとんどはそれらを含まない。

 つまり、霊的思考と哲学は別物だったのだ。




 だが現在、なろう小説の流行と海外輸出が始まり、「輪廻転生」という概念がC教にも普及しつつある。今後の哲学は、霊界を意識したものが出始めると、自分は考えている。

 だが、どうやって証明しようか。それは結局、人からにじみ出る「魂のクセ」を拾って過去の人物と照合せざるを得ない。人、一人一人の細かい情報を残して100年後に参照できるような仕組みを、確立しない限り難しいだろう。

 今の老人の方々から、半生の肉声を残し、それを漫画アニメ化してYoutubeに上げる「我が半生昌チャンネル」、余力があればそれをやってみたい。

 没後、20年過ぎた辺りで青年少年にその動画を見てもらって、何か親近感や違和感を感じるのであれば、それは霊的なつながりがあるかもしれないのだ。



 意識体と人間と脳の占有率について



 今の人類は、自分が自分を100%操作して体を動かしていると思っている。だが、自分はそうは思わない。年齢による差はあるが、35歳以降は8割以上は人間が本来持っていない意識を別から受けていると考えている。人間がもともと持っているのは、生存本能や反射的反応、母性本能などである。それらは多くて2割、それ以外の人間的活動は「寄生した意識体」によるもので、彼らは自分自身を意識体とは思わないように意識の施錠をかけている。


 自分を人間だと思い込んでいる一般ロボット、と同じだ



 違うのは、そのロボットが意図的に自分を忘れたのではなく人間がロボットに自我らしきものを持たせただけだ。人間界では、意識体が意識体を意識する事を忘れさせているため、



 人間だと思い込んでいる一般意識体、となる



 一般意識体の方が叡智を持つ生命体なのに、制約のある人間だと思い込んでいる。もし、意識体が意識体を自覚して、人間を器だと気づいてしまったらどうなるだろうか?


 ただの器で、痛みも嘘で、死という概念は乗り換えに過ぎないと気づいて自傷や自殺、暴挙に出る可能性がある。意識体が目標としている、様々な経験による霊的進化という宿題が終わらないのだ。

 だから、赤子に入る時に「どこまで忘れるのか開始時に選べる」のかもしれない。



 2週目のゲームで、1週目のデータを引き継ぎ、主人公にアイテム持越しや体力+10等の恩恵をポイントを割り振って決めることができるのはよくある。

 それに近い物ではないか、と自分は考える。


 前回は、忘れすぎて貧乏で飢餓死したから、今回はちょっと強めの前世意識を引き継いでこのトロフィー目指そうとか、前回無双しすぎたから今回は謙虚なステータスで始めようとかである。



 この初期ステータスの割り振り一つで、その人の人生が決まると言ってよいのではないか?

 それを国や政府が活用して、意識体の検査と企業マッチングが正確にできたら、世界は変わると思う。




 このエッセイでは、タイムスリップと宇宙人は一切配慮しない!

 あるのは、意識体と人間のコネクション証明と活用だけである。
























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