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20-19. チベット「ゲドゥン少年が後継者」 → 中国「ギャルツェン少年が正式」(ゲドゥン少年と後継者探索委員長を拉致監禁) → 中国「彼らは幸せだから邪魔しないでっ言ってるよ」

20-19. チベット「ゲドゥン少年が後継者」 → 中国「ギャルツェン少年が正式」(ゲドゥン少年と後継者探索委員長を拉致監禁) → 中国「彼らは幸せだから邪魔しないでっ言ってるよ」


 これはひどい。



 ウイグル自治区のジェノサイドがアメリカで認定されたニュースを見て、日本人としては、人権を無視した酷い政党だと思っただろう。

 それだけではなかった。1995年の時点で、チベットの掌握と吸収をするために、えげつない事をやっていたのがよくわかった。


 ゲドゥン少年は、ダライ・ラマの転生チェック(杖や数珠を選んだり占ったりの厳正な試験)を通過した正しいき転生者である。一方、中国政府が立てたギャルツェン少年は、中国共産党に染まっている少年である(元チベットにはいたらしい)。


 中国政府は、ゲドゥン少年のみ写真公開し、チベット自治区内では歴代のラマ氏たちを写真で残すのを禁止し、反するものは逮捕して粛清するようだ。


 これだけ見ても、吐き気がするような行為だが、現政権でも踏襲して続けている。


 お約束すぎて悲しくなるが、現代でも捕まったゲドゥン少年と捜索委員長のチャデル氏は生きているとして、中国政府はこうチベットに返答している。



 「幸せに暮らしているから、邪魔しないでくれ」




 もうね、北朝鮮かよと。



 拉致監禁していても、スマホ一つで直接2人と対話して、顔だけでもチベット政府やダライ・ラマ氏に会ってあげればよいのに、それすらしない。

 「生きていて、戻りたくない」という状況報告だけで、顔見みせすらしない。

 悲しいけど、もう亡くなっていたり、洗脳や拷問で別人になっている可能性が高い。

 だから、中国政府は「今の本当のこと」なんてチベット政府に伝える気はないし、伝える余力もないだろう。




 なんでこんな事態になったのか? 簡単に言うなら、領土と水の確保である。


 https://youtu.be/i8xrbogxSPk

 ゆっくり解説 水による中国の世界征服


 チベットは中国の隣国で、長江黄河や他の河川の上流にあたる流域が多く存在する。ダムで上流をせき止めたら、あらゆる国の水を管理する事が出来てしまう。

 電気ガス水道、ガソリンなどの生活インフラを他国が掌握できてしまう。中国の配下となる国にはもう逆らえなくなる。

 だから、水の根源であるチベットが死ぬほど欲しいのだ。


 だから、転生で国王を決めるチベットを掌握するために、傀儡の偽ラマを持ち上げる必要があった。




 これ、カッコウの托卵に似ている。


 ダライ・ラマ    パンチェン・ラマ

  死後        ←占って承認する


       ↓ループ↑


 ダライ・ラマ    パンチェン・ラマ

 占って承認する→     死後 



 こんな感じで、2人の最高位のラマがお互いに没後に転生少年を探し当てて承認する繰り返しで伝統を守ってきた。

 この構造ってDNAの2重らせん構造にも似ていて、片側が寿命で亡くなった時に、もう片方が霊的なパートナーを覚えていて、チベット国内の赤の他人を感性で引き当てる「鍵」として機能している。

 もし、転生と判別を1人でやる場合は非常にもろい構造になってしまう。コドン表にあるUCAGの組み合わせの両方を持つのがDNAで、片側しかないのがRNAと呼ばれる。最近のコロナのようなウイルスが、RNAなので構造がコピー時に狂った場合、それが適当に補完されるために変異しやすい。人間などの生物はDNAで管理して、増殖する時にRNAからもう片方を補完して作っている。



 チベットの霊的転生は「2重らせん構造の補完」で保たれていた。



 だが、チベットとウイグルの土地が欲しい中国共産党は、弾圧し、粛清し、2国の王を乗っ取り、国民を洗脳する方法を選んだ。


 第三者からすれば共産党は悪で、チベットウイグルが正義に見える。



 だが、視点を変えるとそうも言えなくなる。


 例えば、北海道。北のほうはアイヌ民族と国家で支配していた。だが江戸以降、領土拡大として戦争して広げてきた。もしアイヌがチベットと似たような転生信仰があり、屈服せず内部氾濫してきたら政府はどう動いただろうか?

 従わないものの処刑、王のすり替え、民の洗脳、懐柔。支配した者の視点では、文明を与えてあげて向こうも幸せの正義の救済。逆からすれば、弾圧と占領と虐殺だ。

 この中立視線は守らないといけない。



 スマホで手軽に投稿できちゃう現代において、目に見える嘘や虐待を政府レベルでやってしまうと、いつかバレて国連から脱する話になってしまう。





 ★チベットを合法的に奪う方法



 ①ダライ・ラマ、パンチェン・ラマの転生時に傀儡の少年をすり替えて持ち上げる


 ②傀儡の少年が大人になり、もう片方が亡くなった時に、同じように共産党の傀儡を選出する


 ③国民に受け入れられたことを確認し、声明を出す


 ④ラマ2人「「僕たち、私たちは、予言の通り中国と共に歩みます!」」


 ⑤中国政府「えー?我々望んでないけど、そんなに国王が言うなら…じゃあ公平に選挙しましょうね」


 ⑥投票!(裏で中国産集計アプリや郵便投票で操作)「チベットは中国に編入に賛成の票は100.0%でした!」


 ⑦チベットの市民「俺たちは反対に入れたぞ!どうなってんだ、再集計してくれ!」


 ⑧中国政府「もう決まったことなので♪じゃけん。反対する人は粛清しましょうねー」



 

 ロシアのクリミア半島の独立と編入と同じ流れである。アメリカの大統領選挙で、投票機と郵便投票で好きに弄って大逆転したバイデン氏が懐かしい。上位層を掌握し、選挙のシステムを掌握して、国民の民意で選出したという「事実」を造ってしまえば完了だ。


 第二次世界大戦前の1940年から、もう中国のチベット吸収を考えていたのだ。ぞっとする…これは他人事ではなく、中国が勢力を伸ばしたらベトナムインド、朝鮮半島に侵食して、日本にも届くだろう。



 まあ、その前に中国のジェノサイドがバレて、崩壊するんだけどね。

 その混乱で、中国富裕層が日本になだれ込んで中国村なんてできて、また社会福祉で問題ができる。

 バブル期のハワイ購入する日本リーマンみたいなのと逆現象ね。これは10年以内に確定している。


 
















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