20-11. RPGのキャラ視点で、裏ボスを倒すには?② 特化した4人で調整して育成プランを明確にする
20-11. RPGのキャラ視点で、裏ボスを倒すには?② 特化した4人で調整して育成プランを明確にする
ギルド4人はRPGというゲームの中で自我を持ち、プレイヤー=ニンゲンによって作られた存在であることに気づく。
ゲーム二週目に、前世が残した本のメモを発見し、魔術師が世界のコトワリを知る。魔王を軽く倒せる力があったが、途中の遺跡の裏ボスに全滅してリセットしてしまう。
中編: 攻略wikiと効率プレイ
勇者「魔術師が言うには、この世界はニンゲンという存在が作った仮想空間ってことなのか?」
魔術師「呼び方は何でもよいが、私にはそう聞こえた。彼らの目的は、どうやら娯楽だそうな」
格闘家「ニンゲン様ってのも暇だねぇ、こっちはモンスター倒すのに痛い思いしてんのにさぁ。わざわざ私たちを苦しめるためにこんな世界作ったのかぁ?」
勇者「俺は何でモンスターが地域が離れているのに、色違いで酷似しているかずっと気になっていた。だが、ニンゲンという創造主が意図して作ったことは、それらから推測できるな」
魔術師「私たちの意識には、ネットという意思疎通空間とつながっているようで、そこから攻略ウィキを辿って参照できるって直感した。明日から試してみよう」
1か月後
魔術師「攻略ウィキという叡智に我々は触れ、ニンゲンの娯楽の最終目的は、ウラボスという存在を討伐することだとわかった」
魔術師「一人一人が最大ステータスにしてもラスボスにはかなわない。4人がそれぞれ特化して、無駄のないギリギリの調整をすれば、討伐限界ターンの50でピッタリ倒せる計算だ」
魔術師「奇遇にも、我々はまだレベル3。4からの振り分けをきっちりやるために、スケジュールを組んだ」
魔術師「武装やアイテムは、直感で見えた攻略ウィキを書き残した書物を使い、無駄のない効率プレイを目指す、良いね?」
一同「「おー!」」
ウラボス「…マジ暇なんだが!ってか俺、強すぎて誰も来てくれないし、寂しいよ」
魔術師一行「先行!バフ!チャージ!クイック!召喚!フルバースト!一斉にかかれー!!
!」
ウラボス「ふぁっ!?」
魔術師「みんなお疲れ!全敵の討伐のトロフィー、最大ダメ1億トロフィー取得。あとはザコの魔王倒してトロコンだな」
勇者「もう彼女一人だけで良いんじゃないかなぁ…」
END
さて、この例え話で言いたいことは何か。
この効率プレイこそが現代の日本に求められている革命と宗教発生につながるのだ。
魔術師の言葉通り、効率よく特化して、叡智の攻略ウィキを見てウラボスを倒す事。
これは霊界の視点でいうと、創造主がトロコンのために魂を派遣して人間に付随した。
人間は転生時に魂の癖(特性)を持っているが、ごく一部の死の淵族と霊感族を除いて見る感性を忘れてしまっている。
魔術師がネット(叡智)から攻略ウィキ(未来や過去とマップ)の存在を直感(霊感)からくみ取って本に残した。
裏のボスを倒す、トロコンという最終目的にも気づいて、低レベルのギルドで「効率育成環境」を整えた。
ここが一番重要である。
次回後編、現代編。




