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5-2. 魂を証明したら、どうやって稼ぐ?

5-2. 魂を証明したら、どうやって稼ぐ?

 では妄想力ある日本人が、5感を超える第六感(魂の観測)の存在を証明できたとしよう。それだけで人類に何の価値があるのだろうか、そしてどうやってビジネスにするのだろうか。


 ①過去を調べて未解決事件を解決する

 ②人の犯罪監視による治安維持

 ③人の前世と特性を分析して、最適解を出す

 ④透視による国家機密情報調査

 ⑤未来の技術を見ても持ち帰る


 魂はアカシックレコードに触れることで過去から未来までの行動と感情を持ち帰ることができる、この前提で話をする。魂を上手に操って情報操作できる熟練者は、アカシックレコードに触れていつどこで誰が何したという情報を持って帰ることができる。①では時効寸前の殺人事件の犯人と証拠の場面を見てきて、証拠品の場所を覚えていく。それを熟練者が調査官に伝えて、とっ捕まえるという寸法だ。

 魂の活用は、最初は国が治安のために使うと予測している。熟練者一人だけの探索では、誤差やうその自白があるため、三人同時に別々で探索して、同時に回答して多数決にするなどの対処は必要だと思う。

 ②の抑止力は恐ろしいことになると思う。罪を一切侵さない人なんていないので、どれだけの重さか対象とするかの線引きは大事になる。凶悪犯罪をしたときに、それをいち早く察知して熟練者が伝えて逮捕する。これらを国家が「凶悪犯罪をアカシックで監視し、即逮捕する」と逮捕までの流れをメディアで広める。そうすると一般市民は、あらゆる犯罪ができなくなるかもしれない。どこから犯罪とするのかの判断がしづらいので、熟練者はどうやって探すのだろうか?

 ③は企業のビジネスとて稼ぐことができる。今の手相占いをより正確に国のお墨付きがついたようなものだ。占い鑑定ではなく「前世調査報告書」のようなものが発行され、マイナンバーに紐づいてその人の前世や得意分野等が羅列した情報がいつでも見られるようになる。国や企業は、それを参考にBtoCで募集を書かけたりでき、本人にも良い結果になるかもしれない。

 ④は国家で戦争が起きるかもしれないヤバい活用法になる。アカシックでは過去であり、特定できるキーワードがあれば基本何でも参照できる。ドラゴンボールの瞬間移動のようなもので、ちゃんと名前や位置やイメージがそろっていればヒュと紹介することができる、曖昧だったり複数あった場合はそれもちゃんと把握しておかないといけない。他国の機密情報が丸見え、大統領の思惑も丸見えになった世界はどうなるのだろうか。

 ⑤は技術革新をさらに急激に伸ばす悪魔の契約になるかもしれない。開発専門技術者がアカシックの熟練者となり、未来の技術や設計書を見てきて、現実でそれを発明するというもの。本来の研究速度では得られない大きな発展が見れるかもしれないが…… ここから地球破滅になるかもしれない。


 アカシックレコードで色々見れるようになったら地球が破滅する!

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